wwwやindex.htmlの有り無しの不都合について考えてみる。
- 2012年12月07日
- ホームページ有効活用
■アクセスログにおいてコンテンツサマリーのデータを見て思うコトなのですが・・・
ちょっと前からホームーページを制作する際には、アクセスログを設置するコトが当然のようになってきました。WEB運営サポートを仕事とする立場からするとこれはとてもありがたいものです。
2010年の後半くらい前までは、ホームページの改善点を提案して欲しいという依頼をお受けしてから“アクセスログを設置”しなければいけないコトも多かったのですが、最近では既に設置されているコトが多く、アカウント情報を教えて頂いて直ぐにデータ検証に入れます。
そのアクセスログについてですが、コンテンツサマリー欄を見て次のような場合はないでしょうか。
・/
・/index.html(htm、phpなど)
これは同じページであるにもかかわらず、バックリンクによるページ閲覧データが収集する上で“別のページ”として認識したために起こる現象です。もし、こんな風になっているのであれば要注意です。
このコトについてもっと詳しく知りたいという場合は“URL正規化”で検索するコトで情報ページが見つかると思いますので、一度ご覧になってください。おそらく2009~2010年頃のページが多く見つかると思います。
さて、本題に入る前にもう一点。
11月頃から“ウェブスタイル”を検索する際のアドレス(検索結果の中で緑色で表記されている部分)が“web-style.jp”から“www.web-style.jp”の統一になったようです。ちなみに、ソースはいじっていません。
何だ、そんなコトか・・・そうお思いの方もいるかも知れません。では、ここで当サイトのトップページアドレスの表記を例に考えてみましょう。
・http://www.web-style.jp/index.html
・https://web-style.jp/index.html
上記のアドレスをみると“/”や“/index.html”、それに“www”が付いていたりいなかったりと違いがあるものの全て同じページへリンクされています。
先にも述べましたが、これらはネットにおいて全て別のURLとして扱われているのです。
SEOの点から考えるならば、サイトが正しく評価されておらず検索順位が本来よりも低いというコトになり、順位を上げるための労力も必要以上にかかるコトになります。
ソースのポイントとリンクの統一方法はあちこちに情報がありますので、そちらでご覧いただくとしてホームページ制作する側としては、企業レベルの指標となるようですので、忘れないよう意識しておきたいものです。
そうそう、パーマネントリンク(パーマリンク)の不利な点もこのURL正規化とアルゴリズムの対策によるものなのですが、それはまた別の機会に記事にしたいと思います。※参考記事:(パーマネントリンク(パーマリンク)について考えてみる。)
ホントは、11月のアクセスログを見ながら考えを記事にしていたのですが、ちょっと時間がかかりそうだったので急遽この記事を“書いて出し”しています。
今日はストックも無いコトですし、たまには簡単に問題定義だけでも良いですよね・・・というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。