企業ホームページの役割について考えてみる。



企業にとって有効なホームページの役割を考えてみる。Web-STYLE(ウェブスタイル)

■よく考えたら企業で考える目的のコトじゃないなと気付く・・・。

 はっきりとしたリクエストがある訳でもなく、熱帯夜の中でクーラーも付けず、汗だくで書いてます(笑)。頭が回っていないので的外れな感じにならないかちょっと心配しつつ、考えをまとめてみるコトにします。

 まず、企業ホームページの“役割”の意味として考えられるコトに次の2つの視点が挙げられます。

 それは、“目的”と“活用”です。目的については企業で決めるコトなんで、こちらでアドバイスするのは不自然だな・・・とタイトルを書いている時に感じたのですが、せっかくなんで幾つか書き出してみましょう(笑)。

 思いつくままに全部書くと限が無いので、今回は代表的な4点で考えてみます。

1)ネット販売

 大手ECサイト(楽天やヤフーショッピング)の活用自社サイトでの買い物カゴ設置によるネット販売があります。また、ネット販売の商品の粗利(あらり)が3割以下であれば、ECサイトの利用はお勧めしません。

 利益幅の大きさで考えれば、自社サイトでの販売で成功させるコトが理想なのですが・・・これがまた難しい。

 広告宣伝費がかかるが成功したら大きい自社サイト販売か、購入目的で人が集まるが価格競争になりがちなECサイトの利用か、データに基づいた判断をされるようご注意下さい。

2)来店・来院誘導

 口コミやたて看板を見た後に、ホームページを見て確認している方が増えています。

 最後の後押しが目的となるのですが・・・チラシなどで詳しくはホームページでと謳っているにもかかわらず、詳しくないサイトも少なくなく、データを取ると逆効果にさえなっているホームページも存在しています。

 どちらかと言えば、動画やFacebookなどのコミュニティーツール、ブログなど一般的に話題になっている手立ての導入が有効なグループでもあります。

3)企業イメージアップ

 プレスリリースページを設置してメディアの露出をアピールしたり、IR活動や地域貢献の告知、最近では“東日本震災についての継続的な取り組み”などのページが有効です。

 食品であれば、よくある商品の生産元情報や1つの商品について幾らが寄付になっている等、企業の理念や取り組みを知ってもらうコトが大切です。

 どのグループでも言えるコトですが、メルマガや営業単価について、直接的な見返りが読めない分、一番シビアに考えなければならないグループと言えます。

4)既存顧客の囲い込み

 アクセス制限をかけたページ制作や、顧客管理のためのプログラムと連動させたページが有効です。企業側としては、どれだけ多くの人に“特別扱い・上顧客様扱い”してもらっているんだという心地良い意識を持ってもらうかがポイントとなります。

 メルマガなどもグループ分けを行う等の気遣いが大切です。

 いつもの商品とは別に新商品の購入、回転率を上げるヒット商品の導入が課題であり、(1)のグループの中において、自社サイトで商品が売れ出した企業様が必ず通る道です。

 あらあら、論点がずれている可能性があるというのに思ったよりも情報を書けましたね。ここで切って、話を2つに分けるか・・・う~ん、書いとけ(笑)。

■そういうコトでなく、具体的な活用方法なのかも・・・。

 では、簡単に“活用方法”という点からも“企業ホームページの役割”を考えて見ましょう!

 上記の4つの分類の中でも要点を書いちゃったので、簡単に3つ程書いてみますが、ホントにこんな記事で良かったのでしょうか?

・独自性

 2012年7月18日に日本で正式にリリースされたGoogleアルゴリズム(パンダアップデート)において、検索結果で上位表示されるための重要な要素に“サイト内外で同じ内容の記事が少ない”といった独自性を重要視するガイドラインがあります。

 選ばれるだけの独自性・・・つまり、何でもかんでも詰め込むのではなく、ホームページにおいても“うちの商品・サービスはここが違うから選ばれている”ってアピールをしなければならないってコトです。

・詳細

 上記でも書きましたが、「詳しくはホームページで」とチラシに書いていてホームページでも同じ程度の記事しか掲載されていないなんてナンセンスです。

 企画の悪さは企業の悪さと受け取られかねないのですから、“選ばれない決め手”という逆効果にもなりかねません。

 最近では、チラシからホームページへ誘導し、デジタルパンフレットを見てもらう流れを作って経費削減をしている企業もありますが、例えばマンション販売なら“各部屋の契約状況や残り戸数”が確認できるとか機械類であれば操作方法や動画でPVを見せる等のアイデアが必要です。

・QC、QA(IR)

 QAというと“Q&A”と思われる方も多いですが、今後の課題としてホームページにおいてのリスクマネージメント・・・つまり、企業を守るコトが大切です。

 ここでの“QC・QA”とは、“品質管理・品質保証”のコトを指します。  今後、各職業に関する法規とは別に、個人情報の取り扱いについて、プライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表記等と同様に必要なページになると思います。

 そう言えば・・・最近たまに“特定商取引に~”を見ないサイトがありますが、何かあってからじゃ遅いのですけど・・・。

 う~ん、検索された方の目的にあった記事になっているでしょうか。まだまだ書きたいコトはありますが、ブログ記事ではこの程度でまとめておいて、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。