ホームページのデザインについて角度を変えて考えてみる。
- 2012年08月03日
- ホームページ有効活用
■ホームページのデザインには旬があるのだけれど・・・
ホームページの制作をしている方であれば、誰でも考えるコトがあります。おそらく皆さんにも共感してもらえると思います、それは・・・。
前に作ったこのホームページ、作り直したい!
・・・って、コトです(笑)。もちろんビジネスなのですから、利益を度外視してホームページを作り直すなんてコトはしませんが、ルーチン作業ではなく、向上心を持って新しい技術を取り入れていく企業ほど、このジレンマに悩まされるのではないでしょうか?
かくいう僕も新しい技術を導入する際に、多くの機会に触れるためや効果測定のために、無料もしくは安価でクライアントに制作させて頂くお願いをするコトはあります。
しかしながら、依頼主に足元を見られ受注するために通常以上の安価でリニューアルなんてコトは企業としてNGであり、依頼企業様と制作会社それぞれに心地よい適正価格にてサービスを提供しなければいけません。
さて話を戻して、今回のテーマであるホームページのデザインについてですが、その変化には大きく分けて次の2つが考えられます。※ホントはもう少し分類できますが、また文章が長くなるので別の機会に(笑)。
・地域性や民族性(文化)による旬のデザイン、流行のデザインとしての変化
海外などで何で日本のホームページデザインはおかしいんだ・・・と話題になっているという記事を見かけたコトがありますが、SEOにこだわるのも日本のホームページ制作の特徴の1つなのかもしれません。
強いてあげるならば、服や車のように流行を追ったデザインが存在するという事実です。
モニターの解像度が上がるにつれ、ホームページの横幅も650ピクセル⇒850ピクセル⇒1050ピクセル(多少のふり幅のある平均値ですが)とこの10年で変化してきました。 横幅が650ピクセルのホームページを今もたまに見かけますが、すごく細長いイメージですよね。
また、横幅が広がるにつれラインも2ライン⇒3ラインと変化し、今ではすっきりとしたイメージである枠無しのデザインが主流になってきているようです。
もしかしたら3ラインが主流だったの頃に流行しだしたので、ブログは3ラインが未だに多いのかも知れません。
ただ、ブログもカスタマイズされて2ラインのものが増えてきてるコトを考えるとこちらもすっきりとしたデザインが好まれる傾向な様です。
・機能性や技術革新によるデザイン、効率的なデザインとしての変化
同じく10年をひと区切りとして考えるならば、その昔の流行は“フレーム仕様”のホームページでした。タグを使って複数のページを1つに合わせて表示するホームページです。
未だに一部で見かけるコトはありますが、おそらく別の目的があってのコトでしょうから、これは別の機会でご紹介するとして・・・。
フレーム仕様のホームページが減少した理由は、Yahoo!やGoogle(検索エンジン)の性能が向上した点につきると思います。
それぞれのページが単独で検索結果に表じれる機会が増え、リンク対策が大変になった・・・というか1ページでデザインをした方が検索結果に反映されるための検索エンジン対策が取り易くなったと言うべきでしょうか?
この頃から一部のホームページ制作会社でSEO第一主義が流行しだします。
さて、本当にフレーム仕様のホームページは無くなったのでしょうか?
実はしっかり継承され存続していると言って良いのではないかと僕は思っています。フレーム仕様のホームページが減少しだした頃から逆に増えてくる技術があります・・・インフレーム(iframe)の登場です。
詳しくは、いずれSEOの観点から述べたいと思いますが・・・このインフレームは今もCSMやRSSを表示する際に大活躍だと思います。
まぁ、あくまでこれらは1つの例ですので、別の機会にまたこの続きを書いてみたいものです。ちょっと書き足りない気もしますが、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。