プレオープンサイトが有効な場合について再び考えてみる。



プレオープンサイトの有効活用について再び考えてみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■プレオープンサイトについて久しぶりに考えてみましたが、ホントは公開後のサイト運営の方が大切だったりします。

 新規にホームページを制作したりWEBサイト公開までのスケジューリングをディレクションしたりする中で、最近は”プレオープンサイト“を導入して有効に活用する企業様が増えてきています。

 このプレオープンサイトとは、いわゆる企業ホームページを”正式公開”する前に、新規オープンする店舗の基本情報や告知を目的とした簡易サイトのコトで、これに対し正式にWEBサイトを公開するコトを”グランドオープン”と言うようです。

 このプレオープンサイト、わざわざ手間と費用を掛けて制作するにはそれなりのメリットがあります。

 特に、病院や学校、サロンといった”来店誘導“を目的としたビジネスをされている企業様にとって有効であり、全てにおいて必ずしもプレオープンサイトを制作する必要はありませんので、企業様による導入判断は大切です。

 参考までに述べるのであれば、来店意欲を高める役目を新規に制作するWEBサイトに求められている企業様であれば、導入しておいた方がと良いかも知れません。

 さて、ここでお聞きしますが、新規にホームページを公開した際に出来ていないと困る点は何でしょうか?

 まぁ、答えは聞くまでもなく”検索できる“ようになっているコトですね(笑)。

 昔は冗談でもなんでもなく、ホームページを公開して1~2年間ずっと検索が出来ないままになっているコトに気付かず、アクセス数が”0“という企業ホームページがあったものです。

 今ではあまり考えられませんが、それでもまれに”検索できない“というご相談はお受けします。

 WEBサイトの運営をしていて急に検索できなくなったというのであれば原因を探り出して対策を行うだけですが、そもそもサイト公開時から検索できないというというのは検索エンジンに認識されていないというコトであり、企業様にとっては致命的です。

 もちろん公開した企業ホームページが検索できるようにクローラーに巡回してもらうための手立ては幾つもありますので心配はいりません…もし、どうしようもないコトがあるとすれば、それは今すぐに何々したいというご要望を解決するまでの”時間“でしょうか。

 ”今すぐ”にと望まれているのに”時間がかかる”なんて矛盾していますが、仕様だけはどうしようもありません。

 おそらく余程のコトが無い限り、新規に公開した企業ホームページがずっと検索できない状況のまま続いている可能性は少ないのですが、だからと言って公開後から直ぐに検索できるというものでもありません。

 WEBサイトの公開は、まずキーワード検索で一番になるより”検索できるようになる“コトが大切なのです。

 エイジングフィルター等、新規公開したばかりのWEBサイトには、検索で上位表示し難くなるといった制限がかかります。

 公開から検索できるようになるまでだけでなく、一度検索できるようになったのに再び検索できなくなるといったコトを長くて一年近くも繰り返しながら安定していくのが通常で、思惑通りにWEBサイトを活用できるようになるまでには様々な”タイムラグ“を経験されるコトになるでしょう。

 そのため、今でいう”YAHOOビジネスエクスプレス”より有料でカテゴリ登録を行いホームページ公開後から数日で検索ができるようにしていた時期もあったのですが、今ではこの手のサービスを利用される企業様の割合は年々減少しているようです。

 特に、各種有料のディレクトリ登録ですが今後はSEOの効果が無くなってくるだろうと言われており、先に登録されていた企業様も十分な情報発信や更新していないと検索順位は下がってくると考えられていますのでご注意ください、

 まぁ、今回のテーマは検索順位の増減の話ではありませんので、別の機会に記事にまとめるとして話を”プレオープンサイト”に戻しましょう。

 この様に正式なホームページの公開時にヤフーやグーグルで検索できるようにしておく手立てとして活用されているのが、このプレオープンサイトです。

 もちろんネット広告の活用等、新規ホームページであろうと訪問者を誘導する手立ては幾つもあります。

 そのため、検索順位で一番に表示されてもホームページまで誘導できる割合が2割以下であるという事情も相まって、別に直ぐに検索できなくても良いという考えもあるようですが、企業名で”検索できると出来ない“では全く話が違います。

 そこで対策として、プレオープンサイトを公開し”企業名“と”住所“で検索できる下地を作り、スムーズに正式サイトのリリースに繋げるという訳です。

 ただ、この段階で欲張ってキーワードを詰め込むという行為はお勧めできません。

 ほとんどの場合、1ページで簡易な情報(アクセス情報とオープン情報を告知)で制作していますから、この情報量の少なさがキーワードに適していないとクローラーの判断を誘発してしまい、結果的に効果の出せないサイトになってしまうからです。

 そもそも十分な情報を公開できるのなら、プレオープンサイトなんて制作せずに正式なサイトを最初から公開すべきです。

 また、プレオープンサイトはその役割上、公開日(開店日)に公式サイトとデータを差し替えるというのが一般的ですが、中にはプレオープンサイトに肉付けをしながら公開日までに完成させるという方法もあります。

 どちらかと言うと、この方が検索できる状況にしやすいようです。

 また、企業様で複数サイトを所有してあるのなら、そこからプレオープンサイトへリンクしておくのも良いかも知れません。

 データベースへの登録を行うクローラーの巡回サイクルにもよるでしょうが、2014年に入ってから幾つかのプレオープンサイトを検証したところ、だいたい公開から20日程で一時的に検索できるようになりました。

 したがって、正式サイトを公開する1~2ヶ月前にプレオープンサイトを公開しておくとタイミング的に良さそうです。

 ただ、公式サイトをグランドオープンしてもその後の更新をほとんどしない場合、一度検索できるようになってから再び”企業名“でも検索できなくなり、そのまま一年近くも検索が出来なかった(もちろんアドレスはヤフーやグーグルのデータベースに組み込まれていて)という事例もあります。

 この対策としては、単純に更新頻度を高めると良いと言われていますので、内部ブログを設置してグランドオープンまでの情報発信を興味関心を高めたり、キャンペーンを実施してアクセス誘導を行うコトがお勧めですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

同じ系列で別店舗のコンビニで続けざまに衝撃を受けた話。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」同系列別店舗で続いた出来事に衝撃を受けたのでした。

 これは大手コンビニの話では無いのですが、地域ごとにチェーン展開に力を入れている企業様はあるものです。

 そんな中、店舗数を伸ばしつつ急成長しているコンビニの一つに僕のお気に入りがあります…が、先日のコト、続けざまに衝撃的な出来事を経験する機会がありました。

 まず、田舎道の途中にあるコンビニの店内に入った時のコト、既に4~5人のお年寄りの方が弁当などの売り場前に陣取って、上から順に一つ一つ品定めしながら商品について語り合っておられました。

 これはまぁ、微笑ましい状況で僕は先に手洗いを借りて、他の商品を選んで戻ってくると店員さんが一緒になって話していて、レジには順番待ちが軽く出来ておりちょっと驚きました。

 そりゃそうです。

 レジ打つ人が話をしているのですから…いや、声をかければ良いんじゃないかとは僕も思ったのですが、実際にサラリーマン風の方が声をかけても軽く無視されていたように覚えています(汗)。

 何か近くにお店が無いからこの態度なのか、すごく地域の方に根差しちゃっているからなのか分かりませんが。

 まぁ、別のコンビニを探すまでには時間が無いので少し待った後、何だかんだでカレー弁当を購入してレジで温めてもらおうとしたのですが、肝心な対応がレンジにお弁当を入れてすぐに取り出すような対応です。

 案の定、表面がほんのりと温かい感じで、誰が手に取っても底が冷たいのは分かります。

 当然ながら、”温め直してもらえのすか?”というと何故か不思議そうな顔をされました。

 そして、出てきた言葉が”じゃ、あと何分温めますか?”…って、普通ここで時間を聞きますか?

 いや、時間は分かりませんが熱くなるまで温めてくださいと言ったところ、結局2回目もひと肌になったくらいで底がほんのり温かくなった…というか”暖かくなった”と言った方が良さそう。

 見た目も脂身とか白いまま、しかし、これ以上言っても無駄そうな感じの表情だったので諦めましたが、ひと肌のカレーは美味しくないというか不味いものですね。

 いっそのコト、少し前に流行した”温めなくても美味しいカレー”を売り出せばよいのに。

 また、同系列コンビニの別店舗でのコトですが、小腹がすいてポテト(商品名は系列が分かるので割愛)を購入したところ、いつまでたっても出てこないまま待たされます。

 しばらくして女性の”あっ”という声が、その後に続いて学生さんの”分かりゃしないですよ”なんて聞こえてきました。

 商品を手渡された後、直ぐにバイトと思える方々は陳列へ向かわれたのですが、そのポテトの量は”明らかに量が少なかった”です…セットのフライは一切れしか入っていなかったですし(笑)。

 まぁ、ここまで露骨だと逆に清々しいとさえ思えて、そこは笑えてきましたが、しばらくはこの系列のコンビニからは足が遠のいてしまいそうですね。

 折角、バイトや正社員に関わらず特に接客業をされている方には気を付けて欲しいと思います…と同時に、弊社を含めビジネスを行う上で一人一人が企業の顔になっているというコトを再確認する出来事なのでした。

 ちなみにカレー弁当の女性店員さんは会話から店長さんみたいだったですが、僕の方がクレーマーと思われたんだろうか?

 いやはや。。

買い物かごは外部サービスと制作のどっちが良いのかと思う。



通信販売を目的としたサイトで成功するには基本から育てて大きくする?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■出来る限り費用を抑えて、利益を追求したいという思いは、ポータルサイトの運営に通ずるものがあるようです。

 今回は、ECサイトの主となるシステムである”ショッピングカート”についてちょっとだけ考えてみようと思います。

 まず、通信販売によるビジネスを行いたいと考えた場合、独自ドメインにて通販サイトを”制作“するか、楽天やヤフーショップ等のショッピングサイトに”出店“するという方法が思い当たるところでしょう。

 別の記事にも書きましたが、最近ではヤフーショップへの出店数を激増させた”eコマース革命”が記憶に新しいところです。

 ただ、僕が知る限りでは、出店の意思をもって登録はしたものの未だにショップを公開できずにそのままになっていたり、最終的にはWEB企業様へ制作の依頼をしたりする企業様が多いと聞いています。

 中には、ヤフーから”早く出店を”と促されても肝心なショップ制作のための管理ページへのログインすらままならないなんて企業様も少なくないらしく、それだけ今やCMS(自動更新プログラム)による制作であっても専門的な知識が必要みたいです。

 そして、その求められている専門知識も年々増えており、初心者の方が感じる敷居は限りなく高く見えるコトでしょう。

 しかし、各ショッピングサイトへの出店参加は、公開しても数ヶ月で断念し閉鎖される店舗も多いとはいえ、サイト誘導のための広告宣伝のための経費を抑えられるため魅力的に感じられる企業様は多いと言います。

 まぁ、もとから”ショッピング目的”の方が集まるサイトへ出店する訳ですから、自社サイトにおいて、まず”最初の一つを売る“といった苦労は確かに無いかも知れません。

 けれど、リアルでのショッピングモールとは比較にならない数の競合企業様のショップが同じサイトに集まって参加している訳ですから、独自性を強みにして競い間違っても”価格競争“に陥らないようにしなければ、せっかく出店してもそうそうにサイトを閉鎖するコトになるでしょうから、くれぐれもご注意ください。

 では、ここからは独自ドメインにて通販サイトを制作した場合で考えてみます。

 通販目的を運営されている企業様にとって”ショッピングカート”の設置には、大きく分けて外部サービスを利用すると”ECーCUBE”等で独自に構築するという選択肢があります。

 中には、問い合わせを兼ねた購入フォームを設置するケースもあるでしょうが、上記2つの選択だけでも難しい問題です。

 先日、WEBに関する外れた予言というニュースを見ていて”インターネットで商品購入をする人口が増加していくはずがない”というものがありましたが、今やWEBの有効活用における一つのサービスとして”通信販売”はしっかりと根付いています。

 …と同時に、通信販売を目的としたWEBサイトの数も数えきれないほど存在するコトとなりました。

 これらの通信販売サイト、かつては”売れるようになったら買い物かごの設置やサービスを充実させる”企業様が多かったようですが、今は”売れるように機能やサービスを整えておく”のが当然の運営方法です。

 ではどこまで整えれば良いのか?

 そこに答えはありません。

 整えようと思えば手立ては数限りなくありますから予算はいくらあっても十分だとは言えませんし、結局は損益分岐点や営業単価等をベースとした”売上目標の費用対効果“の設定をしっかりと行い、通信販売サイトの運営を効率良く行いたいものです。

 また、決算方法については多くの手立てを揃えていた方が良いと言われているのですが、手数料などを考えるとこれも、どこまで導入するか企業様がジレンマを感じられるポイントでしょうか。

 それでも代引きや振り込みだけしか決算方法が無いよりも、電子マネー、コンビニ決算、クレジットカードに、今ではギフト券(金券・クーポン券)も整えていた方が、利用の有無にかかわらず”信頼度“が違ってくると言われています。

 上記で述べました通り、多種にわたる決算方法の導入をはじめ、オリジナルのプログラムでショッピングカートを設置しようとも全く外部のサービスを利用せずに運営するコトは不可能です。

 確かに、数年前までは経費削減の目的で企業様独自のショッピングカートを制作する数値が増加していた時期もありました。

 しかし、最近ではすっかり外部ショッピングカートのサービスを活用する企業様の方が多くなったと言われているのも、通信販売ビジネスには何かしらの経費が掛かるものだという認識が広まったからだと思います。

 更に、全盛期と比べて独自にショッピングカートの制作を促す営業やアナウンスが通信販売サイトの規模によって限定されていたり、高機能のシステムを制作してもWEB企業自体が行うケースが増加していたりと、サービスの提供側であるWEB企業様におけるターゲット層やビジネスモデルも変化してきているようです。

 けれども高機能なECサイトを構築するためのプログラムは確かにありますので、一度、最寄りの”ECサイト構築“のサービスを行っているWEB企業様へ問い合わせるのも一つの手かも知れません。

 そんな訳で間違ってもオリジナルでショッピングカートを制作すればWEBサイト公開後の運営費が抑えられるという訳ではございませんのでご注意ください。

 むしろ、メンテナンスや維持管理、WEBを取り巻く環境の変化に伴うカスタマイズなど費用は大きくなるのが現状ですので、外部サービスの利用と独自システムの導入の判断は、通販サイトの規模(広告宣伝費を含む)と売り上げ目標を目安に判断するしかなさそうですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

自社でホームページを運営する注意点について考えてみる。



そう簡単に自社でサイト運営できるほどWEBにかかる手間は少なくないのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■自社独自によるホームページの運営は”費用を抑える”よりも”利益を出す”を重視してノウハウを蓄積していくコトが大切。

 企業様においてホームページを有効活用しようと考えるのであれば、自社で”経験“を積んでいくか、”専門家“のサポートを受けるかといった手立てが真っ先に思い浮かぶところでしょう。

 しかし、上記における前者には自社独自のノウハウを蓄積していく”期間”が必要になるというデメリットがあり、後者は直ぐに目的とする取り組みに取り掛かれる反面、”ランディング費用”が掛かってしまいます。

 このランディング費用、企業様であれば必ず難色を示されるコトでしょう。

 また、運営サポートを契約するにしても”自社ビジネスにおける収益の柱“を理解してもらう期間やパートナー企業としての相性の問題もあり、なかなかスムーズにホームページ運営に入れません。

 中には、WEB企業様との信頼関係を深める間もなく、次々に契約を繰り返す企業様も少なからずあるようです。

 そこで、今回は自社独自でホームページを有効に活用していく注意点について少しだけ考えてみたいと思います。

 まず、自社でホームページを運営していくという入口には大きく、新規でホームページを制作して納品後に自社で運営していく場合と今まで更新や運営のサポートを受けていて自社で引き取るという場合の2つが考えられるコトでしょう。

1)新規ホームページを最初から自社で運営する。

 今の時代、企業様においてホームページは所有していて当たり前、競合サイトの多い後発のホームページであれば尚更、”効率良く”運営していくコトが求められ、そう出来なければ企業利益を生み出すどころか掛けた費用を回収するコトすら不可能でしょう。

 以前の記事にも書いたのですが、WEBサイトの運営が”負のスパイラル”に陥ってしまうと競合企業と争うどころか互いに所有している企業ホームページの品質に追いつくためばかりに費用が掛かってしまい、どうしても後発である程、企業ホームページの上質な活用が必須だと言えます。

 何にしても、自社で行った”手立て”と”検証”を繰り返して、数字を裏付けとした独自の”経験”を積んでいくコトが有効活用への近道なのですが…ビジネスである以上、収益を出せるようになるまでに費やせる時間がそんなにあるとも思えません。

 例えば、この経験を積む時間を埋める手立てとして”情報収集”と”マーケティング”が考えられます。

 ただ、WEBに関する知識や運営の経験のないままに集めた情報が”正しい”かどうかなんて判断は難しいでしょうし、マーケティングに至ってはそれこそ”専門家”によるサポートが無いと難しいです。

 マーケティングの天敵は人の”見栄“と”建前“だと言われていて、情報を正しく集め有効に活用する難しさと言ったらもう…更に、情報を集める側の無意識による回答の誘導等、問題点を考えれば限がありません。

 そもそも自社で運営を行うという”メリット“は、企業ホームページへの費用が掛からないという訳では無く、企業様で知りえた独自ノウハウを独占できるという点でしょう。

2)既にサポートを受けていたホームページを引き取って自社で運営する。

 もしかして、自社においてドメインやサーバーの”更新日”やFTP情報、ドットドメインの種類によっては”AuthCode(オースコード)”、その他の外部サービスのIDやPasswordを把握していないなんてコトはないでしょうか?

 案外と自社でホームページの運営をするようになって”インターネットが出来なくなった“や”ホームページが見れなくなった“というご相談の数は多くて、調べてみると上記に対する知識不足が原因だったりします。

 例えば、サポートを受けていた企業様の保守契約と一緒にプロバイダ契約も解約していたりとか。

 それだったらまだ良いのですが、サーバー契約が消えていてホームページデータのバックアップを取っていないために復旧が不可能になってしまっていたり、ドメインの更新を忘れていて再度取得が難しかったりと有効活用どころか基本的な運営も出来ていなかったという場合も少なくありません。

 自社で運営をするというコトは”自己責任”において企業ホームページを管理していくというコトなのですが、どうやら今まで受けていたサポートの中身や価値が分からないままに、間違った”経費削減”の意識で結果的に自社に多大なる打撃を出してしまう…そんな事例もよく耳にします。

・経費に見合う結果が出ていない

・自社で運営管理するノウハウが蓄積できた

 こんな理由であれば良いのですが、単に”どこかの経費を削減したい“というだけであれば、こういった費用削減は決してお勧めできない訳なのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

最近、Googleの検索結果が頻繁に変化しているかもと思う。



検索順番を決める指標は変化するのに何もせずずっと検索一番なんて無理。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■最近はやたらと検索上位表示のために”更新頻度”が取り立たされるのは、”情報の鮮度”が大切だからなのかな?

 Google等の検索エンジンにおいての検索結果に影響を与えるプログラム”アルゴリズム”は頻繁に改善をされ精度を上げながら、検索エンジンの利用者にとって最善の情報を提供できるWEBサイトを順に表示しています。

 時には対象となるWEBサイトを比較するための指標を追加したり、重み(重要性)に変化を付けたりしながら…。

 そして、これらの改善は不完全なインターネットの世界に合わせて表示そのものや提供の手立てもカスタマイズされ続けていて、決して完成をするコトはなく、今後もこの様な変化を繰り返していくのでしょう。

 終わり。

 …って、それを差し引いて考えても最近では検索順位の入れ替わりが、何だか以前よりも頻繁に上下しているって感じを受けているのは僕だけなのでしょうか。

 こう考えた切っ掛けは数か月前に目立っていた”SEOで検索順位アップを促す”とうたっていた某ホームページが、気が付くといきなり4~5ページ目まで検索順位が下がってしまっていたからなのですが、調べてみると”健康食品”や”建設業”関係の企業ホームページにおいても同じ様に検索順位が大きく上下しているWEBサイトがあるみたいです。

 そう言えば、Googleアナリティクスの管理画面において深夜に一時的ですが訪問者数の数値が増加したり、減少したりといった現象が起こっていましたが、これも最近は見かけませんね。

 もしかしたら、2014年3月辺りから検索順位を決定する指標においての”重み“やカスタマイズの”指標“を変えたのかも知れませんが、ホントにそうなのかを検討するためには少なくとも3~4ヶ月分の資料が必要となるのが当たり前で、今は予想するしかないのが残念です。

 2014年の2~3月に入ってきていた情報と言えば、例え”炎上商法”という手法を使ってでも”被リンク数”を増やした方が、通信販売目的のWEBサイトであれば結果が出るのではないかというものがありました。

 確かに、検索エンジンにおける上位表示が”被リンク数“によって成されているとしか考えられないWEBサイトも少なからずあったので、この機会にもう一度チェックしようとしたのですが、今はなぜかどのWEBサイトも検索上位されていないようです。

 まぁ、検索エンジンでの上位表示だけでビジネスが成功するとは僕も思っていませんが、この点に多くのビジネスモデルが集中しているのも、需要が多いのも理解しており、WEBサイトの運営サポートを行っているという点からもこの問題は無視しては通れません。

 そこで、2014年4月のアクセスログを幾つか検証をして共通点を見つけ推測だけしておこうと思いました。

 もちろん”仮定“するだけですので、実際この情報に対する信憑性を高めるにはもう少し時間が掛かるでしょうが…。

 ここで気になった情報は次の2点です。

・カテゴリ登録したサイトがGoogleペナルティにかかる事例が増えている。

・3月以降に、更新回数と情報発信量の多いサイトでアクセス数が急に上昇する事例が増えている。

 今後は、この辺の真偽を確かめていかないと駄目なのですが、調べている間にまたアルゴリズムのバージョンアップにより傾向が違ってくるコトも少なくないので大変です。

 クライアント企業様へは、お打ち合わせの際に”推測”であるコトをご理解いただいた上で、運営上でのポイントをお話しするのですが、現段階で調べてみても、登録代行では無く”カテゴリ登録審査“のサービスを提供している中にあるWEBサイトであっても、その登録の一部がが”Googleペナルティ“の対象になっているのではないかという情報はいくつも出てきます。

 思い返してみれば、昨年の弊社における事例ですが、確かにトップページが検索されなくなりアクセス数が半減した企業サイトから一部の被リンクを外したところ、回復どころか減少前よりもアクセス数が伸びたコトがありました。

 この間、別の手立ては行っていませんので、Googleペナルティの対象となる発リンクサイトからの連鎖的なペナルティだった可能性は高かったと言って良いでしょう。

 また、詳細は長くなるので別の機会にしますが、更新頻度が多いサイトのアクセス数が伸びているというのはホントみたいです。

 特にサイト内の情報やコンテンツの追加だけでなく、ブログの更新頻度の高いサイトにもこの傾向は見られ、多少はビジネスとは関係の無いブログ更新でも検索ワードに反映されているように感じます。

 逆に、ブログがあるのに更新していないWEBサイトのアクセス数は減少しているようなので、もしかしたらCMSやBLOGのシステムを入れているのに活用されていないと”運営されていない“という判断がアルゴリズム側で出来るようになったのでしょうか。

 さて、どうしたら良いものか。

 今はじっくりと時間を掛けて考えてみますが、巷に出ている情報だけでなく自社の蓄積したデータから検証を行うのは何かしらの企業ノウハウとなり、クライアント企業様へのサービスの向上へと繋がります。

 ホントは、またまだ気になる点はあるのですが、あまり憶測だけで話を進め過ぎるのは良くないので、今後は予測がたったものから少しずつ当ブログにおいてご紹介していけたら良いかなと考えています・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

バックアップ用のHDDは新しいはずなのに壊れるとかあり?


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 5月5日の夜のコト、パソコンのシャットダウンに何だか時間がかかるなと思っていたらハードディスクから変な乾燥した音が。

 とりあえず、怪しいハードディスクを取り外してパソコンをチェックしたところ、こちらは問題なし…んで、HDDの方を別の幾つかのパソコンに繋げてみたところアクセスが不可能な状況だと判明。

 別に今までにアクセスの具合が悪くかったり、変な音がしていたりというコトはなかったのですが、最近のハードディスクは壊れやすくて前ぶれもないというのはホントだったみたいです。

 しかし、油断していましたね。

 このHDDがバックアップ用で、購入してから2年しか経っていないというコトもあったのですが、まさか本体よりもバックアップ用のハードディスクの方が先に壊れようとは…。

 全く、バックアップの意味なしです(笑)。

 まぁ、バックアップ用なので逆に言えば本体と同時に壊れなければ被害はないのですが…いや、新しいの購入したり、バックアップしなおしたりと全く被害がない訳でもないな。

 そんなこんなで、前ぶれもなく衝撃を受けるコトになった僕ですが、最近の4コマ記事でも描いていたように2013年末からPC4台(うち2台は処分)、ハードディスク2台の破棄も記憶に新しいところ、これまた続く予定外の出費にがっかりです。

 今までの経験ではPC等は買い替えまで”壊れる”というコトが無かったのですが、去年からはいろいろと続いているので、特に記録媒体に対して多少の疑心暗鬼に陥っています。

 そもそも僕は気に入った映画のBDやDVDをコレクションをしているので、別の意味からも何だか不安になったり。

 …だからと言って全て見直せる数量でもないので、知らぬが仏といったところでしょうか。

 あくまでこれまでは起業後に購入してしばらく使用していたもので、むしろ”苦しい時によく頑張ってくれたな”という思いでいっぱいだったのですが、今回のケースは駄目だ。

 完全に世に言う”外れ”を掴まされましたね。

 まぁ、いつまでも悩んでいても仕方ないので、翌日は家電量販店のオープンと同時に新しいハードディスクを買ってきて設定やらバックアップやらをしたのですが、結局は徹夜するコトになってしまい、休んだ気がしないままゴールデンウィークは明けていくコトに(笑)。

 更に付け加えるならちょうどタイミングの悪いコトが重なっていて、このHDDが壊れたのが休みの間にフォルダ整理をしようと本体のデータを一部削除した翌々日だったため、それら消えた資料は作り直しを今月中にしなければならなかったりします。

 時間を掛けて資料の整理をし古いものを片付けたら、そのタイミングでクライアント企業様から”資料の予備がそちらに無いでしょうか?”と連絡が来るというのもよくある話で、やはり”休みは休まないと”いけないみたいです。

 こうなったら、バックアップのバックアップも記録しておくかな。

 いやはや。。

ホームページを有効活用する情報は真偽より偏りを問題に思う。



競合の多いWEB戦略ほどケースバイケースで考えないと成功は難しい。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■連休明け最初のブログ記事だから力を入れようとしたら、話がまとまらずに二度ほど書き直すコトになったのでした。

 ホームページを有効活用するも何も、広く認知されているWEBに関する情報は部分的に独り歩きした情報であったり”偏り“があったりして、自社サイトの運営に役立てようとしても専門的な知識が無いと力の入れどころを違ってしまったり、経費が効率的に使えていなかったりするものです。

 例え、正しい情報を元にしてWEBサイトを活用しようとしていても”得た情報“を正しく理解した上での運営なければ、効果的な結果が出せるとも限りません。

 実に、弊社にご相談いただく案件も現行のWEBサイトを十分に使いこなせておらず、基本的な運営のポイントをチェックして手直しとそれに伴う社内体制作りをサポートをするところから取り組まなければならないといった案件がかなりの割合に上ります。

 つまり、しっかりと運営できているWEBサイトを更に有効活用するために、具体的な提案から入れるといったケースは、WEB関係の企業様からの紹介案件を除けば少ないというコトなのですが、基本的なWEBに関する知識の共有があるからこそ出来る”提案”もあるものです。

 そもそも依頼企業様が得た断片的な知識で、悩まれるポイントと言えば”作業量”と”時間”の問題でしょう。

 なぜなら、これらのポイントは”かかる費用“に直結してくるからです。

「ちょっと修正しておいてくれないかな。」

 軽い気持ちで更新サポートを契約しているWEB企業様にお願いしたところ、別途費用を請求されたという話は少なくありません。

 もちろんそこに共通認識があれば良いのですが、たかが”この程度”の作業で追加料金を請求されたというご相談も増加してきているのですが、話を聞いてみるとWEB企業様の見積もりも適切だというケースも多く、説明不足からトラブルに発展する事例もあるものの、なかなか根深い問題だと感じます。

 そもそも最近のホームページ構成はHTML単独でページが成り立っていない作りも少なくなく、見た目とは裏腹に複数のプログラムが1ページに関わっていたりするため、専門的な知識が無いと”この程度“の単純な作業なのかどうかを判断できないのが普通です。

 依頼主である企業様は、自身の判断基準で適正価格かどうかを判断するしかないというのは仕方のないコトでしょう。

 しかし、その程度の情報発信しか出来ていないWEB業界の状況も改善すべきです。

 例えば”SEO”という単語も独り歩きしている言葉の良い例かもしれません。

 運営に積極的に取り組まず、予算もかけずに、複数のキーワード全てにおいて”検索エンジンで1番になりたい”という無茶な要望も後を絶ちませんが、これとはまた別の問題であって”無茶と不可能“は全く違います。

 検索エンジンで上位表示させるためには、”被リンク数”、”キーワードの出現率”、”更新頻度”、”情報の鮮度”、”情報量”、”信頼性”、”ドメインの使用年数”、”アクセス数”etc、数え上げれば限がありません。

 また、SEOにも”ホワイトハットSEO”と”ブラックハットSEO”とがあり、今は有効だと言われている手立てが、検索エンジンのアルゴリズムの改善からスパム行為として検索できなくなるといった将来も簡単に予測できるものです。

 一度、お金を支払って希望のキーワードによる検索で1番になれば、経営が未来永劫にわたって安泰という訳でもなく、”SEO”に取り組めば広告予算も手間もかけずに、大手企業も含めた数多くある競合のサイトで自社がずっと検索で一番を維持できると考える方がむしろ不自然ではないでしょうか。

 企業貢献できるWEBサイト運営で、有効な戦略の一つが”検索での上位表示”であり、検索で上位表示させる手立ての中の一つが”SEO”であって、更に言うのであれば”誰もが思いつく手立て程、効率は良くない“という法則はここにも当てはまるみたいです。

 また、企業様においてはなるべく”手の内を隠しておきたい”という思いは理解できます。

 しかし、WEBの仕組上”ギリギリに依頼して直ぐに実現”というのも難しいので注意が必要でしょう。

「週末に新規に公開したホームページを月曜から検索できるようにしたい。」

 例えば、宣伝したい企業様のチラシをホームページにも掲載するとして、”自社サイトに訪問された方にアピールしたい”と”検索できるようにして新規顧客を自社サイトに呼び込みたい”という目的では、かかる時間も費用も大きく違ってくるものです。

 更に、これが大きな効果も期待せず、予算を掛けず、単に自然検索できるようにという依頼であっても2週間前くらいには更新サポートを行うWEB企業様と公開の相談をしておくコトが望ましいと思います。

 また、多くの情報に流されて業界全体が損をしたり、発展が遅れるといった問題もあります。

 特に、WEB業界は儲けが出ると考えられたビジネスモデルに後発による大小様々な企業の参加が集中するようです。

 詳細は割愛しますが”WindowsXPのサポート終了より1ヶ月でシェアの減少が1.5%に満たなかった”というニュースを見て、OSが最新のものに統一できる環境が企業様のデフォルトになれば細かなランディング費用が発生するでしょうが、開発費や維持費は半分近くまで軽減できるという話を思い出しました。

 OSのアップグレードはしたくないが安全面は保証しろ、OSは最新にするがシステムやプログラムの動作は保証しろ…って、別の業種で例えればすごく当然に感じるのですが、ビジネスである以上これは不可能な話です。

 それぞれの企業様に思いはあるでしょうが、別の企業様によるサービスも含めて検討し選択して欲しいと思います。

 切り替えが出来ていないOSやブラウザの前バージョンであれば許容範囲ですが、かなり昔のバージョンを網羅するシステムの開発には多くの手間がかかり、これが”無駄な開発費“が掛かる大きな原因の一つでもあるです。

 まぁ、何にしろこの問題は直ぐに解決できるものでは無いのでしょうが、おそらく2020年1月14日のWindows7の”延長サポート“終了時期に、今回と同じような話を繰り返しているのでしょうね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

(連載50)GWは終わりましたが、自社サイト更新は終わらず(笑)。



猿じゃダメらしい。自社サイトの更新作業は思い通りにいかないらしい。

■自社サイトの修正は作業時間の確保が一番の問題みたい、いずれはPCサイトのリニューアルも考えてはいるのですが…。

 いやぁ、ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。

 5月は営業日数が少ないコトもあり、経理や事務、提案に取材と休日中も仕事を進めていたのですが予定していた自社サイトの更新作業の全ては終わりませんでした。

 ちなみに連休明けには打ち合わせが集中しているコトもあり、ブログのストックも書いておきたかったのですが、部屋の掃除などに気が反れてしまい、7日の更新分であるこの文章を書くのが精一杯といったところです。

 ただ、弊社ホームページへのアクセス数は昨年度比でも倍以上あり、一日の訪問数も平日のそれと変化は見られませんでした。

 また、ちょっと自社サイトのアクセスログの傾向も今までと比べて様子が違ってきたようです。

 検索ワードの傾向もWEBに関係のある集中したキーワードとは別に”80円切手”や”DVD(BD)タワーラック”等の4コマ記事に関するキーワードも再び目立ってきたようですし、リピーター訪問者数による行動サマリの傾向から、弊社と同じように連休中の自社サイトの見直しをされている企業様が意外に多いのも感じて取れます。

 同時に”IEの脆弱性”や”WindowsXPの延長サポート終了”等、WEBに関する時事ニュースが続いた点も急激に当ホームページのアクセス数が伸びたコトに繋がっていると思われますが、一時的な現象に終わらずにアクセス数がそのまま減少せずに安定しているコトを考えると外的要因も何か関係しているのかも知れません。

 もしかしたら最近では検索順位を決めるアルゴリズムにおいて”被リンク数“よりも”更新頻度“が優先されているのではないかという推測がホントかなと思えるデータもチラホラと見受けられますし、優良な検索エンジンとして情報の”鮮度”と”信頼性”をもっと反映させたいという試行錯誤も影響している可能性は十分に考えられます。

 まぁ、この件については正しいかどうか2~3ヶ月程のデータを取り比較検証が必要でしょう。

 アクセスログの数値の雰囲気に変化が見て取れると今後の自社サイトのログ検証も楽しみらなるのですが、土日祝日のアクセス数の平均化と一日の平均アクセス数は再び上昇し始めた模様。

 当初、言われていた”文章が長いとリピーターが定着しない“と言われていたのですが、最近では短い文章の方が単発の訪問が多くなる傾向が目立つようです。

 これはやはり、情報発信元となるサイトの数が増加したというのも原因の一つなのでしょうか。

 そう言えば、インターネットにおいて効果的なタイトル画像のアニメーションは5秒、埋め込む動画は1分30秒までと言われていた時代がありましたが、こちらの閲覧平均時間も増加傾向にあり、スマホによるWEB閲覧者のデバイスの変化もあってか、今後の結果の出せるホームページの仕様も変わってくると思います。

 そうそう、本題ですが自社サイトの修正とスマホサイトのリニューアル公開は連休明けに間に合いませんでした(笑)。

 クライアント企業様の作業と新規のご相談で急ぎ進めたい作業が入ってきたので、自社サイトの作業を中断していたのですが、一度中断するとなかなか自社サイトの作業は後回しになってしまい再開するのは何時になるやら。

 実際、去年の自社サイト作業は連休中に終えるコトが出来たのですが、今年は6月には制作も入って来るため益々時間がとられるでしょうから、5月中に自社サイトの修正作業を再開できない様なら”スマホサイトのリニューアル”のみを後回しにして、残りの終えている修正は公開しようかと思っています。

 まぁ、部分的に公開するコトで検索エンジンにどう影響するか検証するのも良いでしょうし、今までシンプルな仕様にしていたスマホサイトに追加した”jQuery“や”RSS“なんかは微調整がまだ少し必要みたいです。

 一応、自社サイトの作業というコトもあり、今後の提案に役立てられそうな仕様を意識的にいろいろと試しているので目立つ点にはこだわって、公開後に手直しをするなんてコトにはならないように考えています。

 とりあえず、5月末までには区切りを付けないと変更による効果測定の検証も出来やしないですね。

 いやはや。。

IEの脆弱性とWindowsXP買い替えの戸惑いについて考えてみる。



IEの脆弱性による問題点や被害こそ、分かり難い情報なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■今日は5月1日なのにアクセスログの検索ワードを見ても”IE脆弱性”と”WindowsXPパソコンの買い替え”が目立つのです。

  別に続けるつもりもなく書いた前回のテーマ(IEに脆弱性というニュースをみて情報の受け手について再び惑う。)ですが、とにかく今日これに関する問い合わせと”WindowsXPの買い替え”に伴う不具合についての問い合わせが多いコト。

 だからと言って、当ブログにおいて対策について詳細を述べたりはしませんが(笑)。

 まぁ、そんなこんなで今日一日を振り返りながら、偶にはテーマを決めずに書き進めてみたいと思います…結果としては、あまり内容の感じられない薄い回になってしまうかも。

 そもそも”IEの脆弱性“については以前から言われていたので、なぜ故に昨今、ここまで大きく取り上げられるのか正直に言えば理解に苦しむ点も無くはないです。

 変な言い方をすれば”これは多くの誰もが感じている”点なのかも知れません。

 ネット上での関連ニュースを見ると”IEゼロデイ問題”とか”ゼロデイ脆弱性”、”ゼロデイ攻撃(アタック)”なんて単語が乱立していて数日前には考えられないくらいアチコチで見受けられます。

 この”ゼロデイ攻撃”とは、ソフトウェアにセキュリティ上の脆弱性が発見されたとき、問題の存在が公表よりも前にその脆弱性を悪用して行われる攻撃のコトなのですが、この問題、WindowsXPのSP2サポート終了直後にも発生していたので、情報提供側としては”警告“の意味合いが強い発信なのでしょう。

 しかし、少し前のWindowsXPの延長サポート終了後でもバグによる不具合が発覚したという経緯も相まって、”WindowsXPを継続しているユーザーに買い替えを促すために流された情報じゃないか“という疑心暗鬼とも感じられる問い合わせも幾つかありました。

 いや、でもそれは無いです…利害に関する外的な思惑という話であれば可能性を否定できませんが。

 ただ、それとこれとは別の問題がありますね。

 ”メインストリームサポート”であればまだしも延長サポートが終了したOSを使用し続けるのは僕も当然お勧めできません。

 それが、ネットに繋げているパソコンであればなおさらです。

 企業様によってはシステムが、”IE6″や”WindowsXP”でないと動作しないからといった類の話も耳にしますが、そのためでもある延長サポート(=移行期間)なわけですから、リスクマネージメントをうたうのであれば、この手の対策は解決しておきべきでしょう。

 …とは言え、少し前にもWindowsXPをシステムとしたATMで3分の2が未対応といったニュースがあったようですけど。

 今回のところで聞いた話だと”某所”で行われた大がかりな駆け込みのWindowsXPパソコン買い替えも、延長サポート期間にシステム移行も含めて計画的に行っていれば、かかる予算が5分の1程度にまで抑えられたとかられないとか…。

 まぁ、話はIEブラウザの話に戻しますが、ネットバンクをご利用の場合等には、システム上の関係で”IEブラウザによるアクセスしか受け付けない“というケースもあるそうですので、”Chrome”や”Firefox”といった別のブラウザに変更すれば全てOKという訳にもいかないでしょう。

 一応、マイクロソフトから回避策として”VMLの無効化”と”拡張保護モードの有効化”、”EMETの導入”の3種類がアナウンスされていますが、早速面倒な設定をサポートしてくれるソフトも出ているらしく”IE_Remove_VGX_DLL“で検索すると紹介記事が直ぐに見つかりますので、詳細はそちらをご覧ください。

 それはそうと”脆弱性”とは別の話になるのですが、WindowsXPのパソコンを上位OSのパソコンに買い替えて半月ほどになるという企業様ら数社から、”MovableType”と”WordPress”それぞれのシステムの内部ブログが更新出来なくなったとか、CMSを初めとした各プログラムが動作しなくなったがどうしたら良いかという問い合わせも多かったです。

 そして、これは偶然でしょうが全て”Windows7“のパソコン環境で起こった問題で、その他のブラウザ等のバージョンや設定を同じ環境にした”Windows8“では問題なく動作していました。

 巷では”Windows7″の方が安定していると言われていますが、そもそもWindows7を改良して作られたものが”Windows8″ですし、この仕事をしていると”Windows7″だけに見られるバグ問題を何度か経験もしています。

 僕個人としては”最近のWindows8.1は使いやすいなぁ”と感じてます。

 まぁ、何事においても100%こちらが良いなんてコトはやっぱり無いわけで、かと言って理屈が分からなくともビジネスの深いところまでパソコンが使われるようになって久しいので、こんなコトをきっかけに少しでも”道具としてのパソコン“を意識してもらえればと考えずにはいられないのでした。

 では、この記事を書いている今日は連休の直前ですし、明日も打ち合わせとプレゼンが続いていて忙しいのでこの辺で話は締めくくりたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

 …って、5月1日の夜にこの記事を書いていて、翌2日には早くもマイクロソフトからパッチが公開ですが、うん、良いオチだ(笑)。