“鶏が先か卵が先か”検索エンジン最適化の視点から考える。
- 2012年07月02日
- ホームページ有効活用
■まず、“鶏が先か卵が先か”という疑問ありき
7月に入りました・・・とっいっても記事を書いている今はまだ6月末ですが(笑)。
さて、突然ですが、ブログを書き始めて1ヶ月分のデータを検証して考えをまとめるコトにしました。まぁ、こんな情報もホームページを有効活用される上で何かの役に立つのではないかと思います。
しかしまた、なぜ考えをまとめてみようと思ったかですが、小見出しのように“あれっ?”っという疑問が頭に過ぎったからです。
その疑問とは、ホームページ有効活用における“鶏が先か卵が先か”という疑問、つまりホームページのアクセスアップと検索順位のアップにおいて“アクセス数の増加が先か検索順位の伸びが先か”というコトです。
この1ヶ月間のWeb-STYLE(ウェブスタイル)ホームページのアクセス状況ですが、リニューアル直後の5月データと比較をして次のような変化がありました。※リニューアル前と比較すると手立てという面において正確なデータが出ないので5月と6月の比較にて検証を行います。
何かを検証する場合は、検証を行うピンポイントだけが違うデータを使わないとダメですよね。
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・訪問者数 約3.5倍
・ページビュー総数 約3.1倍
・1人あたりの平均ページ数 約5.76ページ(約0.9倍)
・直帰率 約75% ⇒ 約15%
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これに伴いYAHOOやGoogleにおいて社名での検索順位も上がってきました。最近はまたSEOでホームページの内部要素が重要視されています。
さらに言えば、表示速度やアクセス数、更新頻度やドメイン使用年数などSEOに重要な要素は多々ありますので、更新だけがもたらした結果だけとは言い切れません。
そこで、この疑問です。
アクセス数が増えたから検索順位が伸びたのか、検索順位が伸びたからアクセス数が増えたのか?
このホームページのアクセス数がリニューアル前の4月と比較して9倍を超えましたが、それでも大手企業様やネット広告を利用しているホームページ制作会社と比較すればたいした数字ではないです。
しかし、“Web-STYLE”、“ウェブスタイル”と検索をして5月当初は500位以内の結果に出てなかったコトも事実です。
■そのSEOの効果は、キャッチボールのように現れる
このホームページをリニューアルしてSEOの検証をしようとしたときに、決めたコトは次の点です。
・ブログの更新を続ける。
・SEOはサイトの修正のみでページ追加しない。
・被リンク数は増やさない。
・ネット広告は利用しない。
・“地域名”(例:“ホームページ制作 福岡”)の対策はしない
・コミュニティツールは利用しない(FB、Twitter等)
当然、これらの手立ても少しずつ検証する際には導入していきますが、今はまだ検証途中なので、ブログとサイトの修正をもう少し続けていきます。※7月は少し被リンクの増加も検討します。
結局のところ、ここ1ヶ月で行ったコトは次の手立てのみとなりました。
1)ブログの更新
資料作りである日曜日以外はほぼ毎日更新をしました。まぁ、書く内容については、まだまだネタがありますので困りませんでしたが、とにかく文章を書く時間を作るコトが大変でした。
実際にはストックを持つような性格なのですが、ちょっと気持ちにも余裕を持たせるため4コマ“僕ならこうするね”を合間の記事にしています。※意外なコトに訪問者の方の中に、4コマ派の方がいらっしゃるようです。
2)サイトのキーワード手直し
タイトルにも書いていますが、第1の条件として“ホームページ制作 福岡”で検索順位をあげるコトを良しとしませんでした。
僕自身がクライアント様の立場になって考えた場合、やはり知り合いに相談してからホームページ制作もしくは運営サポートの会社名で検索すると思うからです。6月に入ってから行った主なキーワードの変更は次の通りです。
・Web-STYLE ⇒ Web-STYLE、ウェブ・スタイル(追加) ⇒ Web-STYLE、ウェブスタイル(変更)
“・(ナカグロ)”を取るコトが、検索エンジンにおいてどれだけ有効かは分かりませんが、サイト内の単語を統一させる意味で作業しました。
ホームページにたどり着く訪問者の7割が検索エンジンからというデータもありますが、ネット広告利用や被リンク対策をしている企業もデータに含まれていますし、検索エンジンのキーワードも8割が企業名等です。
結局のところ、このホームページにおけるキーワードは社名の“Web-STYLE”と“ウェブスタイル”だけで良いと現時点で考えています。
また、“会社名+福岡”のキーワード対策もしていません。今では同名の企業が多く設立されている以上、狙うはやはり社名での検索1位です。
まぁ、今後もどのくらいかかるか分かりませんが気長に、ひとつ(笑)。
3)パソコン版のホームページトップにRSSの設置
言わずと知れたRSSですが、27日に設置したばかりで数日しか経っていません。この手立てもまた検索順位をあげるコトに貢献できたのか7月のアクセス状況が楽しみです。
また、この作業と同時にカテゴリ別のリンクメニューも追加しました。今後は、このリンク先の一覧を記事一覧表示からタイトル一覧表示に変更するか検討中です。
これらの手立てしか行わず、SEO業者さんからみれば“その程度で良いのか”なんて言われそうですね。まぁ、結局のところこの1ヶ月間は、アクセス数が増えて検索結果の順位が少し上がり、検索順位が少し上がるとアクセス数がまた少し伸びるといったコトの繰り返しだったようです。
とりあえず、今後も地道に検証を取りながら自社ホームページを有効活用しようと思います。
■ついでに検索順位の推移についてのご報告
Web-STYLE ⇒ 5月1日に検索圏外から6月末10位前後へ
検索設定により多少変化しますが、この検索設定についてもいずれ記事にしたいと思います。
webstyle ⇒ 同上 ウェブスタイル ⇒ 6月末日現在 30位前後
この“ウェブスタイル”というテキスト自体、6月10日前後までホームページに入れてませんでしたので、予想以上に早く反映されたと思います。
では、この話の続きは1ヵ月後の7月のアクセス検証というコトで、今回はこんな感じでどうでしょう?
いやはや。。