最近のSEOのポイントは何処にあるのかについて考えてみる。
- 2014年05月30日
- ホームページ有効活用
■SEOにおける要素の”質”で優劣を決める判断基準が何なのかと考えると日本語検索の解析も進んだなぁと実感します。
被リンクや更新頻度、コンテンツの文章量や著者評価と言われるAuthor Rank(オーサーランク)、共有サーバーやサーバー移行等、SEOのポイントについては様々な考察が成されていていろんな方法で情報が発信されています。
僕自身もホームページの運営をサポートしていく中でSEOが一つの有効な手立てとなるコトもありますので、もちろん情報収集を行っていますし、必要に応じで集めた情報や自身の経験から推論を立てるコトも少なくな有りません。
だからと言って専門的にSEOばかり検証をしているかと問われれば、答えは”NO”です。
それは、クライアント企業様にヒアリングを行っても企業目的は”売上アップ”であったり、”来店誘導”であったりといったもので、検索順位で1番になるコトでは無いからです。
言葉で書くとニュアンスは難しいのですが、見込み客や既存顧客へのアプローチ、新規顧客の開拓へ掛けられる予算(営業単価)とWEBサイトの活用ターゲットの絞り込み等といった感じで、これはまた別のテーマの話になってしまいます。
とにかく企業様の経営戦略は”WEBの有効活用“が目的で、今ではWEBだけでは完結が出来ない目標も多いため、しっかりとした”導線”と”成功”のイメージをする方が重要だとも言えるでしょう。
それでも企業ホームページを有効活用する上で当然ながらSEOは無視できない手立てに違いありません。
ただ、そんなにまでSEOにこだわらなくとも検索の順位に”更新頻度は関係ない”、”著作評価や共有サーバーは関係しない”といったGoogleからのアナウンスさえ把握していれば、それだけで情報は十分だというWEB企業様が少なくないというのも事実ではないでしょうか。
例えば、明確に検索順位を決定する要素だと言われているものに”質”があります。
企業ホームページに予算を掛けて丁寧に運営と更新を行っていくのであれば、この点を強みにしない手はありません。
独自で文章を考えたり、挿絵をつくってみたり…考えると大変な手間ですがこの点こそ”継続は力なり”を検索エンジンに反映させた要素だと思われます。
少し前に重要だと言われていたSEOの要素に”更新頻度”というものがありますが、ただ同じファイルや画像を上書きしたり、少し言い回しを並び替えたりするコトで情報の質が向上するはずもなく、検索エンジン側もこういった行為を望んでいるとは考えられません。
多分、文章の質やサイト構成(プログラム)では無く、ここでは”情報の質“と大きな視点で考えるのが正しいのでしょう。
今までもWEBサイトの品質については考えられていたコトですが、検索エンジンの”繁栄“という点から考えればサービスの利用者が探している情報を最適な順に提供されるかどうかが重要なのですから、至極当然と言えばそうです。
SEOにこだわって当初の目的を見失うよりも”本筋を誠実に行う“コトが求められているとも考えられなくもありません。
ただ、”質”ってあまりにも漠然とし過ぎています。
WEB企業様で提供するサービスによってSEOにこだわるのは大切なコトですし、ある程度の指標は示してもらった方が良いような気もするのですがどうなのでしょうか?
”~は関係ない”、”~なんて誰が言った”といった類のSEOに関する情報がGoogleから発信されると、だったらもう少しはっきりとしたSEOのポイントを開示しても良いんじゃないかと思うのは僕だけでは無いはずです。
別にルールがはっきりとすれば対応も違ってくると思われ、不透明だからこそSEOにおけるギリギリの”グレーゾーン“を見極めようとする企業様も少なくないとも考えられます。
ルールをはっきりと出したところで”ブラックハットSEO”を行う企業も無くならないのでしょうが…。
もちろん、検索順位に影響するアルゴリズムが改善される中で重みとなる要素が変わってしまうコトもあるでしょうし、場合によっては運営されているホームページの作り直し等の対応が必要になるかも知れません。
そんなこんなで、たまには自分自身でも自社サイトを取り巻くWEBの環境について考えるコトは大切で、仮にGoogleがもっと情報を発信したとしても各企業様によって対応の度合いは異なるはずですので”競争原理“に基づいた運営に変わりはないと思います。
まぁ、やるところはやるし、やらないところはやらない、といった感じでしょうか。
さて、最後にWEBサイトの”質”についてですが、せっかくなので簡単に考えてみます。
ただし、SEOにて検索順位を決定づけるのは”質“だというコトでは無く”重要視している要素“だとアナウンスしていると思われますので、その辺をご理解の上ご覧ください。
・SEOでの”質”に関係すると思われる要素
更新頻度(最終更新からの期間)、被リンク(情報の拡散力)、文章構成(話題の一貫性)、テーマ性(話題性と独自要素)、キーワード出現率(文法)、発信力(ブランド力や著者評価)、情報量(サイトテーマの一貫性)、独自性(同じ情報に対するアクセスの集中)他
まだまだ他にも考えられますが”質”に関係しそうなSEOの要素を選び少し書き出しただけでもこんなに出てきます。
僕の中ではこれらの要素をここから更に”関連性の強さ“で分類しているのですが、そこまですると文章が長くなりますし、記事を書くタイトルストックの中に”1テーマ1サイト”に関するものも予定していますので、また別の機会に記事にしたいと思います・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。