SEOにおけるオーソリティが高いサイトについて考えてみる。



企業努力で対応できないSEOの要素というものもある?Web-STYLE(ウェブスタイル)

■SEOの要素となる全ての項目はアルゴリズムが判断する限り、必ず優劣は決められるものなのです。

 検索エンジンとは常に改善を繰り返しながら、何かしらの情報を求めているサイトの利用者に最適だと考えられる情報を提供しようとするものです。

 そのためには、検索に使われている単語だけでなくその奥にある“ニュアンス”までもシステムは巧みにくみ取り、ホントに求めている情報は何か、また個々の思考に合わせた結果を提示していくコトが課題となります。

 しかし、よほど頭の中にぼんやりと浮かんだ疑問にまで正確に対応するシステムでもない限りは、検索エンジンの“完成型”というものは誰も成し得ないのかも知れません。

 今までもホームページにて発信される情報の品質を判断するために、“鮮度”やサイトの“滞在時間”等が話題にもなった通り、SEOの材料として取り入れられてきました。

 まぁ、これらについてもまた記事にしたいですが、前にも記事にしていますし、今回はちょっと割愛させて頂きます。

 そもそも当サイトにおいても、ブログの更新回数が続いてくるとだんだん1回の記事の文章も長くなってくるもので負荷が大きくなり、年末年始を使って定期的にリセットしないといけなくなっている状況なのです(笑)。

 では、話を戻していきますが、最近ではSEOに重要視される要素として“オーソリティ”というものが上げられる様になってきました。

 この“オーソリティ”というものに関しては、アチコチで詳細の情報を発信されているサイトがありますので、詳しくはそちらをご覧いただくとして簡単に言えば“信憑性(信頼性)”と言ったところでしょうか。

 例えば、インプラントについての施術のポイントや思春期の子育てに関するアドバイスを当サイトで述べるよりも、然るべき専門家の方のサイトに書かれている内容の方が信頼できるというものです。

 逆も然り、真偽は兎も角、日々の日記を書かれている個人様のブログに書かれているSEO情報より、ITコンサルティングをされている方のサイトで書かれているSEO情報の方が“質の高い情報”だと誰もがイメージをしてしまいます。

 まさに、1サイト1テーマのWEBサイトが強くなってくる・・・という仕組みみたいです。

 ただ、これらを意識しながら頑張って情報の提供してみても企業の規模や社会的地位や位置づけも関係していると言われているので、この辺がちょっとやっかいなポイントだと思います。

 例えば、当サイトで書かれる情報と“wikipedia”で同じテーマにおいて異なる内容の情報が発信されていれば、十中八九・・・いや、100%の方が“wikipedia”に書かれている情報の方を信用されるコトでしょう。

 更に、この仕様は“被リンク”にも関係しているらしく、単にリンクしてもらえるサイトの数を増やしていくよりも、信頼できるリンク先を獲得していくコトの方が重要だと言います。

 ただ、ふと思うのですが、企業の目的として情報発信やWEBサービスの提供を行っている企業様と来店誘導や通信販売を促しているWEBサイトを運営している企業様とでは事情が違ってくるようです。

 地域に根ざして来店誘導を行う企業様にとって、特に過剰なアクセス数は必要がなく“企業名”や自社の“商品”や“サービス”、“スタッフの名前”で検索されれば十分であるというのであれば、自社サイトに掲載すべき情報は自ずと絞られてくると思います。

 長続きしない無理な情報発信でアクセス数だけを伸ばしても、ビジネスに繋がる潜在顧客にもなりえない可能性だって十分にあるという訳です。

 どうもホームページを有効活用するには、企業毎に適した目的や表現方法に即したWEBサイト間の位置付けを考えるコトが大切になっているのでしょう。

 別に“ アクセス数の増加 = 検索順位の上昇 = 企業利益の収益アップ ”という訳ではありませんし・・・。

 企業ホームページに“信憑性(信頼性)”を持たせるコトは確かに重要ですが、それがただ単にSEOを意識しただけのもので、企業の経営姿勢を表したものでないのであればもっと優先すべき業務があるのかも知れないですね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。