ホームページを有効活用出来ない壁、自問自答を繰り返す。



良いホームページの条件はターゲットへのメッセージが明確。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■ホームページを有効活用するには、持ち主側からの視点と利用者の視点の2面を考える必要がある?

 今更ですが“ホームページ有効活用”といっても主語を曖昧にしているために、運営方針がぶれてしまっいる企業ホームページをよく目にします。

 そもそも目標値すら設定されず、“なんとなくの雰囲気”で、成功していないって判断していませんか?

 WEB運営サポートを受けている企業様であっても、スケジューリングが出来ていなかったり、更新サポートのみの契約だったり、提案が自主的に出てこなかったり原因はいろいなようです。

 次にご紹介する幾つかの項目は、ホームページ制作をメインのサービスとした企業様と話をしていて耳にする項目なのですが皆様はどうでしょう、同じような経験はありますか?

 そういう当サイトのブログも“サービス提供側”と“ホームページ担当様側”へ向けた記事を明確にせず書いているのですが、これはあくまでも自社サイトの検証のためだからであり、ご契約企業様へは必要に合わせてご提案させて頂いております。

 では、次の項目をご確認ください。なお、“目標の達成”等のサイト運営に関するものは除外しております。

・更新されていない。⇒キャッシュが残っている。

・IE6で対応させたい。

・全てのパソコンで同じ表示にしたい。

・パソコンを変えたらホームページが壊れた。

・キーワード検索結果で1番になりたい。

・動かしたい。

・アニメーションがスマホやタブレットで見れない。

 などなど(笑)。

 本来であれば個別にホームページ改善のご相談を受けた際、具体的なご提案させて頂くのですが、この様にブログ記事に大枠で文章を書くとターゲットがぶれてしまい焦点の“ぼやっ”とした内容の文面になってしまいます。

 それと同じように、企業ホームページには“ターゲット”と“メッセージ”が大切です。

 この点が明確でなければ、ホームページの訪問者もアクションを起こせません。そういった意味からすれば、ホームページを有効に活用して成功するための“いろはのい”とも言えそうです・・・。

 では、この視点・・・いわゆる“利用者の視点”で上記の項目をもう一度見てください。

 “持ち主側の視点”とも思えて微妙なラインの項目も含まれていますが、外に向けたホームページであるのなら“利用者側の視点”で見たときにだけ、改善点や追加すべき点が見えてくるはずです。

 最近、嬉しいコトに当サイトへ訪問される方の検索ワードは“サイト運営に関するワード”が増えてきました。

 その検索ワードの中にある“ホームページの改善点が分からない”と検索されている方にとって今回のテーマが少しでも参考になれば幸いです。

 例えば“IE6で対応させたい”ですが、企業都合なのか利用者のコトを考えてなのかで随分印象が異なります。

 また、制作の際に気付かなかったであろう項目“パソコンを変えたらホームページが壊れた”等は、見る側のコトを考えた改善のきっかけとなりそうです。

 ターゲット層にわくわくしてもらいたい、驚いてもらいたいというのであれば、“動かしたい”というコトも理解できますが、設定する性別や年齢を明確にした方が、キラキラさせたり、アクセント程度に押さえたり、動画を使ったり、より方向性は見えてきます。

 “アニメーションがスマホやタブレットで見れない”という点からは、ホームページ仕様が今のネット環境から遅れていているのかも知れないという点も考えられそうです。

 単にデザイン面の問題というだけでなく、正しく表示出来ていない原因がどこかにあるのかも知れません。いつの間にプログラムが動作していない状況等も同様です。

 危機管理に繋がる話かもしれませんが、更新がある時だけホームページを眺め見るのではなく、持ち主側からの視点で“診る”、“観る”、“看る”コトが大切なんだと思います。

 ・・・と言っても、ホームページを所有している企業様が“サイト所有者としてのプロ”となって頂くコトも、僕たちWEB運営サポート企業の“育客”という一つのサービスなのですが、こればっかりはビジネスとしての対応となるものなのです・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。