ホームページでのリピート率と新規獲得の関係について思う。


新規顧客を獲得したいからリピートの割合は少ない方が良い?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 企業ホームページによってリピート率は高い方が良いのか、低い方が良いのか?

 競合企業ホームページのリピート率が分かるのであれば別ですが、何も指標が無い状況であればその設定をするコトは企業様にとって難しい問題だと思います。

 企業としては“新規顧客”を獲得したいと思っていても、ほとんどのビジネスにおいては一度のホームページ閲覧で必ずしも受注に繋げられるというものではありません。

 同様にPPC広告における支払いも自社ホームページへの呼び込みのための費用であり、何度目の訪問で受注に結び付くのか…受注に結びつかないケースも含めて新規顧客の獲得とサイトの訪問回数は別問題です。

 そこで今回の記事では“リピート率”の設定について考えてみたいと思うのですが、これがまた取り扱う商品やサービスによって適正な割合が異なるため難しいというのが正直なところです。

 例えば、流行の雑貨と新築の住宅では購入に至るまでの“期間”や“選択の幅”は異なります。

 このコトを踏まえてWEBビジネスで考えた場合、ホームページの閲覧回数も少なく即決させた方がよい商品とそうでない商品があり、自社の商材がどちらに当てはまるのか考えるコトが重要でしょう。

 また、訪問者の購買意欲が高いのかを予測する指標として“リピート間隔”も見なければ成りません。

 単純な話、建設会社を選ぶために企業ホームページを閲覧して回っている場合、数日の間に何度もサイトに訪問された企業様と1ヶ月毎に訪問を繰り返された企業様ではどちらが選んでもらえるかというコトです。

 確かに“リピート率”というものは業種と効果によって近い数値になるため設定は可能なのですが、自社ホームページの運営なのですから、まずは、目標数値を独自に設定してみるのも良いかも知れません・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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ホームページのリピート率や直帰率について考えてみる。

 

(連載86)無事に創業から10年目に突入したので少し振り返る。


猿じゃダメらしい。何だかんだで創業をして10年目を迎えた訳ですが。

 時が経つというのは早いもので昨日(2015年10月1日)で弊社も創業九年を終えて10年目に突入していました。

 もちろん企業努力として日々提供できるサービス向上に努めては参りましたが、日頃より支えて頂いてます協力企業様と弊社を選んで下さったクライアント企業様のお蔭だと存じております。

 そこで唐突なのですが、今日予定していた更新記事を次回に変更して少し今までを振り返ってみるコトにしました…とは言っても、ただ弊社の沿革を連ねても面白くありませんから裏話も交えて述べていくコトにしましょう。

 まずは、次の図をご覧ください。

取り敢えず、創業してから10年目に“突入”したので少し振り返る。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 いや、こうして簡単にでも思い返してみると言いたいコトいっぱいありますね。

 ただ、長くなりますので今回は起業した当初の出来事を2つ程述べてみたいと思います。

1)電話番号を1ヶ月で変更事件

 これは一番最初にあった困った出来事…というか創業直後に起こった出来事ですが、起業して“さぁ、今からがんばるぞ!”という時にまだ何処にも告知していない電話がひっきりなしに掛かってくるという事件が起こりました。

 ここで“事件”という言葉を使っているのは、その掛かってくる電話の内容が全て“社名を変えても支払いはしてもらう”という類のものだったからです。

 しかも、運が悪いコトに以前この電話番号を使っていたのもIT企業だったらしく、別の会社だと理解してもらうために説明するだけで一日が経つ感じでそうそうに番号の変更を行いました。

 もちろん、名刺や封筒、その他の備品は作り直しです。

 出鼻を挫かれるというのはこういうコトなのでしょうか?

2)2回の倒産疑惑と衝撃発言

 ある程度、仕事も軌道に乗ってご紹介の問い合わせが増えてきた頃、クライアント企業様から打ち合わせの際に“倒産してないよね”という話題が何度となく出てきました。

 以前よりクライアント企業様から、近くに“同名のSOHO”があるみたいだけど対応しないのという話は聞いていたのですが、どうもそちらへ弊社と間違えて連絡する方もあったらしいです。

 もしかしたら気を使われて屋号か電話番号を変えられたのかも知れません。

 連絡が付かない倒産しているみたい…いった感じで、問い合わせをされた企業様が紹介元のクライアント企業様にご相談をしていたコトが原因のようでした(その企業様も今ではご契約いただいております)。

 このコト以来、ご紹介は全て携帯電話へかけて頂く様に案内しております。

 ちなみに話は変わりますが、今まで一番衝撃を受けたのは大手印刷会社様より“ホントは3年でつぶれると思ってたよ”と言われたコトですかね。

 むしろ、株式会社でないと契約できないとか、傘下に入れとか言われた方がスッキリします。

 さて、やはり話が長くなってきましたので、もう一つあった倒産疑惑は別の機会にでも記事にしたいと思いますが、正直な話、倒産疑惑の話題が出るのは2年目までですね。

 どうやら起業して3年も経つと少しは認められるようです。

 ですので、これから起業される方はまず3年間は頑張ってみてください。

 以上、真面目な話に戻りますが、自分としましては10年を迎えて初めてWEB企業としてのスタートラインに立てるのだと思っていますので、今後とも気を抜くコトなく頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します。

 いやはや。。