自社サイトを2つ以上所有するコトについて考えてみる。再び



ホームページの制作費だって馬鹿にならないものです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■良し悪しではなく、企業目的を達成する一つの手立てとして、複数のサイトを企業様かを判断しなければならないのです。

 SEOの点から“企業においてWEBサイトをブログやSNSも含め、10サイト程所有しておいた方が良い”という考えがあるようですが、実のところはどうなのでしょう。

 正直なところ、ホームページは“サイト”という塊で考えがちですが、Googleをはじめとする検索エンジンは利用者の目的にもっとも適した情報を持つ“ページ”を提供するというサービスを行っているシステムです。

 導線を多く持つという意味合いからは、“衛星サイト(サテライトサイト)”を所有するコトはもちろん無駄ではないでしょうが、サイトからサイトへリンクを通してネットサーフィンを続けてくというWEBの利用者はほぼ皆無だと考えられており、複数のホームページを制作し所有する労力に見合う“利益”という見返りがあるかどうかの判断は各ケースに委ねられます。

 まぁ、ホームページの制作により利益を上げているWEB企業であれば、SEOの手立ての一つとして提案をされるでしょうが、企業利益という点から考えれば、必ずしも“最優先にする程に効果がある手立て”だとは思えないのです。

 そもそも“衛星サイト(サテライトサイト)”というものは、目的となる企業サイトへ誘導する“一つ手前のサイト”でしかなく、自社にとっては必要もないのに意図的に幾つも作るというのはどうも意に介せず・・・というか、過剰に制作するのはどうかと思っています。

 正直に言えば、ホームページを運営していく上でサイトを複数所有するコトが“無し”の手立てではないのですが、一時期の“SEO全盛期”に何を検索しても通販サイトばかりが検索結果に反映されていた時代を考えると多少なり疑問を感じずにはいられません。

 過度なSEOは利用者の“欲求”を満たすコトが無いばかりか、企業の一方的な都合を押し付けかねない訳です。

 目的が達成できない“不満”が続けば、利用者は減少し業界そのものが廃れていってしまいます。

 だいたい幾つもリンクを通してサイトを移動し続けていくという経験が僕にはほとんどありませんし、皆さんも恐らくそうではないかと思うのですが、本当に2つも3つも企業のホームページを持つ必要があるのでしょうか。

 今一度、考えてみましょう。

 当然、WEBを有効活用して企業利益を出したいのであれば別の手立てだってあるはずです。

 例えば、今やネット広告の活用は一般的なもので、ホームページを有効に運営するためには維持管理費としてWEBへの広告費も捻出しなければなりません・・・最近では“ランディングページ”と併用した提案を行うWEB企業も多く今後も増加傾向にあります。

 もちろん、ホームページを有効活用するための手立ては幾つも組み合わせて行うコトが大切なのでしょう。

 そもそもホームページの維持管理には手間と費用がかかるもので無理に所有しても手に余してしまいます。

 フランチャイズを行っている企業では各支店の情報を1つのサイトにまとめたり、入口だけを複数サイト制作して公式サイトに誘導するなど統一傾向にあるくらいで、リスクヘッジという点から考えれば所有は把握できる数に抑えておきたいというのが企業様の本音のはずです。

 ただ、間違って欲しくないのは企業様において“ホームページを1つか持たない方が良い”という話ではありません。

 むしろ、弊社でもWEB運営サポートをさせて頂いてる企業様において、複数のWEBサイトを所有されている企業様の割合の方が多くなっており、“明確な目的を持って”サイトは分割していくように考えければならないという話なのです。

 企業公式サイトと別に“商品サイト”を制作する、求人サイトとは別に店舗サイトを制作する等のケースがこれに当たります。

 求人情報や企業IR、商品紹介に問い合わせ受付・・・何もかもを詰め込んで1つのWEBサイトを制作するというのは品質や構成という点からや企業利益を追求するという点からは見直した方が良い場合もあるのではないでしょうか。

 つまり、SEOではなく“利用者の印象”や“効果”で判断するという訳です。

 いつもブログの記事を通して述べていますが、あくまでも“目的”と“手立て”は別のものとして考えなければならず、ホームページを企業様で複数所有するというのも一つの手立てとして“有効”かどうかを十分に踏まえて企業判断しなければならない僕は思うのですが・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

帰りが不規則で宅配商品を受け取れないコトもあるのです。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 何だか今回の宅配受取においてはタイミングの悪い状況が続いています。

 お客様からホームページに使用する資料だったり、Amazonからの商品配達だったりなら届く日も予測できるので、配達の方が二度手間にならないよう時間を合わせて企画書でも作りながら受取の待機をしておくのですが・・・。

 この郵便小包については、事前連絡も無くて全くのノーマークでした。

 配達の仕組みはよく分からないのですが、一度不在だったら郵便局からのアプローチは無いようで完全にこちらからの連絡待ちの姿勢を貫かれているのは当然なのでしょう。

 やはり、民間で後発で起業したヤマトや佐川とは違うんだなぁなんて比較しつつも、再々配達なんてコトになったら申し訳ないので完璧に受け取れる日をこちらも模索中たったりします。

 ・・・とは言いつつも預かりの期限というものもあるので、あまりゆっくりもしていられないのですが、こういうときに限って帰りが晩くなる遠方での打ち合わせが続いていたりするものです。

 まぁ、最悪どうしても時間が取れなければ、お昼時に戻っておくコトにしますが・・・。

 ちなみに届く予定の商品は、ディアゴスティーニから届いた“Robi”の今月号みたいですね。

 部品を失くすといけないので揃ってから組み立てようかと思って1号から押入れの棚に放置したままですが、このシリーズは確か70号くらいまで続くらしいので、やっと折り返しの号のところまでが届いたコトになります。

 そうそう、Amazonからの“Blu-Ray”や“DVD”配達の方の話ですが、今年はなぜか大雨や台風の日と重なるコトが多いように感じます・・・単に数回重なったイメージが強く残っているだけかも知れませんけど、でもそんなイメージです。

 去年の大雪なんかではタクシーですら上ってこない場所なのですが、それでも届けにこられる配達員の方には脱帽です。

 こういうと何ですが、別に無理して届けられなくても次の日でも・・・事故や怪我でもされたらこちらも申し訳ないですし、僕はあまり届いた商品を直ぐに開けるタイプでもないですし、おすし。

 どうだろう、このペースで行くと年末年始の商品配達が大雪の日に重なるコトも考えられるかな。

 後、届けられる担当さんによって手渡しとポストへ入れられる方と分かれているようなのですが、無理に詰め込まれたり、台風で濡れてヨレヨレになっている場合もあるのですが、今まで一度も中身に影響があったコトはないですし、受取に待機しておけない場合もあるコトを総合的に考えて・・・。

 ポスト優先でお願いします(笑)。

 あっ、やっぱ本の配達だけは雨の日だと心配かも知れない。今までも段ポールがしなびてる経験があるしね。

 まぁ、最近では少なくとも月に5~6回は何かしらの商品を配達してもらっている状況が続いているので、だんだんと顔見知りの配達員さんが増えてきているようです。

 中にはちょっと困った人もいますがそれはそれでご愛嬌というコトで、いつか機会があったら4コマのネタにするかな。

 いやはや。。

2013年11月3日の祝日は「文化の日」です。



 2013年11月3日は「文化の日」です。日曜なんで、月曜は振替休日。

 2013年11月3日は「文化の日」、そして4日は振り替え休日なんでブログの更新はお休みです。どうやらアチコチでイベントが行われているようですが、残念なコトにこの辺りは雨なんでなぁ・・・。

 いやはや。。

2013年11月2日の戯言(WEBで商品やサービス体験は無理?)



物事を明らかにするには、議論よりも事実を証明した方が手っ取り早いというたとえ。

 いつものコトですがテーマとなる諺を選んで記事を書き出したものの何かしらWEBに話を絡めないといけないので、途中でちょっと悩んでしまうというのは土曜日の更新記事を書いていてよくあるコトです(笑)。

 他のカテゴリの場合なんかテーマを決めてから文章を書きまとめていくのですが、土曜日だけは諺にWEBサイトの運営を関連させるようにこじつけて書き進めているというのが正直なところでしょうか。

 そんな“週末の戯言”と銘打った土曜の更新シリーズも次回で最終回の予定・・・かな、多分?

 ある程度の検索エンジンへの反映についてのデータは検証できたので、今後は“ホームページ有効活用”と“僕ならこうするね・・・”、“猿じゃダメらしい”をメインにブログを継続させていきたいと思います。

 まぁ、ブログの更新により蓄積したノウハウは、クライアント企業様のホームページを有効活用させるためにフィードバックしていきますが、これこそ“論より証拠”となる提案の根拠と言えるのでしょう。

 ・・・と、いい感じでテーマがWEBに関連してきましたが、実のところこれ、ホームページをビジネスに繋げていくための古くからのテーマだったりします。

 お客様のビジネスについてのヒアリングを行う際に、うちの商品・サービスは“体験してもらったら分かる”という話をお聞きするコトがあります、しかも結構頻繁に・・・です。

 試供品、スターターセット、初回限定価格など。

 企業ホームページでは商品やサービスについて情報発信を容易に出来るものの、直接、自社の商品やサービスを体験してもらうというコトはとても難しいものです。

 また、上記の方法で商品やサービスを擬似的に体験して頂く場合など、購買意欲を高める企業努力はされているのですが、来店される場合や訪問営業のような対面販売とは違い、潜在顧客となる問い合わせされたお客様だけで遠隔のまま商品に触れるケースでは購入率(コンバージョンレート)は低くなってしまうと言います。

 しかし、業種によっては各企業様でホームページを所有している割合が少なかったり、業界全体でのホームページの活用が十分に成されてない場合もあり、発信している情報が十分でないホームページでも結果を出せている場合もあるようです。

 こんな風に考えると、どうしてもホームページとは“論より証拠”の“論”の方であるというコトを否めませんし、来店(来院)誘導を目的にした企業ホームページの方が商談後のお客様との繋がりはスムーズに進んでいくのかも知れません。

 確かに、通信販売を行っているWEBサイトにおいて、“証拠”の位置づけとなる商品が届いた後のお客様とのトラブルは一部では増加しているとも聞きますし、商品画像だけでなく説明文も含め“良く見せる”と同じくらい“正しく見せる”コトが大切な時代なのでしょう。

 そう言えば、何もリアルな商品の取り扱いだけでなく“電子書籍”や“音楽”、“映像”の視聴体験も十分だと感じた経験は無いかも知れないなぁ・・・。

 いやはや。。

ホームページのリピート率や直帰率について考えてみる。



そもそも多い方が良いとか少ない方が良いという先入観をなくす。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■リピートが少なくて訪問者が1ページしか見ずに離脱してしまうサイトでも企業利益に繋がっている場合はある訳で・・・。

 そもそもサイトの目的も仮定しないままに、こういったテーマの話を進めていくコト自体が無茶な話なんですが・・・。

 でもまぁ、僕がそう考えていたとしても“リピート率を増やしたい”、“直帰率を下げたい”という企業様の要望は今も昔も共通して多数あり、この手のご相談は尽きないものです。

 そこで、今回はこの“リピート率”や“直帰率”について考えてみようと思います。

 確かに、企業利益に繋がるかどうは別として単純に“リピート率を高める”。“直帰率を上げる”というのは、検索順位を上げますというビジネス同様にかなりの需要があるのかも知れません。

 ただ、企業利益に繋げるためにホームページ有効活用を提案し、運営サポートをするコトが主な事業内容である弊社としては、手立て導入の優先順位は大事なポイントであり、やはり目先のお金だけを追ったようなビジネスをしていては企業の存続は難しいものです。

 その点を踏まえて“リピート率”や“直帰率”について考えを進めたとき、ここには“人の意思”が大きく関与しているという点を無視していては対策を出来ないというコトが分かります。

 SEOがアルゴリズムというプログラムに対するアプローチだとするとこれらは訪問者という人へのアプローチです。

 例えば、検索順位をいくらあげても最低下記の三段階の手順を踏まないと企業利益には繋がりません。

・検索結果のページで目立つポジションで自社ホームページを表示させる。(SEO、ネット広告)

・並んでいる検索結果の中からタイトルや説明文で興味関心を持ってもらいサイトへ誘導する。

・自社ホームページの商品やサービスに興味を持ち、コンタクトのアクションを起こしてもらう。

 上記は簡単な分類ですが、企業ホームページを通して“利益”を得るためにはこのような段階を全て踏まえた上で、場合によってはどのステップかに重点を置いて対策を考えなければならない訳です。

 そういった意味では、WEBサイトを有効活用したいと思われている各企業様が何処か1点のサポートを行うWEB企業のサービスを受けるか、全体の対策や提案を行うWEB企業を選ぶかは企業判断による自由な選択だと言えるのでしょう。

 さて、話を本題に戻します。

 まず、“リピート率”を高める方法についてですが、繰り返し有効な情報発信を行う、ポイント取得などサイトを訪問する付加価値を付ける、通信販売目的のサイトであれば回転率の高い商品を揃えるという手立てが考えられます。

 何の得もなく、有効な情報もないのに訪問者がリピートしてくれるはずはありません。

 逆に考えれば、自社ホームページにおいてサービスや商品の魅力が感じられないというコトになります。

 間違えないで欲しいのは、企業のサービスや商品に魅力が無いという訳ではありません。

 もし本当にサービスや商品に魅力が無いあれば企業自体が存続できていないはずであり、こういったケースのほとんどは単に魅力を“発信できていない”というだけの話でちゃんと改善していけるものです。

 実際に競合企業のサービスや商品に負けている点もあるかも知れませんが、自社のサービスや商品よりも品質が明らかに劣っているのに企業ホームページを通した売上は負けてしまっていて“悔しい思い”をしているという企業様の話はよく耳にします。

 まぁ、嘘や偽りは駄目ですが“企業のサービスや商品の強みをアピールする競争”はリアルでのビジネスはもちろん当然ながらネットの世界にもあるのですから、企業間の競争で負けているという点で考えるならば営業努力を進めていくほかありません。

 次に“直帰率”についてです。

 皆さんの中に、1ページだけで他のホームページへ移動する方よりも自社サイトにとどまって沢山のページを見てくれる方のほうが企業の売上に繋がるという思い込みがあるのなら、その考えは“絶対ではない”と改める必要があるでしょう。

 例えば“寝た子を起こす”という諺がありますが、情報を与え過ぎたために“熟考状態”になる状況がそうです。

 ケースバイケースで対応ができるサービスの幅があるのに必要以上に過度な情報を発信したコトで、御社との契約を決めていたのに、“もう一度競合の企業と接点をもってみようかな”、“そもそもホントに必要なのかな”・・・と顧客に心変わりをさせてしまう。

 SEOと比較してエンドユーザーへ向けた情報の発信量の判断はとても難しく、ポジショニングシートの記事の時にも書きましたが、インスピレーションで購入させる嗜好品の商品なのに“ホントに必要なのかもう一度考えてみてください”という情報を過度に入れるのはナンセンスです。

 ガスの元栓や戸締りなど・・・ホントに大丈夫と繰り返されると自信があったのに不安になってくるというアレですね(笑)。ですが、ホントに企業利益に繋がる適切な情報量を考えるというのは大変なものです。

 最近では、1ページのセッションで結果を出している“ランディングページ”というものもあります。

 ネット広告を有効活用し、購買意欲を高めたページへ誘導する・・・もちろん、特定商取引や個人情報に関する記載もありますが、“直帰率が高いほど結果が出ている”というケースが考えられるページです。

 多くの事例を見て経験を積まなければ、何かと思い込みの多いWEBサイトの運営ですが、ネットに限らずその仕組をちゃんと理解して丁寧に向き合えば案外と対策を閃くコトは多いのでがんばってください・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。