スマホとパソコンにおける検索結果の違いについて考えてみる。
- 2012年07月19日
- ホームページ有効活用
■Googleの昨年末からスマホに特化したサイトを検索結果に優先させるという件
とりあえず2ヶ月間は、ブログを更新するだけで目立ったSEOをせず検証を続けていますが、そろそろブログの更新だけで順位を上げていくのは難しい時期のようですね。
ただ、次の手立てを導入するかは8月に考えるので、もう少しこのままで様子をみておくコトにします。
まぁ、当初に予測していました意図的な“ロングテール”の構築が出来ているところを見ると、やはりブログはキーワードタグよりもキーワードを構築するコトに優れていると言えそうです。
そこで、今回は巷のブログに書かれている疑問について考えてみるコトにしました。いろいろとブログによって書かれているコトが間逆であり、誰もが困惑してしているだろう疑問、それは・・・。
スマホとパソコンの自然検索において結果は異なるのかどうかというコトです。
大手SEOブログをはじめ多くのサイトでは、本年度春頃の記事を見ても“Googleはいくつのデバイス(パソコン、スマホ、携帯、その他)に対応しようともURL単位で評価を行っているため検索結果に違いがでるコトはありません。”という様な内容が見受けられます。
例えば“Youtube”等では、一部の携帯端末に非対応の動画が除外されるため、パソコンとスマホでは検索結果が異なるというコトはあるのですが、自然検索の場合はどうなのでしょう?
2011年度末にGoogleから“スマホに特化したサイトを検索結果に優先させる。”とアナウンスがありました。
常識的に考えて、スマホに特化したサイトをパソコンでの検索結果でも上位に表示したとして、利用者に大きなメリットがあるとは思えません。
スマホに特化したサイトはスマホでの検索結果で上位に、パソコンに特化したサイトはパソコンでの検索結果で上位に、両方を意識したサイトはそれぞれのデータと比較して上位に表示した方が、利用者側にとっては有益な検索エンジンサイトと言えるのではないでしょうか?
ただ、現在のデータで総合的に考えると検索結果は統一されている可能性の方が高いようです。
以前より、日々の当サイトアクセス状況の上がり下がりはチェックしています。
当然、出来る限りクリックせず、順位だけを確認していますし、何日周期で順位に変動があるか、GoogleとYahoo!のどちらから順位が上がるか、それとも同時に上がるのか・・・。一般的に言われているものではなく、生のデータとして見ています。
そうそう、検索するパソコンも普段ネットに繋げていないものやアカウントをログアウトしてから検証しています。
まぁ、どこまで“Cookie”に観照されるか分かりませんし、セーフティからの削除をしてから検索していても、とりあえずこのネット時代にどこまで逆らえるか不明なんですけど(笑)。
んでは、実際に2012年7月17日の検索結果を見てみましょう!
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1)“ウェブスタイル”での検索結果
・YAHOO!(PC) 24位
・YAHOO!(スマホ) 24位
・Google(PC) 24位
・Google(スマホ) 14位
ん?違ってますね。
一応、出来る限り同じ条件で検索した結果ですが、やはりGoogleを使ったスマホでの検索結果がちょっとだけ良いみたいです。
でも、そうするとスマホに特化したサイトを優先するのはGoogleだけで、YAHOO!は同じアルゴリズムを使っていても優先させないのでしょうか。
それとも上記で述べたデータどおり、先にGoogleから反映されているだけなのか・・・まだ、ちょっと謎の部分がありますね。 ※19日現在は全ての順位が揃っていました。
昨日、18日にGoogleから“日本でもパンダアップデートを正式導入”とのアナウンスがあったとアチコチで話題になっていましたので、それで順位の入れ替わりがあったのかもしれませんね。
・・・しかし、タイムリーだなぁ(笑)。
2)“Web-STYLE”での検索結果
・YAHOO!(PC) 3位
・YAHOO!(スマホ) 8位
・Google(PC) 8位
・Google(スマホ) 7位
こちらは早くも1ヶ月半で1ページ目に出てこれるようになったようですね。まぁ、YAHOOについてこの検索に関しては安定しないです。
いきなり1位になったかと思えば、8位になったり・・・1ページに表示されるようになったのも最近ですし、上記の結果を比較する限りでは、特にスマホの結果が良いとも言えません。
当サイトがスマホに特化している訳でもない様ですね。
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ちなみに、他の視点から“ん?”と思うコトもあったのですが・・・それはまた別の機会というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。