サイトのページ数は多い方が良いという点について考えてみる。



やはりホームページは量と質を兼ねそろえるコトが大切。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■比較的、簡単にページ追加できそうな内部ブログの有効活用が最も難しいのです。

 さて、本日は“企業ホームページのページ数”について少し考えてみようと思います。

 僕がホームページ運営サポートの仕事をしている中で“サイトのページ数は多い方が良いのですか?”というご質問を受けるコトがあります。

 そもそも“良い”という意味合いが何を指しているのかにもよりますが、単純にアクセス数がる多くなるかどうかで考えるならば、サイトのボリュームと比例して訪問者の入り口となるページが増えるのですから“正しい”というコトになります。

 同様に、結論から言えば“サイトはページ数が多いほど良い”と誰もが答えられるはずです。

 しかし、ページ数が増えようともその内容に広がりが無いのであれば、キーワードが増えるコトが無いため、アクセス数は思ったほど増えていないという印象を持たれる方もいると思います。

 また、ある程度のアクセス数があるのに全然お客様に繋がらないという思いから、ホームページ運営の意欲を無くされる方もいるはずです。

 要はページの内容がーによってはページ数が多くとも企業ホームページのビジネス面にとっては有効でない場合があるという固とでもあります。

 では、ホームページにおいて“ページ数が多い”という状況にはどのようなものがあるでしょうか?

 考えられるものには次のような場合があります。なお、ページ数を増やす手立てがまちまちなので“50ページ以上のページ数を持つホームページ”という視点で考えていますので、ご理解の上ご覧ください。

・HTMLのみで構成されたホームページ

・HTMLと自動生成のプログラムで構成されたホームページ

・HTMLと内部BLOGで構成されたホームページ

 上記の他にもプログラムだけで構成されたホームページも考えられます。ただ、今回はこの3つのパターンで考えてみるコトにします。

 一見同じように見てしまいがちですが、これらの構成されたホームページを仮に比較するとアクセス数にも違いが出てきます。

 ここで“仮に”としている理由は、同条件であっても今回の記事に参考としたホームページの業種が異なるからで、あくまで参考資料にでしかならなかったからです。

 もちろんネット広告など利用していないコトが条件ですが・・・おそらくアクセス数には次の様な違いが出るのではないでしょうか?

 HTMLのみで構成 = HTMLとプログラムで構成 > HTMLとブログで構成

 これはあくまで“企業ホームページではこの様な傾向がある”という一例であり、SEOの観点から必ずこうなるというコトではありません。

 毎月、多くのご契約企業様のアクセスログを検証していますが、上記のような傾向になるのには理由があります。

 HTMLはもちろんですが、自動生成などのプログラムは物件または商品管理やお客様の声や施工実績などを手軽に更新するためのシステムである場合がほとんどで、その多くはビジネスに直結した情報発信であり、購買意欲などを高めるための情報です。

 そのため、ビジネスに関連するキーワードを増やし強めている傾向があります。

 それに比べて“内部ブログ”は日記やページ誘導のためのお知らせに使われていて、リピーターを獲得するコトに有効であっても新規顧客の獲得(ビジネス)に繋がらない場合が多いという傾向があるようです。

 もちろん著名人のイベント情報などアクセス数が期待できる情報発信もあると思います。

 しかし、そのような場合であってもその他の告知やリンク誘導を行わなければ短時間でのアクセス誘導を見込めるキーワードになっているとは言えません。

 逆に、このようなポイントを踏まえた上で、上手な記事を書かれる方も少なくありません。

 今回のご質問と同じように“ブログ記事は長い方が良いのですか?”というコトを聞かれる方も多いのですが、1番のポイントは“1記事1テーマ”であり、そのテーマをどうするかによってホームページに役立てられるかどうか決まるはずです。

 ブログは書いても意味がないという訳ではなく、せっかく続けて記事を書くコトが出来ているのであればビジネスに繋がるように有効活用しなければもったいないですね・・・というコトなのです。

 もしブログを有効活用できているのであれば、別に長々と文章を書く必要もありませんし・・・と長々いつも書いている当サイトで言っても説得力はないですか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。