HP業者選びに役立つIT企業のテリトリーについて考えてみる。
- 2012年07月13日
- ホームページ有効活用
■選び選ばれの契約が難しい原因は、IT企業の“仕事の中身”が見えないから・・・
“BtoB”(企業向けサービス)と“BtoC”(個人向けサービス)で、サービスの内容が異なるコトは当然ですが、“BtoB”のサービスを提供しているIT企業にも明確な業務内容を公開している企業は意外に少ないというのがWEB業界の現状です。
まずは、次の図をご覧下さい。
ポイント1 ~ そのホームページへのサポートは、“遠隔か訪問か”です。
まず、ここで言う業者選びのポイント“遠隔か訪問か”についての補足ですが、ホームページを制作している間は何度も来ていたのに、ホームページを公開してからは全然顔を見せないというものはサービスに含みません。
当然です。
あくまでも公開後のサポートというコトでご理解下さい。ほとんどの企業が、人件費を抑えて安定した収入が欲しいという本音を持っています。
そして、それは多くのIT企業でも同じであり、むしろ“人的な負荷をかけずに多くの利益を出したい”という点から考えれば、むしろIT企業者ほど一攫千金を狙っている方が多いのかもしれません。
しかし、この業界を長く続けていて僕自身は、訪問でのサービス提供の方を選びアナログでやっていて良かったと感じています。
また、上記のサービスを行っているIT企業の割合ですが、近年の正確なデータが無いためはっきりと断言は出来ませんが、おそらく8:2くらいの割合で、遠隔による更新サポートの企業の方が多いでしょう。
そのため対策として定期的なITセミナーやホームページ有効セミナーを行うIT企業があります。
つまり、お客様の方からセミナーに来て頂くコトで各訪問するコト無く、クライアントと接点を持つのです。
このITセミナーとホームページ有効セミナーの違いについても後で触れたいと思いますが、ここでは話を先に進めます。そして、この“遠隔”か“訪問”によるサービスなのかが、業者選びのポイントとして外せない判断材料なのです。
あえて“判断材料”という言葉を使っている理由ですが、企業によるサービスなのですから、良い悪いではなく“求めているサービスに合っているかどうか”を考えるポイントとしてこの記事をご覧頂くようお願いいたします。
なんだかこのブログをまとめて本にした方が儲かるような気がしてきました(笑)。
■相見積もりをしても適正価格が見えてこない現状
ちょっとぶっちゃけ過ぎな感じですが、ポイント2です。思いつくポイントを全て書いていると記事があまりにも長くなりますので、今回はこのポイント2まででまとめます。
もう少しお付き合い下さい。
では、本題のIT企業のテリトリーについてです。あくまでも“ホームページの運営”にかかわる一部の企業だけをまとめてみました。このコトをご理解いただいた上で、次の図をご覧下さい。
(Click!)
ポイント2 ~ ホームページサポートする企業の特色を考える。
ここでご注意いただきたいのは、よほどの大手IT企業様でもない限り、上記のどの部分にも手を出している企業が多いというコトです。そういう弊社もそうですが(笑)。
まず、メインの業務内容が何かというコトをポイントにサポート企業をお選び下さい。
また、この様に企業の持つノウハウや技量、クライアント数、会社規模(場合によっては個人)、下請けでの制作、その利益幅も15%~90%と様々なのですから、企業ごとに安定した価格でサービス提供をできても、企業間で適正価格がそろうはずがありません。※利益幅の問題もいずれ別の機会にします。
ホームページサポート企業を変えたら大変なコトになった・・・なんてコトにならないよう、IT企業の特色を知るコトで、より企業に合ったHP業者とマッチングができ、ホームページはもっともっと良いものになります。
また、僕たちサービスを提供する側のIT企業もひと括りに“ホームページ屋さん”と呼ばれないように企業色を出していきましょう。
・・・はっ、もしかしたら何処かにIT企業のテリトリーを有耶無耶のままにしておきたい大きな力が有るのかも(笑)。
まぁ、少し言葉足りずかと思いますが、続きはいつか補足ででもというコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。