ターゲット層が類似品へ浮気するコトについて考えてみる。
- 2012年11月21日
- ホームページ有効活用
■購入者に浮気をさせるため考えられたサイトとは?
今回のテーマは、“商品を知ってもらうために浮気をさせるコトについて考えてみる。”の続きとなります。そこで、一概には言えないのですが、例がないと話しにくいので“健康食品”という設定で進めていきたいと思います。
ただし、その業界で取り扱う商品の幅も広いため、特定の商品を取り上げずに曖昧にして“健康に良いもの”ってコトで表現しておりますので、よろしくお願いします(笑)。
また、今回の記事での言い回しの中で“こぼれ落ちる=浮気する”といった表現は、便宜上“類似商品へ流れてしまった顧客”という意味合いで使用しております。あらかじめご了承ください。
では、次のイメージをご覧ください。
あくまでも全ての事例が当てはまるという訳ではないです。
上記はひとつの流れの例なのですが、景気の良し悪しで影響される業界やポジショニングシートの縦軸を“価格”に設定するコトで、資料は大きく変わっていきますので、実際には自社で取り扱う商品にあったポジショニングシートをご検討されると良いでしょう。
ちなみに“健康食品”については“贅沢品”や“嗜好品”と見られるコトが多く、景気に影響される商品だと言えます。
ただ、“安価なもの”ほど“何となく健康を気遣っている”という意識で、他に良い商品はないか探すという行為自体が少なく浮気されないとまでは言いませんが、されにくいとは判断できます。
逆に、“健康食品”は“効果効能”がうたえないにも関わらず、“高価なもの”の方が一定の商品に定着しにくいイメージがあります。もっと自分の身体にあったものは無いか・・・そのためには、多少高価なものであっても構わないという考えの方も少なくないようで、このコトを悪用した業者のニュースが絶えないのは残念です。
極一部のために、多くの真面目に商いをしている企業様のイメージが下がるコトはあってはなりません。
ここで話を元に戻しますが、実のところ“顧客の動き”は、どの様な形にも読み取るコトができます。大切なポイントは、先に結論あり気で資料をつくる・・・もしくはそう思いたいといった先入観で資料を見るコトでは無く、企業を成長させていくために自社で取り扱っている商品をいろんな角度から分析するという点です。
そういった点からホームページで最も意図的に商品の浮気を促したのは“ランキングサイト”だと言えます。
この順位がマーケティングによるものなのか、意図的に操作したものかはここでは触れませんが、類似の商品と大手メーカーの商品と比較する形で自社商品への興味関心を高めるといった消費者の心理を上手にくすぐる仕組みです。※悪質なサイトも多かったため、現在では一部で認められない手法です。
どちらにしても“無数にあるホームページ”において、知ってもらう手立ては多いに越したコトはありません。
まぁ、ホームページへ“検索”で誘導するために“対象となるワード”を設定しなければならないのですから、どの商品と類似して、興味を持ってもらうための独自性がどこにあり、購入しようと判断できる適正価格だと思ってもらうために、自社商品を幾つかの角度からポジション分析するコトは必ず役に立つと思います。
とにかく“消費者”が100%満足するってコトはほとんどないと言えるでしょうから、自社の商品を求めている方へ見つけやすくして比較検討していただくというのは、企業にとっての使命なのではないでしょうか?
・・・そういえば“WEB運営サポート”の業界でも“今のサービスに100%満足していますか?”って営業トークが一時期流行っていたみたいですね(笑)。
うん、サービスも当然ですが比較されるものなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。