ホームページとランディングページのどっちが良い・・・という質問。



ランディングページを作るコトは、ホームページを作るコト。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■“ホームページ”と“ランディングページ”はどちらが良いのかという問いをきっかけに考える

 そもそも“ホームページ”と“ランディングページ”では一般的に役割が違うものとして考えられています。当然ですが、役割が違えば“良い”の比較は難しいです。では、今回はこの辺で・・・という訳にはいきませんね。

 では、切り口を変えて考えてみるコトにしましょう。ホントに“ホームページ”と“ランディングページ”は別のものなのでしょうか?

 多くの場合“ランディングページ”は広告ページと認識されているコトが多く、業者によっては“リスティング広告と連動させるのでSEOは必要ありません”と営業される企業もあると聞きます。けれど、実のところ“ランディングページ”の制作依頼をしたとしてもは1ページだけという訳にはいかないのです。

 長~いページであれば別でしょうが、物を売っていれば“特定商取引法に基づく表記”等、求人サイトであれば“プライバシーポリシー”等、コンプライアンスのためのページは、正しい仕様として必要なのです。※第一、買い物カゴや問い合わせフォームが必須です。

 まず、ここでお断りしておきますと“ホームページ有効活用の便宜上”ここまでランディングページ制作と言っておりますが、“ランディングページ”に実態は無いとも言えたりします。

 なぜならランディングページとは“外部からWEBサイトへアクセスし最初に開かれるページ”を指すからです。

 つまり、ホームページの全てのページがコンテンツであり、“ランディングページ”だと言えます。特に、リスティング広告によるサイト誘導が可能であるため、この“リンク先”をランディングページと指すコトが多く、企業様に定着しつつあるというのが現状なのです。※営業効果という点からもイメージの定着を促進しているようです。

 要は、“ランディングページ”や“LPO(ランディングページ最適化)”といったネーミングを付けるコトで、新しいビジネスモデルを確立しようとしており、業界のサービス内容の拡大を行っているという訳です。

 ・・・というコトで、LPO=SEOというコトになりそうですが、それもちょっと違います。

 新しいビジネスモデルの多くは、サービスとして成り立つから提供しています。おそらく某ハンバーガーショップにおいて“アップルパイ”の販売を終了して“りんごパイ”の販売を開始する意味もきっとあるはずです。※ライスバーガー大好きです(笑)。

 それが11月13日に記事にした“マッチング”であり、その効果を高める仕組みが“LPO”なのです。※参考記事:(キーワードとホームページのマッチングについて考えてみる。 )

 ・・・というコトで、ホームページにおいて各ページとキーワードのマッチング率を高めたものが“ランディングページ”という考え方も成り立ち、最終的にはランディングページで構成したホームページが最強なのではないかとさえ思えます。※そうなるとまさにトップページの“インデックス”としての役割がより重要になりますね。

 直帰率が高いランディングページはダメらしい?

 例えば企業側が“特定商取引法に基づく表記”のページを制作していても訪問者がそのページを見るとは限らないのがホームページです。僕自身も携帯やレコーダーその他の家電のマニュアルは必要でない限り見ませんし(笑)。

 ホームページの直帰率が“70%”を超えるとリニューアルに踏み切る企業が多いと以前の記事に書きましたが、実のところ“ランディングページ”そのものの直帰率が高い企業も少なくありません。

 それどころか“90%”前後の直帰率であってもYahoo!ショッピングのページだったり、リスティングからの誘導が上手くいき売れているページがあったり、一概にダメだとは言えないのです。※この辺のランディングページと広告のマッチングについては、また別の機会に記事にします。

 最後になりますが、ランディングページに特化した企業も増えてきているので、強みを聞いて相談するのも良いかも知れません。

 各企業の切り口には、コンバージョン率、直帰率、滞在時間に強いというものがありますが、どれも魅力的なはずです。※個人的には、コンバージョン率に強いと言い切れる企業があれば興味をそそられます。

 企業選びにつきましては、リスティング広告と連動のための広告タイトルと説明文の重要性(提案)と“強み(商品魅力の伝え方が強い、ボタン配置や動線に強い、マンガ等を活用して読ませる)”によってご判断ください。僕としては、別に運営サポートの契約をして頂けると嬉しいのですが・・・ごにょごにょ(笑)。

 さて、この記事の内容ですがリクエストにお応えできましたでしょうか?

 まぁ、いつも無料相談やQ&Aといった感じで記事にするとお約束はできませんが、経験があったり、資料が揃っていたらテーマとして取り上げますので、ご質問があればフォームからメールください。

 ただし、“質問”だとメールとしての返信は出来ないかも知れませんのであらかじめご了承ください。あっ、ビジネスの場合は分かるように書いておいてもらえると助かります・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。