パーマネントリンク(パーマリンク)について考えてみる。



過度でない設定は利用者にとっても管理者にとっても良いと思う。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■メリット、デメリットを考えて”パーマネントリンク設定”をするかは個々の判断なのです。

 パーマネントリンク(パーマリンク)とは、いわゆる”固定リンク“のコトで、ブログ等では記事が増え続けるとどこにあるか見つけるコトが困難になるため、個々のエントリーに対してURLを割り当て・・・って、検索をしてみるとそんな理屈よりも”SEOの対策として設定を促す記事“の方がずっと多く見つかります(笑)。

 確かに、パソコンやスマホもその構造や仕組みよりも”どんな使い方“が出来るかの方が一般的に欲される情報です。

 弊社でもお客様のブログ制作の場合は、必要に応じてパーマネントリンク設定をするコトがありますが、必ず行っているという訳ではありません。

 このブログも2012年9月4日現在設定をしてないです。また、リニューアルのご相談をお受けするサイトの中にもパーマネントリンク設定をしていないブログが見受けられます。

 いったい何割のWPブログでパーマネントリンク設定をされているか分かりませんが、後から設定を行うと”Not Found(404エラー)“が起こる原因になるコトがあるため、導入に二の足を踏む方も多いのではないでしょうか?

 実際に、そういう記事も多く見つかると思います。それでもSEOの点からパーマネントリンク設定を勧める方が多いのは、パンダアップデートの影響が強からなのでしょう。

 まず、前回の4コマのエントリーですがアドレスは次のように表示されます。

 http://www.web-style.jp/blog/?p=4133

 ここで問題の1つ目は「?(クエリ・ストリング)」です。

 この「?」が付いているアドレスをクローラーは動的ページと認識します。検索エンジンでは動的ページよりも静的ページの方を評価する傾向があります。そのため、デフォルトから日付や投稿名でパーマネントリンク設定する手立てが提案されるわけです。

 特に、日本語がアドレスおいてもGoogleのアルゴリズムに認識されるというコトもあり、検索上位に持ってきたいキーワードを投稿名として設定する方もいらっしゃいます。文字コードを引き渡す際に、エンコードされ被リンクに不向きだとしてもです。

 例えば、”ウェブスタイル”を文字コードを換えてエンコードすると次の通りです。

 %83E%83F%83u%83X%83%5e%83C%83%8b(Shift-JIS)

 %a5%a6%a5%a7%a5%d6%a5%b9%a5%bf%a5%a4%a5%eb(EUC-JP)

 具体的な手段は別のサイトで調べて頂くとして、意図的にこんなコトもできそうです。 

 

パーマネントリンク設定後の簡易イメージ。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

 まぁ、僕個人としては過度の”SEOの競争”は、いずれスパム対象となると考えていますので、後から修正をしないといけないなんてコトになったらぞっとします。

 まぁ、せいぜい”日付や投稿名(スラッグ)”程度で留めておくコトをお勧めしますね。さらに、次のような問題が発生する場合もあるため注意が必要です。

 それは、ブログをある程度運営してからパーマネントリンクの設定をした場合の”リンク切れ“が起こるというです。当然のコトですが、SEOにはそれぞれの手立てに”重み“ があります。

 自社のホームページにおいて、ビジネスに有効な記事があって内部リンクを数多くしていたとして、それらが全てリンク切れになったとしたらどうでしょう?

 被リンクが切れて、”外部リンク”が減ったとしてもサイトの質に直接的な影響はありませんが、リンク切れは別です。

 実際、ページ数にもよりますが”パーマネントリンクの設定の利“よりも”リンク切れの不利“の方が重みが強いようです。要は、”数多くのリンク切れを頬っているサイト”は、サイト管理者が不適格だとして”パンダアップデート”に捕われるというコトになります。

 せっかく、SEOの作業をしたのに逆の結果になるという訳です。

 まぁ、弊社でもそろそろパーマネントリンクの設定しようかと検討中なんですけど・・・。ただし、今までの記事を探しやすいようにページ追加もセットで考えています。

 このサイトでは、SEOをあまり意識していないもので、設定するにしても”日付+投稿数“ってトコでしょう。

 何だか、今回は要点がまとまらない記事になってしまいましたが、パーマネントリンク設定の詳細については他のサイトを見てもらった方が役に立つだろうしなぁなんて言い訳しつつ、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

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 この記事を書いて、公開までの数日の間でパーマネントリンク設定をしました。

 また、上記で述べたとおり”リンク切れ”のチェックを行い、ページ追加と各ページの調整及び修正を行っています。ページの公開は近日中に追っかけ更新します。

 さらに、設定したコトによるアクセス状況や検索順位の変化を検証して、ご紹介をする予定です。これに伴い(アドバイスをもらったというコトもあり)、パーマネントリンク設定は”スラッグ+日付+投稿数”としました。  さてさて、”リンク切れ”や”被リンク切れ”は起こるのか?

 この記事2回目の、いやはや。。