ホームページ運営に向いている性格について考えてみる。その2



成功する機会とそれに気付くかは別問題なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■まぁ、実際には問題点や改善点に気付いても、決断や行動できないのでは無意味なのですが・・・。

 さて、総合的にホームページの有効な運営に必要な要素は“センス”でした・・・では、ちょっとアレなんで、もう少し意識すれば何とかなるんじゃないかというポイントを探してみましょう。

 まず、僕が思いつく大切なポイントですが、それは“気付き”です。

 物事を考えて観るコトのできる“気付き”、客観的な第三者の視点で感情に左右されない“気付き”、他にも考えればいろいろなシチュエーションが上げられますが、経験や成長・・・つまり、成功するためのノウハウの蓄積という点を考えれば、このポイントは外せません。

 確実に成功させる保証のできる企業は何処にもありませんが(僕が存在を知らないだけかも知れませんけど・笑)、成功する“確立を高める”ノウハウを蓄積している企業は存在します。

 同様にホームページを所有する企業様自身でノウハウを蓄積していけるのであれば何物にも変えがたい“財産”を作っているというコトになります。

 ルーチン作業で事務的に“そつなくこなす”方よりも、変化に気付き失敗から学ぶ方のほうが、数ヵ月後、数年後に企業にもたらす利益には大きな開きが出ているはずです。

 まぁ、仕事を“している”のか“させられている”のか、意識の違いで取り組む姿勢も違ってくるというもの・・・ただし、失敗する社内のフォロー体制や担当様ばかりが萎縮しない人間関係が築けていなければ難しいコトなのかも知れません。

 気付きには“積極的”な性格の方が合いそうです。

 探究心を持って無難に作業を繰り返すのではなく新たな手立てを“試す”には、役割分担と責任の意識を持つコトは大切ですが、今、流行のドラマで“上司の失敗は部下の責任”、“部下の成功は上司の手柄”なんてリアルで行っている企業があれば、“偶然”というスパイスが無ければ成功の確立は高まらないと思われます。

 そう考えるとホームページ運営に向いた性格云々を考える前に企業という“環境”がどこまで整っているかが、成功を左右する要素の1つだとも言えそうです。

 ここでホームページを見て企業の環境を感じ取るコトが出来る手立てをひとつ紹介しましょう。

 あくまでもこれは“こういう企業なのかなぁ”というふわっとした印象であり、確実という訳ではないのですが・・・案外、社内体制作りの提案が必要なのかを判断するのには役立っています。

 んで、そのチェックポイントですが、企業ブログの記事がそうです。

 稀に、社員様が交代で頻繁に更新されていて、内容もビジネスに関するお知らせや社内のレクリエーション等と様々あるのですが、どことなく不自然な印象を受ける記事を見かけるコトがあります。

 そのブログでは、楽しげな様子とは裏腹に言葉の端々に違和感があり、その発言が自ずとビジネスのターゲット層ではなく自社の上司の目や評価を気にしていると感じ取れるのです。

 もちろん、文章がたどたどしいだけで実際にはそうではないかも知れません。単に、SEOによるキーワードを意識し過ぎて、文章がぎこちなくなっているだけというコトも考えられます。

 しかし、ホームページを見にきている方は根拠や理屈を持ってではなく、雰囲気で感じ取るのですから、真偽はともかく企業としてはブログ記事の内容を見直す必要はあるでしょう。

 ・・・ん?何だか見る側の気付きに脱線してしまいましたね・・・それでは話をもとに戻しましょう。

 上記で述べたとおり、“客観的”に物事を見れるというコトは、ひとつの才能です。

 企業ホームページの貢献度が伸び悩む状況が続き、負のスパイラルに陥る・・・ビジネスを行う上ではよくあるコトですが、ここから脱出するというコト、ちょっとした成功への糸口というものは、こういう目線で“気付き”のある方が思いつくのではないでしょうか?

 長く一つの業種に携わっていると自社の商品やサービスの強みが当たり前だと感じるようになってしまい“感覚が麻痺”してしまうコトがあります。

 “お客様の立場”となって今一度、ビジネスを見てみれば、思っているほど企業の強みのアピールがホームページ内において出来ていないというコトに気付く場合も多いです。

 ・・・と、ここまで書いて、まだ記事に入れ込む予定の内容を半分も伝えられていないみたいです(笑)。

 さすがに、このネタで“その3”まで続けるのも何なんで、以下は別のテーマにさり気なく混ぜ込みたいと思います、そうそう近いうちに“逆に”失敗についてもテーマに考えてみようと思いますので、ひとつ・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。