2013年11月9日の戯言(会社を継続する要素は幾つもある訳です。)



人と仲良くつき合うけれど道理に外れたコトには反対し他人の考えに同調しないというたとえ。

 流石に“を”から始まる日本のことわざは無いでしょうから、土曜日の定期更新は今回で事実上の“最終回”となります。

 今後は、不定期にてお知らせ程度の更新を行うというコトはあるでしょうが、週末はブログの更新をお休みして企画や提案の方をがんばるようにしたいと思っているのですが・・・まぁ、僕のコトですから、どうなるやら(笑)。

 さて、“わ”から始まることわざですが、直前までは“分からぬものは夏の日和と人心”にしようと思い選んでいたのですが、この“和して同せず”を見つけて意味合いに同調してしまい、あっさりと変更するコトになりました。

 そもそも自分のビジネススタイルが“和して同せず”そのまんまなんですよね。

 “頑固”で“偏屈”だと言われる僕ですから、ビジネスにおいては“選び選ばれ”という姿勢でもっぱら取り組んでいます。

 もちろん“犯罪”じゃないのかといった仕事のご相談を受けたコトはありませんが、企業おけるWEBの活用に対して“目的が納得できないもの”や“どのWEB企業でもよい”というものはお断りさせて頂いてますし、既にご契約いただいているクライアント企業様へのサービスが低下するような飛び込みや期日の短い大きな案件も辞退させて頂くコトが無くはないです。

 クライアント企業様へ影響の出ないものでキャパ的に大丈夫であれば難しい案件は大歓迎なのですが・・・。

 売上など考えれば“来るものは拒まず”の姿勢が企業として正しいのでしょうが、今だって無駄な時間は無いほどに働いていますし、キャパオーバーだけは絶対に避けなければ成りません。

 企業を成長させて受けられる依頼数を少しずつ増やしつつも、サービスは向上させてより高い水準での顧客満足度を計り、企業ノウハウを蓄積する、これら全てを遣って退けなければならない訳です。

 誠意を持ってビジネスに取り組むコトはもちろんですが、自社にもクライアント企業様にも“利益”が生じるように貢献に努める・・・まぁ、僕はビジネス以外の付き合いが悪いかも知れませんが、これは個人的な面というコトで、ひとつ。

 あれ?何だかこのテーマって思っていたよりも具体的に書けない分、話を進めていくのが難しいみたいですね(笑)。

 ただ、例えば“1業種1エリア”を守っていても、新規ご相談の企業様が既存のクライアント企業様と競合でなくとも横の繋がりがあったり、いろいろとビジネスには難しい面があります。

 起業したら自分勝手に振舞えるという訳ではなく、良い仕事を行うためには、お客様のビジネスの本筋を理解したり、誠実であるだけでなく、断るコトや意見するコトを覚え、常に“中立”でなくてはいけません。

 僕なんかは不器用なので中立であるために、プライベートではSNSをせず、どこにも属さないようにしていますが、相変わらず“ご紹介”によって新規ご契約はいただけている状況は続いています。

 もっとも僕が“人付き合いの得意”な魅力的な人間だったのなら、こんな気遣いは無くとも上手くやるのでしょうが、やはり僕には無理だと思います・・・結構、人見知りしてしまう方で“仕事なら大丈夫なのに”プライベートでははじめてお会いする方とはほとんど話が出来ません。

 多分、相手の気を悪くさせてしまうコトも多いと思います、もちろん悪気は無いのですが。

 しかし、この“中立である”というポイントは聞き流してしまいそうですが、起業しやすい反面に長続きしないと言われているWEB企業を継続していく上で、営業するコトや資金を調達するコトと同じくらい大切な要素だったりします。

 ちょっと分かりにくいかも知れませんが、起業して8年目だからこそ感じられる点なのかも知れないです・・・という訳で、今日もお客様から選んでいただくために“仕事を選んで”精一杯に励んでいる僕なのでした(笑)。

 いやはや。。