究極や至高ではなく二番手のサイトについて考えてみる。
- 2013年09月10日
- ホームページ有効活用
■企業様の思う“二番手のサイト”を知るコトは、最高のサイトへ向かうための方向を見定めるコト!
早速ですが、今回はホームページの成功や失敗を考える前の段階として、二番手のサイトとはどんなものかを考えてみようと思います。
最近のWEBサイトを介したサービスの提供や新規顧客の開拓を考えた場合、良し悪しは別として“対価”を暗黙の内に求められるケースが多いようです。
そもそも“個人(企業)情報”が完全に守られているとは思えがたく、弊社でも株式会社化に伴い、手続きが落ち着くまではと業務提携を行っている企業様、クライアント企業様以外には、アナウンスを控えているのですが、事務用品や社労士、税理士さんの営業が後を絶ちません。
ちなみに、築き上げた信頼関係やモラルの面からも変更はしませんので、あしからず(笑)。
さて、話を元に戻しますが、そういった訳で(どんな訳だ?)、サイトを介したサービスを利用する際には、“個人情報”の登録もしくは“無料からの課金”が対価としている場合が大半でしょう。
しかし、これを“より良い”サービスの提供に必要な対価と考えるか“制限”をかけた企業の売上至上主義と考えるのかは、個々の判断や価値観に委ねられるところです。
これは飽和した情報が“適正価格”を素直に出せなくしていると言えるかも知れません。
まぁ、何も考えずに純粋に楽しむというケースも考えられますが、このブログではビジネスの視点で考えていますので、ちょっとそれは割愛させて頂きますね。
・・・ですが、この“価値観”というものはちょっと厄介です。
ホームページの所有及び運営を行っている企業の立場から考えれば、“究極”や“至高”といったサイトのイメージは比較的に難しくはありません。
例えば、“ターゲットとなる人々の全てが訪問し、訪問者全てがビジネスに繋がる”といったものがそうです。
そのために、WEB関連の本やITセミナー、WEBコンサルタントとの関わりを通して、SEO等を学ばれている企業様が年々に増えているのでしょうが、企業“独自”のノウハウの蓄積が大切だというコトは、つい忘れがちです。
これは否定ではなく、テンプレートのノウハウでは成功の確立が思うほど伸びないという話です。
営業エリアの存在する企業様で成功するためは、1エリア1業種の独占状態でも無い限り、他所と同じコトをしていて“うちだけが成功する”というのは理屈にも合いません。
更新保守とは別に専属のWEB運営サービスのご契約を結ぶ企業様が増えている理由は、こんなところにあると言えるでしょう。
最近では、弊社でも別々に契約をご相談いただく機会がありますが、ようやくWEBやホームページを取り巻く企業の役割の違いが浸透してきたと言えそうです。
さて、ではここで二番手のなるサイトとはどんなものかイメージしてみたいと思います。
おそらく上記と同じように考えるならば、次の2つに分かれるのではないでしょうか?
1)ターゲットとなる人々の全てが訪問するWEBサイト
2)訪問者全てがビジネスに繋がるWEBサイト
この2つは似ていて非なる、対照の場所にあるポイントです。当然ながら、両方をクリアするようにどのWEB企業様も努めているコトでしょう。
しかし、正直なところITセミナー等を行っている企業では“(1)”を営業手立てとし、ホームページ制作会社では“(2)”を受注のための売り文句にしているところが多いようです。
各WEB企業がこれらの企業様とビジネスパートナーとして共に歩んでいくのであれば、“アクセスを増やしたい”または“売上を伸ばしたい”という企業様側の優先順位を知っておくべきだと僕は思っています。
山登りと同じように道は複数存在しているのですから、企業様の目的に即した結果を示し、企業貢献をしながら、ホームページを育てていく必要があるのではないでしょうか?
まぁ、ここで一旦、話を区切って近々“失敗”についてもブログ記事のテーマに取り上げてみようと考えているのですが、それって記事の需要はあるのかなぁ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。