検索結果に反映されるSEOの要素に優先順位はないのか考えてみる。



検索結果に反映される要素について考える。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■検索において“ウィズ・ザ・スタイル”様を抜いたコトで出てきた疑問

 さて、ここの記事についてですが、一般的に考えられるSEO情報だけではなく、検証したデータを元に考えられる疑問点をご紹介している場合があります。

 はっきりしたテクニックやその対極にある推測ではなく、その中間にある結果や疑問をきっかけに皆さんがGoogleアルゴリズムへの対策を考えるヒントとなれば良いかな・・・と思っています。※ですから出来る限り、問題提議の方が目的で、あまり主観に偏った結論は書かないように気をつけています。

 では、今回考えるポイントなのですが・・・。それは、いろいろ検索しながら情報収集していた時に思った疑問です。

 いつもの様に情報収集のため、「Web-STYLE 福岡」と検索してた時ですが、ある日から1位表示される様になりました。それまでは、ずっと2位表示だったのですが、ブログを書き続けて1ヶ月と少し抜くコトが出来ず、次の手立ての課題にでもしようかと考えていた矢先のコトです。

 しかし、この1位を抜いたコトでいろいろと疑問が沸いてきました。

 当時の1位表示は、同名のWEB企業ではなく博多のホテル「With the STYLE FUKUOKA」様でした。

 ページ数、情報量、2009年よりブログを続けている点、ネット広告の利用やカテゴリ登録数、認知度、FacebookやTwitterの導入etc・・・なによりもアクセス数が断然違います

 こちらと言えば、2006年からドメインの取得はしていたものの2012年5月のリニューアルまでは検索できない様に“検索エンジン非最適化”を行っており、更にはアクセス制限をかけて1ページしか見れない状況でした。

 リニューアル後もブログの更新しか行っておらず、全てにおいて負けている状態なのにです。

 いやいや「Web-STYLE 福岡」と検索しているのだから当たり前じゃないか・・・。

 はたしてそうでしょうか?

 極端な話をすれば、自然検索の場合「福岡から発信する女性のためのWEBを有効活用したビジネスstyle」というタイトルのサイトさえ検索対象となります。

 ここでのポイントのひとつは「“Web-STYLE” 福岡」ではなく、「Web-STYLE 福岡」と検索しているコト、もうひとつは2万件を超える対象ページにおいて“web-style”もしくは“webstyle”という企業またはサービスを行っているホームページで、未だに「With the STYLE FUKUOKA」様を検索順位で抜けてないホームページがあるというコトです。

 ちなみに、いずれ別件で“検索テクニックを利用したホームページの有効活用”について詳細をご紹介したいと思いますが、「“”」を使った検索とは、“”の中のつづりを区切らずに1つのフレーズとして検索する手法です。

 つまり、これらの点から「アクセス数も多く、ネット広告や被リンク数をはじめ、いろいろなSEOを導入しているサイト」であっても「キーワードのマッチング率」の重みにより、検索結果が逆転すると分かりました。

 2012年7月18日に「パンダアップデート」を日本においても正式リリースというアナウンスがあり、検索順位は“より良いサイトを上位表示”するとのコトですが、良いサイトの条件として意外に“キーワードのマッチング”の重みは大きいのかもしれません。

 一般的にはSEOの要素として考えられるものの一部に、次の事柄が挙げられます。

・ドメインの年数

・更新頻度 ・情報量

・独自性、話題性

・企画要素(※)

・表示速度

・アクセス数

・被リンク数

・キーワードマッチング

etc・・・。

 これらの要素(スパムテクニックを除く)をクローラーが収集して検索結果に反映しているのですが、それぞれの重みが同じはずではありません。

 そういえば、2012年3月にGoogleから“セマンティク検索”を本格導入していくというアナウンスがありました。

 検索エンジンが利用者に、良いサイトの存在を知らせるコトが最善のサービスとするならば、ある程度のエイジングフィルタは必要でしょうが、上記の要素の中でも“独自性・話題性”、“企画要素”、“キーワードマッチ率”は重要な要素と言えるのかも知れません・・・が、少し長くなりましたので、この続きは企画要素の有効活用を含め、別の機会にご紹介をします。

なんだか今回の記事はいろいろと課題が残りましたね・・・ってコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?(ちょっと改定しました。)

 いやはや。。