会社名で検索して欲しいという点について考えてみる。



会社名で検索されたいなら会社名で有名に?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■“会社名”での検索回数を増やしたいという問題の解決方法をホームページに求めるとは、これいかに?

 “会社名”で検索されたい・・・企業ブランディングを行っていく上で経営者の誰もが願われる思いでしょう。

 弊社の場合では9ヶ月間のアクセスログを集計した結果、“会社名”に関するワードで検索して訪問された回数が、全体の10%程度となっているコトは一昨日の記事にて述べたとおりです。

 また、2013年2月に限れば、会社名に関する検索ワードが占める割合は“8.04%”となっています。

 もちろん“ウォブスタイル”や“スタイルウェブ”等、あからさまに別のサイトを検索しているワードは除いていますが、会社名での検索の中にも間違いなく同名企業やサービス、PCソフト等を検索されている方もいるコトでしょう。

 逆に“web-style”や“ウェブスタイル 福岡”のように弊社のホームページを目指して検索し、訪問されている方もいらっしゃいます。※今回のテーマ上、ダイレクトにアクセスされている場合は別として考えています。

 ここでポイントですが、弊社では特に営業活動や広告活用を行っていません。

 つまり、上記の割合は純粋な口コミ効果による検索回数というコトになります。ご覧になられている方には、この数値には不満だと思われる方もいらっしゃると思いますが、僕は経験上これでも多いと見ています。

 また、業種によって異なるので一概に記事に書きにくいのですが企業ホームページでチラシ等の広告活用をしていない場合、アクセス数と企業名での検索回数は例外なく反比例しているものです。※意図的に特殊な作りをしたサイトは除き、一般論としてご覧下さい。

 イメージは次のような感じです。

月間アクセス数100未満(会社名関係での検索ワードが占める割合:90%~100%)

月間アクセス数100以上200以下(会社名関係での検索ワードが占める割合:70%~90%)

 上記はあくまで一例ですが月間アクセス回数が2,000前後である場合、会社名での検索が検索ワード全体を占める割合は30%を切るようになるのではないでしょうか?

 特に、企業目的が“BtoB”である場合は企業名で検索される機会に恵まれるため、これよりも多い割合となるコトがあるようです。

 さて、ここで問題です・・・今、ちょっと思いついた言葉“んねみぬむ”で検索してみましょう。

 最近では何かしらの検索結果を表示するみたいですが“完全一致”したページは見当たりません。まぁ、2013年3月7日に検索した結果であり、ご覧頂いている際は一致ページがあるかも・・・その場合はご了承ください。

 そもそも前提としてインターネットでは頭の中に無いワードを検索する機会は皆無といって良いと思います。

 つまり、“ウェブスタイル”という言葉が頭に無い状況で、“ウェブスタイル”ましてや“Web-STYLE”と検索する方はいないというコトです。

 同様に御社を知らない方が“御社名”で検索するコトもないでしょう。

 企業ホームページに誘導するのではなく、“会社名”で検索してもらうためには“会社”の存在を知ってもらう企業努力をしなければなりません。

 同名の会社が多く、検索結果がどこよりも上位に表示されるというのであれば別ですが、ホームページに“会社名”で呼び込む導線をホームページ上だけで行えるものでしょうか?

 “会社名で検索されない”と悩み、対処方法を模索されている方が意外に多いという情報は、WEB運営サポートを生業にしている企業だからこそ知りえるコトかも知れませんが、会社名を知ったから検索するというものでもありません。

 更に言えば、口コミ効果を促しても検索したいと思わせる“広告の有効活用”が必須です。

 このように、会社名で検索されないなぁ・・・とお悩みの経営者の皆様は、企業名を広げる告知活動を行っているか思い返してください。告知活動の有無でも対策は異なります。

 告知活動を行っている場合は、うまく企業ホームページに呼び込めていない、チラシやフリーペーパー等の紙面上で完結していないかチェックして手立ての見直しが必要だと思います。

 どのホームページ制作企業様も言われるコトですが、ホームページはただ在ればビジネスが転がり込んでくる切り株ではありません。

 上手に有効活用し、そのホームページを育てていく過程の中で会社名での検索も増えていくものです。何も告知活動をせずに“会社名”で検索されるコトはないと思ってください。

 ちなみに、“不渡りを出した”とか“事件を起こしてニュースになった”なんて場合は、数千から数万単位で“会社名”で検索される回数が増加したというデータがあります。

 ビジネスにおいては企業が倒れかねない不名誉なコトですが、良くも悪くも“名指し”でホームページに訪問されるとは“この企業を調べたい”という強力な欲求を持たせるというコトなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。