2013年5月11日の戯言(杖とも柱とも頼まれる・・・とか。)



人を頼りにしてばかりで、何事もやりっぱなしにしてしまう者のたとえ。

 “好き”の反対は“無関心”だとか言いますよね、ビジネスにおいても取引先の企業様が自社を“無関心”という状況なのは最悪だと思うのです。

 案外、あの会社は“あそこが悪い”なんて言葉をいただいたとして、それも裏返せば“あそこが良ければもっといい企業なのに”って思いからの言葉なんだと受け取るコトができます。

 ホームページの運営サポートの仕事をしていると“要望”をだけ言われるコトたってあると思います。いわゆる“丸投げ”って言われる仕事です。

 しかし、丸投げって誰にでも出来ないと思うのです。

 友達との遊びではなくビジネスなのですから、そこには“企業の利益”が発生すれば“損失”を出す場合だってある訳で・・・責任転嫁でも無い限り、解決できそうな人にしか投げられません。

 僕だって“後はお願い”って言葉は、任せても大丈夫という信頼できる人にしか言いませんし・・・。

 人を頼りにしてやりっぱなしにしてしまう企業があり、人から頼られて物事を成し遂げてその対価をいただく・・・これがビジネスなのです。

 日にちが無い、問題が発生した、システムを導入したい、通販を始めたい・・・どんな要望というボールもキャッチして、その結出して果を返球する。

 運営サポート企業の仕事ってそんな感じなのかも知れません。

 ノウハウを蓄積し続け、サービスの向上を行っていくコトが大切だというのは、頼っても大丈夫だという裏づけのアピールであり、これが企業間の信頼関係を築いていくコトに繋がっていくのでしょう。

 企業にとってホームページを持つコトがまだ一般的では無かった頃、リーフレット1枚で5ページのテンプレートデザインのホームページを作っていたという事例もあります。

 これを無茶というかビジネスというか、ホームページ制作に限って考えても事例は幾らも出てきます。

 時代の流れで競合の企業が増えて、要望は細かくなり、技術や環境が整って個人にでも比較的簡単なホームページであれば制作も本を見ながらサイトの運用もできるようになってきました。

 もちろん専門的知識のある方が高品質の商品やサービスを提供できるのですが、依頼主の側でその“差”や“価値”が分からないってコトがあったとしても責められる訳がありません。

 個人の制作とは違うと分かる圧倒的な品質の商品やサービスを提供するコトこそが、企業に課せられた役割なのではないでしょうか?

 とりあえず“困ったら連絡してもらう”っていうのが弊社の基本姿勢でありつつ、例え矛盾していたとしてもクライアント企業様が困らないようにWEB運営のサポートをしていくのでした。

 いやはや。。