メディアミックスとクロスメディアの違いについて考えてみる。(3)


広告媒体を活用したメディアミックスとか、クロスメディアとか(3)。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページがあれば良いという時代から、ホームページは有効活用して企業利益を伸ばす時代へと変化したと言われていますが、それでもWEBサイトへの集客手段はネット広告の利用だったり、SEOだったり…。

 ただ、WEBサイトを集客の中心に考えるのとそれだけで集客する数の増加に執着するのは違います。

 WEBサイトを一つの集客手段だけで飛躍的に伸ばすというのは今では難しく、ましてや企業利益の増益を全て支えて大成功したなんて事例はほとんど無いと言って良いでしょう。

 WEBサイトは企業にとって単に一つの宣伝広告の手段であり、ビジネス戦略における中心に企画される機会が増えているとはいえ、ホームページの運営をビジネスの経営と切り離して考えていては駄目です。

 まぁ、まだまだそれが出来ていない企業様も多いと聞きます。

 仮に、これで一時的に検索順位を上げて自社ホームページへのアクセス数を伸ばせたとしても売上を増やし続けていくというコトは出来ないでしょう。

 広告活用と他との連携+サイトの品質+企業ブランド力+興味関心(企画・キャッチ) ⇒ 受注誘導

 WEBサイトを有効活用し続けるには収益モデルのイメージと数値目標を持つコトが大切であり、更にはその結果を検証して次に活かさなければ”成功のノウハウ”は企業に蓄積していきません。

 しかしながらWEBサイトによる広告手段には、他の広告媒体より大きな可能性があります。

 それは、テレビを観ていて見かけるCM、ポストに入っていたチラシ、喫茶店で手に触れたフリーペーパー、街中で見かけた看板…それぞれの広告手段にはそれらの持っている誘導数(接触数)があるのですが、WEBサイトに関しては現時点で持っている誘導数が例え少ないとしても集客手段の工夫による見込み数の更なる伸びしろは他のメディアの比では無いでしょう。

 つまり、パソコンとスマホの所有率を考えるとWEBサイトの訪問数はまだまだ伸ばせるという訳です。

 そのため、近年のビジネス戦略ではWEBを中心に企画を考えていると言われていますが、それには”専門知識“と”予算“が必要になってきますから、偶然成功したという事例は年々減っています。

 ただ、成功は目標を設定して段階を経てステップアップしていくコトでも企業ノウハウを蓄積していけますからホームページを”有効活用“していくための戦略をもう一度自社で考えてみるのも良いかも知れません・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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