ホームページは誰でも簡単に作れるという意見について思う。


ホームページなんかフリーソフトで誰でも簡単に作れる時代だというのはホント?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページなんてフリーソフトを使って簡単に作れる時代だから…というのはホントでしょうか?

 確かに、企業ホームページといってもその品質にはピンからキリまでありますから“どんなものでも良い”という前提であれば“簡単”にホームページを作るコトは可能だと思います。

 ただ、複数のホームページを自社で運営しながら結果も出している企業様では、サイト運営スケジュールの管理、広告の費用対効果やアクセスログの検証等を専属のチームがノルマを持って行っているコトが多く、決して“簡単な運営”をしてはいません。

 むしろ、ノルマを保守運営会社の外部へ投げるのではなく自社で担うのですから大変です。

 また、“簡単に作れるから”というセリフには“制作費を安価にして欲しい”という要望が含まれている場合もあるそうで、こういう企業様ではWEB制作会社をパートナー企業ではなく、業者として見ているコトもあるため契約をためらうWEB制作企業も多いと聞きます。

 何でもパートナー企業として見て頂けない場合、ホームページ制作においても“根拠”ではなく“何となく”で折り合いが合わず、際限なく修正が繰り返されたり、納品が納期よりも長引いたりする傾向があるからだそうです。

 ちなみに、費用面の折り合いは仕様を見直して価格を下げられるかをストレートに相談した方が良いでしょう。

 多くの皆様が思われている通り、安価でホームページを制作するための環境は整っていると言えます。

 ですが、WEBビジネスの競争が激化していく中、専門職としてWEB制作会社を継続できているのには何かしらの強みがある訳で、その強みが求めているWEB技術とマッチングしているかを考えた方が企業様にとって成功への近道となるでしょう。

 極端な話をすれば、パンだって自分で焼けますし、子育てはもちろん、その気になれば家だって自分で建てられるかも知れないのですが、どんなコトであっても専門職の方からすれば自社ならではの技術ノウハウがあるからと言われるはずです。

 もちろん、自社で企業ホームページを制作してもセンスとアイデアで成功される方はいらっしゃいます。

 ただ、どんなビジネスにおいても大切なのは“成功するコト”で、それと同様に“もっと成功するコト”、“成功し続けるコト”もまた重要な目標だったりします。

 自社の事業内容がWEBビジネスでなければ、ホームページの維持管理以外にも本業となる業務があるはずです。

 仮に兼務でホームページ担当となった場合、ノルマを抱えるコトになったとしても“自社のノウハウ”だけでWEBビジネスの先を見据えたビジネス戦略を考えて更新を続けていかなければ成りません。

 最後にこういった場合、WEBサイト運営会社だと自社でのホームページ制作をお勧めします。

 なぜなら、自社でのサイト制作と運営の経験済みや2社目以降の契約となる企業様の方が、専門職の必要性を実感されており具体的な打ち合わせから入れるからなのですが、これがまた結果を出さなければならず逆にプレッシャーだったりもするのでした・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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社管理サイトが閲覧できない時の対処について考えてみる。

 

WEBサイトの運営費用が増加してる理由について考えてみる。1


ビジネス戦略の要となるWEBサイトへ投資したがらない理由は?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページ保守運営のサポートをビジネスにしていると経営者の方とお話をする機会は多いです。

 その打ち合わせの中でWEBを取り巻く環境の変化、パソコンの仕様によって企業ホームページの見え方が違うや動作しない可能性があるといった内容をご説明して提案させて頂きます。

 しかし、サイトの制作だけでWEB企業と繋がっている企業様の場合、WEBに関する共通理解が乏しければ環境に合わせた対策の作業を行うのに必要な費用をきっかけに企業間トラブルへ発展してしまうケースも増えてきました。

 ホームページの見た目が変わらない、もしくはちょっとした修正だから更新費はサービスして欲しい。

 極端な場合には“不具合の修正に費用は出せない”という方もいらっしゃるそうです。

 けれど、ホームページ制作上でのミスではなくWEB環境の変化に伴う修正なのですから修正費用が発生するのは当然で、単なる“現状維持”と間違えられがちな作業費用へのご理解はサービスを提供するWEB制作企業側にとって悩みの種でありながら今後の課題となってくるコトでしょう。

 上記の図を見て頂けるとお分かりでしょうが、ブラウザのシェアだけを取ってみてもIE一強の時代は終わりを告げたと言って良いかも知れません。

 もしかしたら、ホームページがOSやブラウザの環境によっては皆さんのホームページでも閲覧ができない、または、正しく動作しない状況に既になっているというコトも考えられます。

 高額な費用を掛けて作ったホームページだけど維持し続けるには予算が必要なのです。

 例えば、互換機でもない限りゲーム機を買い替えたから、前のゲームソフトをこれでも遊べるように無料でカスタマイズしてくれなんて言われる方はまず居ないでしょう。

 無駄に業者から言われるままにWEBサイトのリニューアルや費用対効果を考えない過剰な広告の投資する必要はありませんが、企業利益に繋がる必要な費用かどうかは自社で見極めていたいものです。

 確かにWEBビジネスは“投資をすれば成功する”というものではありませんが、少なくとも失敗した原因の多くは“必要な投資をしなかった”というコトもまたお忘れなく・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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モバイルフレンドリーアルゴリズムの導入前に色々と思い悩む。

WEB企業とクライアント企業のすれ違いについて考えてみる。

 

ホームページを運営する企業認識の変化について考えてみる。


自社サイトの運営でランディング費用や手間を掛けたくない?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 多くの企業サイトの今年と昨年のアクセスログデータを比較してみる限り、不景気というコトもあってか今年の方がサイト訪問者が少ないホームページが目立っているようです。

 ただ、それでもWEBサイトを活用したビジネス戦略で利益を伸ばしている企業様が多く存在しています。

 よっぽど“”が良くて知らない間に“成功しちゃった”という特殊な事例を除けば、WEBサイトの運営を計画的に行って“成功させた”事例が目立ち、むしろ、ホームページを有効活用しようとする意識には企業間での格差が広がっているのだろうと感じずにはいられません。

 例えば、WEB制作会社への依頼においても“良いものを作るのに幾らかかる?”という考え方と“更新保守契約をするから安価(もしくは無料)で作って欲しい”、“成功したら支払う”という考え方に二極化してきたと聞きます。

 しかし、今ではプログラム仕様のWEBサイトも増えて価格により効果も基本的に比例しているものです。

 いつの間にかWEBビジネスは、「人・物・金」を有効に企業利益へ繋げるための手段が確立してきていて“掛けた以上の利益を出す”という企業様が、“お金を掛けずに設ける”という意識の企業様を置いていく構図になってきているのでしょう。

 単純な話、SEO(検索エンジン最適化)を初めとした手段を使って検索結果を一番にするにもお金は掛かります。

 ただ、多くの企業様では“それに予算を当てる価値はあるのか”と費用対効果を検証して経営判断をする訳です。

 ちなみに話は戻りますが、今年も売り上げを伸ばしている企業様の“サイト運営”については、次のような共通点が見られました。(どのサイト運営でも参考に出来るものを幾つかご紹介します。)

・営業エリアと競合企業が明確になってる

・ブログ以外のコンテンツ更新頻度が多い

・広告等のサイト集客手段を活用している

・複数のサイトを目的ごとに運営している

 もちろん、上記に当てはまっていなくても独自の手段で成功している企業様はあるのですが、あくまで成長が目立っていた“企業サイト”の運営における共通点をご紹介というコトでご理解下さい・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ホームページ運営に手間と費用は抑えたいという思いに悩む。

ホームページが成功しちゃった・・・について再び思う。

 

ネット広告を活用する企業が求める結果について考えてみる。


各企業がホームページに投資する見返りとして何を求めるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 WEBにおいても企業が求める広告効果には“利益誘導”と“宣伝広告”の二つの狙いが混在しているものです。

 ただ、利益誘導が目的であれば営業単価を抑えて“売上”を伸ばし、宣伝広告が目的であれば企業の“認知度”を広めて行くコトが主たる目的になるはずですが、ネット広告においてはどちらかと言うと“いくらの予算を掛けていくら利益が出たのか”という考え方が一般的な気がします。

 極端な話をすれば、リスティング広告を利用していてもビジネスに繋がるキーワードで自社サイトへ集客するだけが目的手段の全てではなく、広告が表示されるコトにより資本力や安心のアピール、認知度を広められるという“宣伝目的”の考え方もある訳です。

 そして、それは看板の設置やフリーペーパー広告、チラシのポスティングでも同じだと思います。

 本当に問題なのは、投資した費用以上の利益を企業で感じ取れたかどうかなのでしょう。

 例えば、営業エリアに配布するチラシにて“○○○で検索”という表記が当然になっていて制作サイドからもほぼ確実に提案されているようですが、その結果はというとアクセスログのデータを見ても、そんなキーワードでは検索されていない場合も多いというのが現状です。

 もしかすると実際は他の宣伝媒体と“連動”されていないWEB広告の方が多いかも知れません。

 正直なところ、広告提案はテンプレートであっても企業利益に繋げられているかどうかは、この“連動”がカギとなっており、更にその中でも投資に対する“見返り”を企業側で明確に設定できているかが重要なポイントなのです。

 では、効果的な広告活用にはどんな手立てがあるのかという話になるのですが、こればかりは企業側の目的によって違ってくるのですから簡単にブログ記事にまとめられるものではないのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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怪しいと感じるWEBバナー広告の対応について考えてみる。

WEBが宣伝広告費の軽減に繋がるのかについて考えてみる。

 

消費者がホームページに求める心地よさについて考えてみる。


マイペースで利用できるホームページでは“快適さ”も強みになる?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 企業パンフレットの内容が悪いからといって制作した印刷会社に悪い印象を持つ消費者はいません。

 同様にホームページへの印象も今やそれを所有している企業様へのイメージの良し悪しに直結するようになってしまったと言っても過言ではないでしょう。

 実際、ホームページ制作時に避けておきたい“悪い点”の中に次のようなポイントがあります。

・万人受け狙いの説明が多くて肝心な情報が少ない

・使い勝手が悪く、目的のページへたどり着き難い

・テンプレートな構成で何の面白みも驚きも感じない

 まぁ、目的のページへ移動させる前に意図的に別のページへ“寄り道”をさせて売り上げを伸ばすという考えやクレームなどを回避するために問い合わせし難くするという考えは未だにあるようですが…。

 企業ホームページの閲覧ケースではリアルの店舗で行う“接客”が無い分、好きなペースでじっくりとサイトを見て回れるという利点があるはずなのですが、如何せん、説明やページは多いのに閲覧者の目的ごとに“じっくりと見る情報が無い”残念なサイトも多く、この課題のクリアはWEBビジネスの成功への近道だとも言われています。

 やはり、ターゲット毎の1コンテンツWEBサイトが理想の形なのかも知れません。

 では、ここでリアルでの接客の中にもホームページに応用できるヒントがあるかも知れませんので、内容の良し悪しは別にして幾つか事例を考えてみましょう。

1)家電量販店

 消費者の欲しいと思う家電を提供しているのだから接客はさほど重要ではない、大切なのは“価格”だから同業他社の価格と統一しておけば良い、お客様は神様では無く平等だという考え方が一部にあるようです。

 確かに、そういう一面もあるでしょうが“接客の気持ち良さ”が価格差を逆転するという事例もある様です。

2)タクシー

 運転手と利用者のどちらが小銭を用意しておくのがマナーなのかという話題が定期的に出ていますが、小銭が無くてもOKという企業スタンスを表記するコトも他社と“差別化”した強みになるのではないでしょうか。

 ちなみに、マナーというのは乗車の際に運転手側からは“小銭切らしていますが大丈夫ですか”、利用者の“お札しかないけど大丈夫?”と尋ねる一言なんだと思います。

3)レンタルビデオ店

 新作ビデオを1~2本借りた際に、店員さんから“3本(4本)借りた方がお得で…”という営業トークを聞くコトがありますが、中には記録に挑戦しているのかという程に早口でまくしたてられる方がいらっしゃいます。

 売り上げを伸ばすためか、言わされている決まりなのかの意識一つで売上は違ってくるはずなのですが…。

 かくいう僕も初めて利用した某レンタル店で早口が聞き取れず、“すいません。早過ぎで聞き取れませんでした。”と言ったところ、ビデオの受け渡しまで無言のまま対応されました。

 別に悪気は無く、逆にもう一回聞けたらというつもりだったのですが…なんか、すいません。

 また、675円の買い物をするのに1,225円の支払いをして550円のお釣りをもらうというのは是か非か…という話題もよくみかけるのですが、実のところ立ちそれぞれ意見を持たれる方ごとに心配りや考え方があり結論が出ない議論だったりします。

 別に、支払う側では“小銭を持ちたくない”という考えばかりではなく“出来るだけ端数の小銭を出した方がレジも楽だろう”という考えをされている方もあるコトでしょう。

 逆に、お店側にも“気分的に面倒だ”という意見や“小銭が有り難い”といった相反する考え方もあると思います。

 そのくらい企業と消費者との“相性”というのはビジネスにおける重要なポイントだと言えるのですが、案外これって接客でもホームページへの印象でも同じコトなのかも知れませんね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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印象に残らないWEBサイトについて考えてみる。

サイトのストーリー性を元に有効活用を考えてみる。

 

サービス提供側と消費者との認識のズレについて考えてみる。


サービス提供側の都合や思惑が消費者に合うとは限らない。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 そもそも“ショッピング”とは消費者にとって気持ちの良い行為です。

 そのため通信販売を目的としたWEBサイトを運営している企業様はターゲットの方々に自社サイトを“選んでもらう”ためのサービスを考えて気持ち良くショッピングできる環境の提供に努めています。

 これはWEBとは関係のない話ですが、福岡県には2006年7月から2008年9月にかけて書籍(主に雑誌やコミック)の販売証明を目的とした“まんぼうシール”というものがありました。

 まぁ、書店どの万引きを防止するというのは重要な課題ですが、買取店へ万引きした本の転売をさせないように直接“シールを本に貼る”という斬新な発想だったのですが、かなり不評だったように記憶しています。

 例えるなら遅刻する人が多いクラスで出席している生徒に“遅刻をしちゃだめだ”と言っているような行為で、ちゃんと本を購入する側としては新品の本にレジでシールを貼られるなんて気持ちの良いモノではないのです。

 一定の万引き抑制の効果はあったでしょうが、本そのものの売れ行きも一時は落ちたようでした。

 この販売した本に書店でシールを貼るという“手段”は確かに安価で導入しやすいものだったのでしょうが、こうした販売元の都合を消費者が必ずしも受け入れるとは限りません。

 今のICタグはその反省点を踏まえた上でのものなのでしょうが、負担を消費者に振り分けるのではなく場合によっては“費用”を掛けて問題解決を図らなければ業界自体が衰退してしまうものなのでしょう。

 ちなみに、このコトをきっかけに僕もネットで本を買うようになりましたね。

 さて、“まんぼうシール”について興味を持たれた方は別のサイトを検索して頂くとして、今回の記事ではサービスを提供する企業側の“都合”や“思惑”と消費者の求めるサービスへの“要望”とのズレについて考えてみましょう。

 大切な点は消費者の考えるサービスには2つのものがあるという点です。

・企業(WEBサイト)を選ぶためのサービス

・最低限のやっていて当然と思うサービス

 また、僕がWEBに関するマーケティング資料を見ていて思うポイントに、ターゲット毎にアピールするサービスを変えるという点と消費者が求めているサービスか考えるという点の2つがあります。

 これらはWEBに限らずビジネスで成功するために重要なポイントだとも言えるのではないでしょうか。

 間違っても消費者の方々に自社のサイトを選んでもらうための特徴作りに、費用が“安価”だからや管理の手間が“楽”だからという企業側の都合を優先させて決めてはいけません。

 もちろん、消費者の方々が求めるサービスで結果的に“安価”で導入ができて維持管理も“”というのが一番なのですが、これがなかなか難しい・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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富裕層向けホームページが失敗する原因について考えてみる。

WEBサイトが原因の消費者トラブルについて少し考えてみる。

 

ホームページの運営にお金が掛かる理由について考えてみる。


ホームページ運営費の必要性を感じられるか感じられないか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 維持管理費用を除き、保守運営の契約をしていなかったとしても企業様自身でホームページを運営していく場合に掛かってくる費用は年々大幅に増えてきていると言います。

 中には“結果が出たら”予算を付けるという経営者様もいらっしゃいますが、今は公開しているだけで自然発生的に成功するケースが本当に稀なため、維持管理費だけで“そのまま”にしているというサイト運営の方が目立っているようです。

 また、WEBビジネスが成功しない原因にホームページの数が飽和している点も忘れてはいけません。

 この事実をしっかりと受け止めて“集客”と“受注率”を伸ばしていく対策を考えないとホームページを持っていても“成功”しているという手応えを感じられる機会はほとんどないでしょう。

 では、お金を掛けたくない場合はホームページの有効活用を諦めなければならないのでしょうか。

 例えば、企業ホームページは所有しているけれど“結果は期待していない”と言われる方も少なくありませんが、実のところ、このご意見には自社ホームページの運営状況を理解している方とそうでない方に分かれています。

 ちゃんと状況を把握している方であれば、予算に合わせたホームページ運営をしながら成功するための利用方法を試行錯誤していて、まだ“成功する時期”を迎えていないというコトを理解された上でのご意見ですので全然違うものです。

 つまり、大切なコトは限られた予算を有効に活用して次のステップに繋げるという点なのでしょう。

 効果測定の予測が出来ない状況で、回収見込みも無いまま予算だけを最大限に出す企業様なんてどこにもありません。

 ホームページで成功する運営とは、良いタイミングで営業してきた業者提案の言いなりになるのではなく、ホームページが単なるビジネスツールなんだと“理解”をして必要な方法を選択していくコトなのだと思います。

 分からないからそのままとにしておくいうのでは、ホームページをビジネスツールだと言えません。

 まぁ、そうは言ってもサイト運営の予算を増やしていくかどうかは最終的に経営判断に委ねられるというのがどの企業様にとって当然なコトでしょう。

 ただ、現状を維持していくだけでも運営予算“無し”という訳にはいかないのも現状なので、折角費用を当てるのですから成功して頂きたいというのが正直なところなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ホームページとリアル経営の共通点について考えてみる。

ホームページからの受注を増やす要素について考えてみる。

 

消費者が浮気をしやすいネットでの課題について考えてみる。


ネットが企業間の“距離”と“規模”、“時期”の格差を無くす弊害に?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ビジネスである以上、競合企業と消費者(ターゲット層)の奪い合いを行うのは当然のコトですが、囲い込みが出来ずに他社へ顧客が流れてしまった場合、経営者様は“浮気された”という印象を強く受けられるのではないでしょうか。

 ただ、逆の立場で考えるのならば“新規顧客を得た”という事実は、今まで他社サービスを利用していた消費者を“浮気ざせた”というコトでもあります。

 もちろん、どちらでもなく新規顧客の開拓をする営業もあるのですが…今回は考えないようにしましょう。

 単純な話、どういった事業内容であっても限られた消費者を奪い合うという一面がビジネスにはあります。

 けれど、インターネットはサービスを提供する側から考えれば、細かな事業内容が異なっていて同業他社と言えない企業同士であっても消費者側からすれば判断が付かず、顧客の奪い合いに拍車を掛ける(競合数を一気に増やしてしまう)という企業側の不都合も作ってしまったようです。

 更に、消費者の選択が増えたと言ってもその選択肢となる企業数は絞られているコトも多く、ブランド化できている企業や地場の有名企業以外は“その他”と一括りにされているケースも少なくないと聞きます。

 つまり、これからブランド化する企業様にとっては“選ばれる”コト自体が課題だと言って良いかも知れません。

 優位に立つ大手企業と並ぶ、多くの競合の中から選ばれる、これらの課題を意識して企業収益を伸ばすための手立てとホームページの有効活用を考えるコトが大切なのだと思います。

 確かに企業ホームページのコンテンツに独自性が無く、デザインも含めテンプレート的な内容であれば“WEBからの受注を期待していない”なんて言う以前に、消費者側から選んでもらえる確立は決して高くないとお分かり頂けるでしょう。

 少なくとも消費者にとっての“選択肢が広がった”は、企業にとって“営業エリアが広がった”でなければならないはずですが、そのためにはホームページをもっと差別化して目立ち、受注を高めるために有効活用する努力が必要になってきます。

 いつまでも検索順位や集客だけに固執せず、訪問者を収益に結び付ける割合を高めるコトが大切なのです。

 確かに、まだホームページを公開してからずっと放置している企業様が多いというのも事実でしょう。

 だからと言って、ホームページの運営について何も精査するコトなく同じ作業を繰り返して利益だけを伸ばしたいというのではビジネスは成り立ちはしません。

 営業活動や他の広告媒体と連動させるのであれば別ですが、WEBからの収益アップを目標としているのであれば集客ばかりでなく受注率(成約率)を高めるホームページ構成を工夫してみるのも大切なコトなのではないでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ターゲット層が類似品へ浮気するコトについて考えてみる。

商品を知ってもらうために浮気をさせるコトについて考えてみる。

 

ホームページでのリピート率と新規獲得の関係について思う。


新規顧客を獲得したいからリピートの割合は少ない方が良い?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 企業ホームページによってリピート率は高い方が良いのか、低い方が良いのか?

 競合企業ホームページのリピート率が分かるのであれば別ですが、何も指標が無い状況であればその設定をするコトは企業様にとって難しい問題だと思います。

 企業としては“新規顧客”を獲得したいと思っていても、ほとんどのビジネスにおいては一度のホームページ閲覧で必ずしも受注に繋げられるというものではありません。

 同様にPPC広告における支払いも自社ホームページへの呼び込みのための費用であり、何度目の訪問で受注に結び付くのか…受注に結びつかないケースも含めて新規顧客の獲得とサイトの訪問回数は別問題です。

 そこで今回の記事では“リピート率”の設定について考えてみたいと思うのですが、これがまた取り扱う商品やサービスによって適正な割合が異なるため難しいというのが正直なところです。

 例えば、流行の雑貨と新築の住宅では購入に至るまでの“期間”や“選択の幅”は異なります。

 このコトを踏まえてWEBビジネスで考えた場合、ホームページの閲覧回数も少なく即決させた方がよい商品とそうでない商品があり、自社の商材がどちらに当てはまるのか考えるコトが重要でしょう。

 また、訪問者の購買意欲が高いのかを予測する指標として“リピート間隔”も見なければ成りません。

 単純な話、建設会社を選ぶために企業ホームページを閲覧して回っている場合、数日の間に何度もサイトに訪問された企業様と1ヶ月毎に訪問を繰り返された企業様ではどちらが選んでもらえるかというコトです。

 確かに“リピート率”というものは業種と効果によって近い数値になるため設定は可能なのですが、自社ホームページの運営なのですから、まずは、目標数値を独自に設定してみるのも良いかも知れません・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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企業ホームページの適正なリピート率について考えてみる。

ホームページのリピート率や直帰率について考えてみる。

 

広告予算をチラシからWEBにスライドするという考えに思う。


広告宣伝の予算をチラシからWEBにスライドさせるという考え方に思う。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 偶に“少しずつ広告予算をチラシからWEBにスライドさせていく”からWEB広告の提案をして欲しいというご相談があるのですが、広告媒体としてホームページの活用は後から導入する場合がほとんどなため、広告予算の確保に苦労する企業様も少なくないようです。

 また、“WEB広告”がどんな広告か漠然としていて広告効果が想像できないやも知れません。

 こういう状況では幾ら予算をかけているからこの程度の結果が欲しいといった目標設定も難しいでしょう。

 そもそも新しくWEB広告を導入する場合は上記の図でも描いている通り、現在の広告費の一部をWEBに当てるという方法と追加でWEBのための広告予算を確保するという2つの方法が考えられます。

 個人的にはテレビCMはテレビを観ている人の一部にしか届かないように、WEB広告もネットを閲覧できる環境を持つターゲット層にしか届けるコトが出来ず、チラシ広告の手段で得られる層とはエリアも購買意欲も異なる訳ですから別予算で導入する方をお薦めしたいものです。

 少額で導入して効果が最大限見込めるまで広告予算を引き上げて行くというイメージでしょうか。

 例えば、広告予算の割合を変えてWEB広告を導入する方を選んだなら、今までのチラシのポスティング等によって成り立っていた新規獲得も広告予算の減少と比例して少なくなるというリスクがあるというコトになります。

 もちろん、今まで行っていたチラシ広告等の費用対効果を検証して削減できた予算を新しく導入するWEB広告の予算に当てるという考え方は十分ありでしょう。

 ただ、WEBを活用して宣伝広告を行う場合、検索によって見つかる競合企業の数も増加するため新規顧客を獲得するための営業単価が紙媒体や営業担当による必要経費と比較しても高額になってしまうようです。

 どちらにしても企業規模を拡大し利益を伸ばし続けるならば広告予算も同様に増やしていかないといけないのですから、導入よりその後の効果検証を行い社内ノウハウを蓄積して有効活用したいものです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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リアルとWEBの広告効果と特徴の違いについて考えてみる。

WEBが宣伝広告費の軽減に繋がるのかについて考えてみる。