2013年2月9日の戯言(予想できる問題点の全回避は無理?)



よく切れる刀でもつれた麻を切るコトから、もつれた事柄を見事に処理するコトのたとえ。

 予想外の問題はどうしても起こりえるものですが、ホームページ公開時やPC環境、データ管理等ある程度のリスクヘッジが可能な時代となりました。

 これらの予測できる問題点への対策には、その内容に応じて費用がかかるため企業での経営判断が重要となりますが、起こるかどうか分からない事柄に対して予算を当てる企業もあれば、ウイルスソフトにさえ費用を当てない企業もあります。

 そもそも困ってからでは対策の費用の何倍もお金がかかるものですが、困るかどうか分からない予算に踏み切るには“ある程度、ホームページからのビジネスへの貢献”が必要です。

 ただあれば良いというものに予算を考える方は少ないと思いますが、迷惑メールやウイルス感染等、ホームページだけが原因だとは限りません。

 インターネットやパソコンを初めとする顧客管理や勤務評価等の企業管理データのあり方等も一度しっかりと検証しておく必要があると思います。

 そして、ITやWEB関連で“不具合”が行ってしまった際、まず問題点が幾つあるのか紐解くコトが大切です。

 もつれた麻ではありませんが、リスクマネージメントのポイントは“複雑にからんだ複数の問題を紐解き、直ぐに解決できる問題と時間がかかる問題とに分けて、解決までの道筋を立てるコト”です。

 大きな問題と全体を見ているだけでは、解決の糸口が見えてこないものです。

 実際に、WEB運営サポートの仕事においては問題が起こってから解決の道筋についてのご相談件数が年々増えてきています。

 ・・・ですが、いつも思うコトは簡単に解決できる問題であってもその問題自体が起こらないに越したコトは無いという点でしょうか。

 いやはや。。