2013年1月19日の戯言(リスクに備えるための費用を考える)



もの事が起こってから、あわてて準備をしても手遅れで役に立たないコトのたとえ。

 ホームページ制作や運営・・・パソコンに関するご相談は、事後相談であるコトがほとんどです。これは、別にホームページの運営を安易に考えられているからではありません。

 むしろ今の時代、できるコトであれば“ホームページを有効活用させたい”という思いの方が強いように感じます。

 ただ、多くの場合は更新作業のサポートですらCMSなどの自動更新を導入するコトでランニングコストを削減する傾向にあり、運営保守のご契約をしていない理由に関しては“予算の都合”と“分からない”に大きく分けられているようです。

 分からないとは、認知度が高まっているとはいえ“制作会社”の保守との違いが分からない、運営サポート会社の存在を知らないというコトです。

 しかし、ネットが社会に根ざしリスクヘッジにも専門的な知識が必要な場面が増えているコトも事実であり、ホームページを通してエンドユーザー(利用者)様とのトラブルが発生する事例も比例して増加しています。

 サービス業者にはそれぞれの強みがありますので、今後は制作と運営を分けて考える必要もありそうです。

 また、WEBに関しては専門的な知識があっても予想できないトラブルがあり損害額も想像がつきません。そのため、損害を出した時の保険サポートを行う大手企業はまだ見当たりません。

 サーバーを提供している企業が、利用されているクライアント様のホームページデータを消失させても月額保守費用を上限にしか返金を保証しないという場合もあるようですし・・・まぁ、保証内容を限定すれば可能性はありでしょうか。

 例えば、ホールインワンを出した催しの費用をカバーするゴルフ(ゴルファー)保険がありますが、加入している=自分がホールインワンを出すかも知れないという思い、安価であるというコトからの遊び心へのくすぐりが、保険というビジネスを成り立たせるとも考えられます。

 ホームページ保険等も十分な需要はありそうですが、支払額が損害の全てが対象となると“億を越える”コトも考えられます。やはりリスクの高いビジネスはよほどの資本があっても難しそうです。

 まぁ、言葉を選んでブログを書いていますが(笑)、どんな仕事にもリスクは伴うというコトで・・・。

 いやはや。。