ここらでもう一度、良いホームページについて考えてみる。



求められる情報を提供すれば需要と供給が成り立つ。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■WEBサイトを利用する立場が違っても“共通して良い”と思えるポイントだってあるはずなのです。

 今まで何度かこのテーマで記事を書いてきましたが、やはり考え方の視点を変えれば全く異なる文章になってしまう訳で、試しに右のサイト内検索で“良いホームページ”と入力したところ、2014年3月5日現在で19の記事がヒットしました。

 まぁ、中には文章を書いている上で“良いホームページ”という単語が出てきただけのものもあるようですが…。

 そもそも一言で“良いホームページ”と言っても、その立場によって求められる条件は異なってくるはず、例えば次の3つの立場が誰もが直ぐに思いつくところです。

・情報の需要と供給を繋げる側(検索エンジン)の立場

・商品やサービスの情報を発信する側(企業)の立場

・商品やサービスの情報を求める側(エンドユーザー)の立場

 別の記事でも述べましたが、今のWEBの市場では多少“消費者”側に偏った適正価格が成される中、企業努力で如何に利益を得るのかは大きな課題となっています。

 前回のテーマと話が被る部分がありますが、市場における一番のサービスが安い価格での商品(サービス)提供だと判断される企業様が増加している上、容易に一般的な平均価格を探せる仕組みが完成しつつあるからです。

 ちなみにこの“安価”について言い方が悪いですが、企業にとって“消費者にそう思わせる”というのも含みます。

 もちろん“価格”を企業の強みとする点に何も問題は有りませんが、行きつくところまで行くとビジネスとしても旨味が皆無となり、業界自体が衰退し冷え込んでいくというのは頭に入れておかなければなりません。

 巷では利益幅が大きいコトが悪い様に思われがちですが、実はそうではないというのが現実です。

 むしろ、顧客満足度が十分であれば企業側にとっても消費者側にとっても心地よい“適正価格”であり、理想的なビジネスの在り方だと言えます。

 企業側だけで得た利益を全てため込んだ…なんてのはナンセンスな話ですが、企業が利益を上げて給料として社員に還元し、経済が回っていくコトは“景気の回復”にも大きく貢献しているというコトでしょう。

 各企業が税を納めて社会に貢献するだけでなく、企業の成長及び発展のために将来のビジョンを持ち“先行投資”をし続けなければならないという宿命がある訳で、特にWEB等は運営予算と投資の両方無しに成功は厳しいとさえ言われていますので、この点からも“利益”については考えておきたいものです。

 まぁ、十分な予算を設定していても失敗するコトがあるという点は、リアルのビジネスも一緒ですが。

 さて、そんな中での今日のテーマなのですが、立場が違っても共通して企業ホームページに求められる要素…この点を“良いホームページの条件”として考えてみたいと思います。

 そうは言っても、僕が簡単に考えられるポイントなんて次の3点くらいでしょうか。

・鮮度

・品質

・信頼性、信憑性(オーソリティー)

 これらのポイントは最初に企業ホームページにおいて情報発信によりスタートされますが、上質な情報を発信したい検索エンジン、商品(サービス)の独自性や魅力を伝えたい企業、良い商品やサービスを見つけたい消費者を順に廻り、この三方どこにとってもメリットがあります。

 また、これらのポイントは昨今、検索エンジンの順位を決める際にも表示速度や更新頻度などより重みとして重要視されて来ているようです。

 そう言えば、検索結果に表示される回数に対してクリックされ、サイト訪問へ繋がっている割合も“品質”の要素として考えられ、リスティング広告等の入札金額による表示の順番を入れ替えてしまう要素としても活用されていると言います。

 一つ一つの詳細については、また別の記事にまとめたいと思いますが、そんなに難しいコトでは無く企業ホームページを有効に活用していく上で“当たり前”の運営と情報更新の積み重ねなのですが…これがまた難しいコトなのかなぁ。

 さて、こんな感じでいつも短時間で簡潔に文章をまとめられたら楽というか良いのですが(笑)・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。