別画面で開くかどうか・・・それもまた一つの問題なのです。



ケースバイケースでページを別画面で開くか考える。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページに訪問されてから帰られるまでが仕様です

 いや~、いろいろあったけど家がやっぱり一番だなぁ・・・とは、旅行から帰ったときの使い古された言葉ですが、旅行は“楽しい”が連続して継続されるコトが、良い思い出になるかどうかのポイントだったりします。

 よく旅行先で喧嘩したりするのは、“楽しくしよう”という互いの思いが強すぎて気持ちがぶつかってしまうからなのですが、旅行の途中で嫌なコトがあると“楽しみ”を感じている気持ちの継続性にストップがかかってしまいます。

 そして、この嫌な気持ちの原因が何になるかは大変な問題で、直接的な原因でなくとも旅館やホテルのイメージにすり替えられてしまうとリピーターとしての見込みは無くなってしまいます。

 ホームページも同じであり、仕様を熟考して“気持ちよく使ってみらう”コトが大切です。

 それは、以前の記事でも述べた通り、“ホームページの不具合”は、制作会社の力不足ではなく、運営会社のイメージダウンに繋がるからです。(参照:ホームページの更新頻度が少ないというコトについて考えてみる。)

 ・・・と、ここで今回のテーマなのですが、上記の記事リンクをクリックされた方はいらっしゃいましたか?

 参照の記事は、“_blank”指定(別ブラウザ、別タグで開く設定)でリンク設定していたのですが、クリックされた方はどのような感想をお持ちになられたでしょう。一番良いのは、別に何も思わなかったというコトなのですが・・・。

 では、なぜ何も感じなかった方が良いのか?

 答えは簡単です。

 ホームページの主役は仕様ではなく、その中身だからです。そのためリンクやプログラムは、ホームページの内容を閲覧している方が、必要な情報を拾い読みしやすく、気持ちよく見ていただく手立てに徹するべきなのです。

 ホームページの運営サポートの仕事をしていると制作会社とクライアント企業様の間に立って、社長様の思いを指示書にする機会が多くあります。

 ホームページ制作企業様の中には、フリーランスの方もおり、それぞれが良さと強みを持っておられます。ただ、中には全てリンクはページ移動、または別画面で開く統一仕様にされている企業様も多くあるようです。

 おそらく企業のノウハウで、こうした方が良いというコトなのでしょうが、やはり、僕としてはケースバイケースで、内部リンクの仕様は変更した方が平均ページビューが高いというデータもありますし、提案の際にはお勧めしています。

 結局、ホームページも旅行と同じように1つの手立て(イベント)が決定打になるというコトはありませんが、“使いづらく迷うコト”が無いというのもリピーターを増やし、会社のファンになってもらう1要素と成り得るのではないでしょうか?

 ちなみに、記事の一番下にいつもあるキャッチコピーも無い“会社名”のテキストリンクですが、別画面では開かずにページ移動になっています。

 そういった意味では、弊社のホームページで新規に追加した“Titles”のページも前の記事を探して見るために、ページ移動の仕様にしているのですが、思った以上に僕以外にも利用されている方が多いため(笑)、アクセスログの検証をしながら“_blank”指定変更にするか考えているトコなのです。

 さて、そろそろ企画的要素のカテゴリを準備しないといけないなと思いつつ、今は提案書と企画書に追われる毎日なのです。既存のクライアント企業様の作業が最優先で、サービスの低下は厳禁ですから、今は息抜きでのブログ更新がやっとな状況ですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。