WEBサイトの制作時に発生するトラブルについて考えてみる。



ホームページ制作の目的は必ずWEB会社と共有する!Web-STYLE(ウェブスタイル)

■WEBサイトを制作する企業目的と提供されるサービスを“共通認識”にて一致させなければ、顧客満足度は高まらない。

 弊社は、主な事業内容としてホームページ運営サポートを行うWEB企業なのですが、場合によっては企画立案やデザイン、公開までのスケジューリングや制作ディレクションもお受けしております。

 もちろん、WEBサイト制作もご依頼を受ける場合もあるのですが、弊社の様な“公開後のサポート”の契約も見越して制作依頼をされる企業様だと短期間での公開やテンプレート構成によるホームページ制作を望まれる方はほとんどありません。

 この際に弊社が行うヒアリングやスケジューリングのポイントについては別の機会に記事にまとめたいので今回は割愛しますが、制作前にしっかりとしたヒアリングご提案を行いますので、公開までの期間は制作を専門に行っているWEB会社様と比較しても長く、一般的に次の様な割合となっております。

・1ヶ月程度での提案を兼ねた制作(15%程度)

・2~3ヶ月かけたて打ち合わせを充実させた制作(30%程度)

・3ヶ月から半年のページ毎の検討を繰り返した制作(50%程度)

・1年後の繁忙期に向けた企業全体を巻き込んだ制作(5%程度)

 更に付け加えるならば、公開についても“満足するまで修正してからの公開”と“後の改善を前提とした公開”があるのですが、弊社の様な運営サポート会社への依頼では圧倒的に後者の判断をされる企業様の方が多いです。

 しかし、それでも企業マッチング(相性問題)によるトラブル等の問題は多かれ少なかれあると言います。

 特に、WEB企業のヒアリングや説明不足により“思い込み”が解消されず、それぞれが“自分都合”で解釈し、制作についての“共通認識”が成されないまま公開後にトラブルが発生するケースも多く、こういった問題解決の依頼も弊社では年々増えてきています。

 しかし、何でこんなにホームページ制作にまつわるトラブルが増えているのでしょう?

 では、ここで先に次の図をご覧ください。

ホームページ制作の際、依頼側と制作側の思い込みをヒアリングして無くすコトが大切。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 まぁ、上記の図を見る限りWEB企業ほど“口コミ”のご紹介が信頼に繋がっているビジネスも無いのかも知れません。

 顧客満足度は、公開後の効果やサイトを運営する目的によって全然違ってきますし、仮に幾つかのWEB企業から相見積もりが取れたとしても提供されるWEBサイトの品質はまちまちでしょうし、ましてや“完成したものを比較”なんて出来ませんから、見積金額で成功か失敗かの判断なんて不可能な話なのです。

 おそらく、安価で制作して何かしら“得した”という場面を実感ができればそれだけで御の字でしょう。

 どちらにしても企業間トラブル等というものはどちらの企業様にとっても望むべきものでは無いと思います。

 企業ホームページ制作の際にはWEB企業側が構成マップやヒアリングシートといった資料を活用して共通認識を深めていく努力をし、目的に最適なホームページを提供して“パートナー企業”へと関係を築き上げていくコトが理想の在り方なのではないでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。