ホームページは儲かる・・・という会話について考えてみる。



簡単に聞いた話で成功できるものでないのがWEBなのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■確かにWEBを活用して“儲ける”コトは可能ですが、誰かの真似だけして儲かるほど甘くは無いのです。

 徹底的に個人の思惑を取り除き、比較したい対象のものから検証したい事柄以外の条件を出来る限り揃えた上ではじめて、正しい検証が出来るというものです。

 まぁ、それでも検証が出来るというだけで“正しい結論”を出せるかどうかは分かりませんが(笑)。

 とにかく世の中には、特に主義や主観に渦巻いたインターネットでは、そうなって欲しいという“願望”に適したデータには事欠かず、検証を行う側の考え方によって“出したい結論”に合わせた情報を集めるコトなんて、簡単にどうとでも出来るものなのでしょう。

 さて、そんな前振りをしたところで、ここから本題に入るコトにします。

 よくご相談を受ける中で、知人から“ホームページで儲かっていると聞いた”というものがありますが、ここには“思い込み”や“自己完結”、“見栄”や“過小表現”など、話す側にも聞く側にもいろいろな思惑があるものです。

 もう“言葉”だけで伝えようとした場合、ほぼ100%正しくは伝わらないのではないでしょうか?

 ホントに伝えたいのであれば、できるだけ多くの客観的な情報だけを伝えるべきなのです。

・いくら投資して

・どのくらいの期間をかけて

・いくら売り上げて

・どのくらいの収益があり

・運転資金にどのくらい転化しているのか

 これらの項目もホンの一例ですが、そんな企業の“財産”となる有益な情報を無条件で提供する方はどのくらいいるコトでしょう・・・常識的に考えれば皆無だと言っても過言では無いかも知れません。

 しかし、企業間を跨ぐ場合、その多くの会話は“雑談”なのです。

 “有益な情報”を提供するというのは、そこに提供に値する対価等の“得”があるからに他ありません。

 もちろん親密度にもよりその情報が本当である可能性や“結果”だけは正しいという可能性もあるのですが、“責任”や“対価”が伴わないのですから“真偽”・・・というか、それらが単に“情報の一部”である可能性は捨てきれず、同じ結果を得られる保証は無いと言えます。

 例えば次の様なパターンも考えられるという訳ですが、皆さんはどう思われますか?

・WEBで儲かった。(副業で小遣い程度を片手まで得られた)

・WEBで儲かった。(でも、肝心なポイントはぼかしておこう)

・WEBで儲かった。(ホントはもう少しだが投資を協力して欲しい)

 こう例を上げていくと他にもいろいろと考えられますね。

  実際、ホームページを有効に活用して企業の収益を出すコト自体はやぶさかではありませんが、全ては予算や社内体制などケースバイケースでアプローチは異なりますし、自身のビジネスである以上、過剰に他者の意見に左右されてはいけないという訳なのです。

 もちろん業者の言い分を鵜呑みにするというのも全くのナンセンスなのですが・・・。

 もう少しここで踏み込んで話をしたいのですが、ここから更に長くなってしまうのでホントに述べたかったポイントを含めて別の機会にまたテーマに取り上げたいと思います。

 しかしまぁ、年末にこういうテーマで記事を書いて良いものなのでしょうか・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。