ブログの更新が負担になるなら、長々と書かなきゃ良いのに。。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 はい、無事に1ヶ月間はブログの更新を続けるコトができましたね。

 スタート時から記事の文章が長いですし、続きそうも無いからペースを落としたらと言われていましたが、天邪鬼なのでがんばってます(笑)。

 まぁ、冗談はさておき“書くネタ”ってのは、まだまだあるんですよ。

 ただ、なるべくWEBの専門用語を使わないようにしているつもりなのですが、書いた記事を読み返してみて“説明を書き足し”、再び書いた記事を読み返して“例文を書き足し”、三度読み返してみて“助詞や句読点の位置を変更する”・・・なんやかんやで書き込み時間がかかっているって状況なのです(笑)。

 でも目処としては、いつも23時半頃に明日の記事を書き上げて、昨日書いた記事を公開しています。

 分かってます、分かってやってます。

 長い文章は、あまり読んでもらえないというコトを!(笑)

 しかし、検索した語句と開いた記事のマッチングを考えると、1記事で1つの内容が完結するように書かないといけないと思っており、どうしても文章がある程度長くなるんですよね。

 だからと言って記事を分割すると区切りが悪かったり、書きたい内容が貯まったりしてしまいそうで・・・結局、割り切って長い文章を毎日書いてます。

 でも、ざっくり更新している4コマ派の人の方が多いんだろうなぁ。

 ただ、最初ににストックが無くなりそうなのは、前にも言った過去の白黒4コマでしょうね。ちなみに、今週は県外での打ち合わせが続いているので2日先のストックを書いて(描いて)います。

 ・・・はっ!

 もしかしたら、1日分のストックはあるんだから、寝ようと思えば寝られるのではないかい?

 いやはや。。

 

■2ndリターンズ(1999年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」2nd

 

■4thクラシック(2004年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」4th

 海外のキャラシリーズは、白黒版の方が先なんですが、ネタ的に公開できないので、こちらで登場(笑)。

ビジネスブログ制作と内部BLOGの適正価格を考える。


 サービス提供する企業が多くなれば価格は適正で落ち着きます。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

■ビジネスブログ・内部Blogの制作が今なぜ有効なのか

 “YAHOO!”や“Google”は、利用者に検索語句とマッチした情報があるホームページの存在を知らせるサービスです。

 ですから、単純に考えれば“ホームページは、情報が多いほどエンドユーザー(検索者)とマッチングする可能性が高くなり良い。”という事になります。

 そして、情報が多いという事はエンドユーザー(検索者)のために画像や表で見やすくする工夫はもちろんの事、テキストの量(文章)やページ数も多いという事なのでしょう。

 以前は、公開する情報を3割程度に抑えて商品やサービスに興味を持ってもらい、“問い合わせをしていただく”といった考えが主流でした。

 しかし、この10年程で、企業ホームページがあって当たり前、むしろそこから一歩進んで“ビジネスに貢献して会社に利益をもたらす”ツールになりつつある今、情報は商品やサービスを選んでいただくために、出せるだけ出すべきなのです。

 ドメインの使用年数(ホームページを公開して何年経ったか?)や被リンクの数(リンクしてもらっている数)などの条件により、多少の違いはあるものの、テキスト量やページ数を増やす事で検索結果が上位に表示されるのであれば、どんどん情報を追加していきたいと思う方も少なくないでしょう。

 しかし、ページ追加や情報の更新を自分では作業できず、業者に頼むと費用がかかる・・・そういうジレンマを持つ経営者の方もいらっしゃるようです。※ここでは、何をこうしたら良いか分からないというケースは別に考えて述べさせて頂きます。

 ここで有効な手段が“ビジネスブログの設置”です。

 ここでいうビジネスブログとは、外部ブログ(アメーバブログ、ヤプログ、FC2等)の無料サービスによるブログではなく、ホームページと同じアドレスに設置する内部ブログ(MTタイプ、WP・ワードプレス)の事を言っています。

 外部と内部の両方のブログを同時に導入できるのであれば言う事なしなのですが、実際のところ、社長ブログや戯言といったビジネスブログ導入例の中で、半年以上更新が続いているものは3割以下しかないというデータもあり、なかなかブログの有効活用をするまでには“習慣づけ”が課題になっているようです。

 企業としては内部ブログを優先させたいところですが、無料である外部ブログを続くか練習をしてから、内部ビジネスブログを導入する事もポイントかもしれません。

 そもそも最近では、ホームページ制作企業ですら無料ブログのサービスを使って自社紹介サイトを制作しているところもありますし、設置電話と携帯電話、オリジナルドメインとocn等のプロバイダサブドメインというイメージでどちらを利用するかを決める事もひとつの決断なのです。

・日々変化するブログ制作の適正価格

 近年、ホームページ制作(制作費のみ)の平均的な価格は、30万円前後に落ち着いてきたようです。

 一般的なHTMLでのホームページ制作になりますが、ホームページ制作会社によっては、更に安価かなテンプレート制作やプログラム生成によるホームページ制作のサービスがあったり、個人の強みを売りにしたSOHO・フリーランスの方で安価なホームページ制作のサービスを提供しておられる優秀な方も多く存在しています。

 逆に、オリジナルデザインとSEOの費用が加わり100万円を超える制作費がかかったり、特殊な例を述べれば、一見安価な分割だと思えるローンやリースが計算すると総額で400万円にも上る費用になっていたという驚きのものまで、確かに平均価格を超えるサービスも存在しているのも事実です。

 これに対して後発であるビジネスブログの制作費は、まだ平均的な価格が定着していないようです。5年程前は設置費用が“20~30万円”だったのですが、ここ2~3年は“10~15万円”と半額になり、最近では“10万円”を切った企業をよく見かけます。

 まだまだ企業によって価格と品質に開きが有りますが、今後もIT業界に参入してくる企業が増加するのであれば、もっと安価なサービスとして定着してくる事でしょう。

 弊社では、ビジネスブログ制作を“6~8万円”で、保守契約があるお客様にご提供させていただいております。また、ホームページ制作時やリニューアルの際であれば、ブログ設置の費用を無料にてサービスさせて頂いております。

 このホームページの内容には、出来る限り専門的な用語を利用しない様しておりますので、専門家が見た場合は若干ニュアンスが異なる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

検索エンジン非最適化のススメ



柔軟な提案をするためのポイントのお話。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 ホームページへ誘導するツールとマーケティングを行うために活用するツールは違うものです。

 まぁ、いきなり何でこんな話題から始まるのかとお思いでしょうが、実は、あまり深い意味はないです。ホームページ運営サポートの仕事をしていると多面的な考え方をする場面が多いので、今回は、このコトについて少しだけ文章にまとめるコトにしてみました。

 例えば「いいね」というボタンがホームページ(または記事)に付いているコトがありますが、「わるいね」というボタンはありません。

 一見、なんでもないコトのようですが、実はここがポイント・・・というか気になるんですよね。

 「いいね」ボタンを押してみるとツールを利用していない人は登録の促し、利用している人にとってはそのホームページまたは記事への誘導を担う役割が与えられます。

 うん、よくできたツールです。あえてここではコミュニティーツールともビジネスツールとも位置づけをしませんが・・・。

 公開情報を自分自身で設定できているとはいえ個人情報を発信するツールです。「いいね」を押した人の一覧が表示される機能もあるため、ツールを採用している企業の8割が面接を行う際に「いいね」を押した人がいるかチェックしているというニュースは記憶に新しいと思います。

 この様な仕組みから考えると、このツールで得た情報についてもホームページ上に“プライバシーポリシー”として記載が必要なのではないかと思います。

 当然、弊社のクライアント様で、ホームページに「いいね」ボタンを設置し公開する場合には、プライバシーポリシーに追加記載するように提案しています。

 そもそも問い合わせフォームの設置の際には、プライバシーポリシーは必要なのに、「いいね」ボタンでは必要ないというコトは無いはずですから。

 今は、企業がどれだけ“リスクマネージメント”していくかが求められる時代です。

 国外のサービスを利用する場合に気をつける点は、日本でまだ法規制がされていないかもしれない・・・というリスクがあるという点です。

 特定商取引法に基づく表記しかり、プライバシーポリシー(個人情報取扱いについての表記)、サイトポリシーなど一般的になるまでかなりの時間を要しました。特に、個人では入ってこない情報も多く、先回りして予測する力が必要だと思います。

 まぁ、今回はリスクマネージメントの話ではないので、話を進めます。

 例えば「いいね」が1,000回クリックされている記事があるとします。素直に話題になっている記事なんだな思えば良いのでしょうが、仕事柄(性格?)次のように考えてしまいます。

10万人が見に来て、1,000回しか「いいね」をクリックされてないのか、1,200人が見に来て、1,000回も「いいね」がクリックされたのか。

「わるいね」が仮にあったとして、1,000回の「いいね」に対して、100回程度しか「わるいね」が押されない記事なのか、10万回も「わるいね」を押されるような記事なのか。

 ここがビジネス(コミュニティー)ツールかマーケティングツールなのかの違いなんだと思います。

 ヤフーの記事コメントでも「そう思う」と「そう思わない」というボタンがあるからこそ情報としての価値があると言われています。※この反対のツールと言えば“ヤフー知恵袋”といったとこでしょうか。

 別の記事でも書きましたが、SEOをウリにしているホームページ制作会社様には、検索エンジン非最適化をオススメします。今まで情報を集め、社内でのノウハウを集めてこられているでしょうが、別の角度から見えてくるものも非常に多いものです。

 ちょっと前回の記事のテーマ“良いホームページとは?”とも繋がる点になりますが、ホームページには1人あたりの平均ページビューというものがあります。

 当然です、全ての訪問者が全てのページを見るなんてコトはほとんどありません。ここに企業間だけでホームページ制作をしている時の落とし穴があります。

 ホームページの有効活用セミナーなどで、各ホームページのチェックをするコトがありますが、実際にサイトを利用する人は部分的に拾い読みしかしないのです。

 つまり、大切な事は何度も述べて繰り返し掲載するコトがホームページには必要なのです。

 とにかく今回は、多面から物事を考える例を述べてみましたが、常に一般常識にとらわれず、柔軟にホームページの有効活用についての提案がしていけるようにいたいものです。

 長所と短所は表裏一体で、僕のこの性格ですが仕事には役立っているようです(笑)。まぁ、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

良いホームページとは何か・・・の考え方を考える。



 良いも悪いも目標数があってこその検証なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 良いホームページの条件という話をすると「ホームページ制作企業」、「クライアント企業」、「エンドユーザー(訪問者)」それぞれに言い分があり、まとまりの無い結論になってしまいがちです。

 そこでそのホームページ運営に係わる3つの立場から“良いホームページ”の検証の仕方を考えてみたいと思います。

 ここで、皆さんが疑問に思われるかもしれませんが、YAHOO!やGoogeを代表する検索エンジン(サーチエンジン)の立場から“良いホームページ”を考えるコトをここでは除外しています。

 それはなぜか。  一般的にホームページ制作会社がアピールをするSEOはホームページ制作の面からすれば重要な要素なのですが、これは「ホームページ制作企業」という要素にすでに含まれています。

 それに僕の経験上SEOだけで成功した企業はありません。いろいろな要素やクロスメディア、広告を用いた戦略を行っています。

 同様に、検索エンジンサイトは一般ユーザーに対してのサービスなので、多くの人に使ってもらわなければ広告収入も見込めなくなり、最悪の場合は存続も危ぶまれます。

 このことからも検索エンジンは、一般ユーザーのリクエストに限りなく応えていくというスタンス(「ユーザーのリクエスト」=「サーチエンジンの目指すサービス」)であると考えられ、良いホームページを検証する際には外してもよい条件というコトになります。

 ※ホームページ制作企業によっては、エンドユーザーを外して「SEO(YAHOO!、Google)」を入れて考えるところもあると思いますし、それはそれで良いと思います。

 それでも僕があえてエンドーユーザーの方を意識して、良いホームページを考えるうえでSEOの要素を入れない別の理由を更にあげるならば、“YAHOO!やGoogleでの検索結果の順番を決めるプログラムの進化の速さ”でしょうか。

 SEOといっても常にその方法は変化していきます。1年前は有効な方法でも今はスパム(違反行為)というコトも少なくありません。

 安定した条件から考えるならば、やはりエンドユーザーの方が設定をしやすいというものです。やはり検証する条件から今回は外しても問題はないはずだと僕は考えます。

 ここでは詳細を控えさせて頂きますが、このブログをお読みの企業様で、最近アクセス数が減ってきたと思われる方、SEOの変化の例として「ペンギンアップデート」と検索をしてみて下さい。

 いかに検索エンジンの仕組みが早いスパンで変化していくかの一面をご覧いただけると思います。では、いよいよ良いホームページを考えるための3つの要素です。すでにこの時点で文章が長くなっていますね(笑)。

▼イメージは拡大して下さい。

 良いホームページを考えるためのイメージ。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

 今の時代、ホームページの持ち主は各企業様と考えて問題はないと思います。※著作の面からはいろいろとありますので、ここでは割愛させて頂きます。

 出来るか出来ないのかを考えず、要望をホームページ制作会社に伝えるコトが大切です。

 幾らスキルを持っている制作会社と契約しても制作会社と企業様が同じ方向を向いていないままに出来上がったホームページが良いはずがないのです。  社長様より次のようなご相談を頂くコトがあります。

 うちの商品、サービスは一度体験してもらえると良いと分かってもらえるのに・・・。

 他にも「うちの商品はここが違う。」というコトもありましたが、そのコトについてホームページには掲載されていませんでした。今やホームページは“あれば良い”という時代ではありません。

 結果を出すためには、制作会社のスキルが「アクセス数」を伸ばし、企業の発信する情報が「コーンバージョンレート(購入率・購買率)」を高めて選ばれる商品・サービスの提供を行い、ターゲットとなるエンドユーザーと「マッチング」を行う。

 いろいろなメディアからその商品・サービスが目に付く機会を増やし、ホームページの有効性を高めて導線を引くコトが大切なんだと思います。

 それからもうひとつ、“良いホームページ”を考えるうえで“目的”と“目標”を決めておかなければ、満足いく結果がどうかの検証が出来ません。

 よく結果を出すホームページ制作をうたい文句にしている企業もありますが、その結果とは「アクセス数」のアップによる購入者の増加がほとんどです。

 これは、100人見に来て3人が買うホームページを1,000人見て30人買うホームページにする手立てのコトです。

 しかし、100人見に来て3人が買うホームページを100人のまま30人買うホームページするという手立てだってあるはずです。

 ホントは、100人見に来て3人が買うホームページを1,000人が見て300人が買うようになった方が良いはずなのですが・・・(笑)。※あくまで数字は例で、当然もっと多い方が良いですね。

 まぁ、ここでは“良いホームページ”を検証するためのひとつの考え方の例というコトで、ご理解下さい。ひとつの記事に書く文章量にしても適量がありますので、今回はこんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

缶コーヒーが飲めない状況なのです・・・が、実は紅茶派とか(笑)。


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 最初は腫れているかな・・・って感じだったんですが、だんだんと血が滲んできてました。

 んで、血は時間が経つと黒ずんでくるもので、今では爪が剥げそうに少し浮いた状態になっています・・・もうお風呂なんて危険ですね。

 仕事で打ち合わせをさせていただいてると皆さん気になるようなので、この場を借りてご説明させて頂きました。結構、爪を切るときに下に向けてひび割れないか心配で慎重にやってます。

 ・・・というコトで、街中で右手の親指と人差し指の爪が黒ずんでいる人がいたら僕です(笑)。まぁ、あくまでも可能性が高いというコトで、ひとつご理解下さい。

 植物ではなく、根っこを見ると力が抜けるんですよ・・・原因は分かりませんが、それで苦手意識で草むしりをサボっていたら、どうしようもない状態になりまして。

 まぁ、町内の草むしりなんかも重なって最終的には右手に力が入らなくなってしまい、ヤバイと思った時には遅かったです。んで、雑草ですがあちこち元気に前以上に伸びているのでした、まる。町内の草むしりが、またそろそろありますが、今やったら爪は剥げるな(笑)。

 ちなみに、場所・・・状況(?)ちょっとだけ脚色しています、エッセイですから(汗)。

 いやはや。。

 

■2ndリターンズ(1999年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」2nd

 

■4thクラシック(2004年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」4th

 時間が無い時に限ってよく・・・ちなみに“L”には行ってます(笑)。

ブランド化するためのポイントを考える(その2)



まずは広く知られる事がブランド化には大切なのです。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

■商品やサービスの強い独自性で選ばれるという事

 別の記事の中でもお話していますが、ホームページにたどり着いた多くの訪問者は、YAHOO!やGoogleでの検索において、“会社名”や“商品・サービス名”等で検索しており、9割以上がそうである場合も少なくありません。

 逆に言えば、会社名でさえ検索されていないのであれば、まだ地域に根ざせていないか、よほど同名の会社が全国に存在しているかのどちらかではないでしょうか?

 しかし、この“同名の会社が多く存在する”という点は、思った以上に厄介なのです。

 そういう“Web-STYLE(ウェブスタイル)”も同名の会社があり、どの企業様も頑張っておられるようです。弊社設立当時には、“webstyle”、“web-style”の単語を含むドメインが結構多く残っている状況だったのがウソのようです。

 個人的な考えですが、プライベートでもない限り“好きな言葉”や“格好良い単語・造語”よりも“シンプル”で“イメージ(想像)”しやすいものが良いと思っていますので、この社名に決めたという歴史があります。

 一般的なデータだけに捕われず、物事は“CASE by CASE”で考えるというコトが僕のポリシーですので、弊社のホームページを作る際には“SEO、SEM”をあえて意識せず、一般公開はトップのみに限定して中身のページにはアクセス制限をかけていました。

 特に、クローラーといわれるYAHOO!やGoogleの検索データに反映させるためのロボット巡回はさせず、“ホームページは全国に向けて発信するツール”という一般常識に反して“検索しても出てこない自社ホームページの運営”を行っていたものです。

 それも会社の成長に伴い、自社ホームページの有効活用も次のレベルに進めようというコトになり、今回のリニューアルとなりました。

 まぁ、僕は“天邪鬼”で、何事も鵜呑みにせず自分で検証してみないと気がすまない面倒な性格なので、それもリニューアルの原因のひとつなのですが(笑)。

■検索して見つからないホームページを運営するコトが、逆に財産になる。

 しかしながら、実にこれ(ホームページが検索されない状態を維持するコト)が難しかったりします。

 今の時代、よく制作会社で作りかけのホームページをテストアップしている“/test”フォルダがありますが、どこからもリンクしていないはずなのに、いつの間にかYAHOO!やGoogleでの検索結果に並んでいたりするからです。

■検索エンジンサイトで上位に表示されるホームページ制作と検索できないホームページ制作は表裏一体

 それではここで、弊社、Web-STYLE(ウェブスタイル)の特徴“選ばれる強み(独自性)”を考えてみます。

・紹介のみでの新規ご契約をさせていただく。

・スポットの作業はお受けしない。※業務提携企業様からの依頼を除きます。

・直接、お伺いしてのお打ち合わせを行う※電話だけのお打ち合わせはしません。

 他のホームページ制作会社様の自社ホームページは素晴しいと思います。弊社も持ちえるSEO技術を全てつぎ込んで自社ホームページを作る事を当時考えましたが、独自性を考えると“地域名+ホームページ制作”での検索で、YAHOO!やGoogleで上位に表示されるコトを良しとしませんでした。

■「かわらないね」と言われる喜び。

 弊社のサービスをご契約していただいているクライアント様に、この場をお借りしてお礼を述べさせて頂きます。ありがとうございます。

 弊社の運営方針が間違っていなかったと思える根拠があります。それは最低限の導線しかなく、弊社を知らない方はホームページに辿り着けない仕様になっているのに“Web-STYLE(ウェブスタイル)が倒産していない”という点です。

 今回のリニューアルを行う前は“福岡 ホームページ制作”で検索してWeb-STYLE(ウェブスタイル)が見つかりませんでした。※上位500件までの検索結果は常に確認しています。

 あえて検索できないようにしていたとはいえ、あまりに思惑通りで自分なりに満足な結果です。

 ちなみに、言うまでもなくクライアント様のホームページは数百~数千件/月のアクセス数、数千~数万件/月のページビューがあるように運営をしています。

 弊社は設立より間もなく満6年を向かえ7年目に突入します。福岡を中心に関西エリア(大阪~鹿児島)と幅広くお仕事をさせていただいておりますが、全てご紹介のみでご契約させていただいており、ホームページ運営で結果を出すコトこそが“営業”だと心がけています。

 そういった意味からも初心を忘れず、毎月1回はクライアント様のもとへお伺いして、今後のホームページ運営についてお話・ご提案させていただいています。

■あらためてWeb-STYLE(ウェブスタイル)という自社ホームページの役割を明確にする

 どの企業様もそうでしょうが、ブランド化したいというお気持ちと同じように、ホームページを有効活用させたいとお考えがあると存じます。

 しかし、この有効活用とはいったいなんでしょうか。

 いまだかつて、ホームページ制作のサービスをしていて一度も“検索されないホームページを作りたい”という依頼をお受けしたコトはありません。

 SEO(検索エンジン最適化)を極めるというコトは、“検索エンジン非最適化”も同時に極めなければなりません。そういった意味からもお客様のホームページでSEOの有効だった手法を検証しながら、自社ホームページでその反対を確認するという手法がうってつけだったのです。

 そしてこれが弊社の自社ホームページ有効活用でした。

 ちなみに、このノウハウにより同名企業のあるクライアント様が、社名検索で1番に表示されるように出来ています。

■“マナクマス”と検索してみよう。

 ほんとは、別に“マナクマス”でなくても何でも良いです。

 もしかして検索を選ばなければ“一致するウェブページはありませんでした。”と表示されるはずです。※2012年6月現在  これからブランド化していくというコトであれば、先に述べた“シンプル”で“イメージ”しやすいに加え、“独自性(現在、認知されていない新しい言葉)”というのもありです。

 会社名や商品・サービス名を考える上で、幾つかの単語を足して覚えやすいネーミングを付ける手法と認知されていない全く新しいネーミングを付ける手法があります。

 この様な考えの柔軟さが、ホームページの有効活用を行い、強いては“企業への貢献”に繋がるポイントなのです。今後は、次の点を自社ホームページで検証していこうと考えています。

・一般的なSEOが本当に有効な手立てを確認

・どの程度の期間で検索エンジンに反映されるか

・キーワードはどのくらいまで増やせるか

 などです。

 これは、ドメインの年数がある程度経っているホームページだから検証できる強みでもあります。そして、その結果のデータは、検証してクライアント様のホームページ運営において有効活用していこうと思います。

 今回は、もう少し違うポイントをメインにお話をしようと考えていたのですが、とりあえず、続きはまたの機会というコトにして、こんな感じでどうでしょう?

 いやはや。。

ホームページ制作における適正価格(その1補足)


 結局、適正価格は企業様の満足度による。Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

 ホームページの有効活用といえば、“早くはじめて長く使う”という考えがあります。

 これはホームページの運用において、YAHOO!をはじめとするカテゴリ登録サービスが一度登録審査を受けて各サイトからリンクをされると追加料金が発生しないという事とドメインの使用年数が長い方がSEOでの評価が高いという事が、「SEO全盛期」に言われていたためです。

 今では、個人情報保護法や景品表示法、薬事法など多くの法律を意識して情報発信をしなければいけなかったり、更新しないままほおって置くと検索されなくなったり、SEOはより複雑になっていますし、メリット・デメリットの両面を十分考慮しなければ、有効活用は難しいものです。

 まぁ、SEOだけでホームページの有効活用が難しくなっていった背景には“ネット広告業界の発展”とネットを利用されている方々へ“提供されているサービスの種類が増え、選択の幅が広がり検索手法もレベルが高くなっている事”があるのではないでしょうか?

 企業としてイメージを損なわないために、十分に内容を考慮して、情報を発信していかなければなりません。

 しかしながら情報の不足という面だけで考えれば、紙媒体の広告と違い制作後に修正・削除・追加が出来る事は、ホームページの活用の中で大きなメリットといえます。

 高いレベルの仕事をするという事

 ここで少し仕事のレベルを考えて見ましょう。この内容につきましては、皆さんにもそれぞれのお考えがあるでしょうし、賛否両論あるという事を理解しております。あくまでも例としてご覧下さい。

(1)正確で十分な内容があり期日に間に合う。

(2)正確だがその内容に多少の不足がある。期日には間に合う。

(3)間違いや不具合が発生しているが、部分公開をする事で期日には間に合う。

(4)正確で十分な情報があるが、期日には間に合わない。

(5)正確で内容に多少の不足があり、期日にも間に合わない。

(6)間違いが多く、期日に間に合わない。

 いかがでしょうか?

 ここで述べる“期日”の設定は、プロジェクトなどにより広告やテレビCM、店舗のOPEN等の遅らせる事が出来ないもので、“この日までに公開しましょう。”という目標の事ではありませんので、お間違えの無いようご理解下さい。

 言うまでもなく“(6)”は論外ですね。“(2)と(3)”については、上記のホームページメリットを考えれば、徐々に肉付けしていく事が可能ですので、ギリギリ合格ラインといったところでしょうか。

 僕としては、どんなに良いものであっても“期日に間に合わない仕事”は駄目だという考えですので、(4)~(6)は仕事として認められません。※良いものを制作するため期日のない場合もあります。

 あらためて確認しますが、ここでは初めてのホームページ制作における適正価格についてご説明しております。

 ほとんどの場合は前回ご説明したとおり、”HTMLベース”でホームページを制作し、部分的に必要な機能の追加を行うという費用でお考えになる事でしょう。

 しかし、実際にはホームページのトータル費用を考える場合は、制作費用だけではなく、次の費用も考えなければなりません。

・ドメイン及びサーバーの取得と利用費用

・カテゴリ登録費用

・ネット広告利用費用

 しかしながら、もっとも適正費用がはっきりとしないのは“プラスα”の費用なのです。Web業界では、コーディネーター、WEBデザイナー、プログラマ・・・ネーミングは、会社でコロコロと新しく考えてつける場合もありますが、そのスキルレベルが統一されている企業の方が少ないと考えて良いと思います。※制作会社での人の定着率という面から考えても良いかもしれません。

 弊社のように数名でチームを組んで、ひとつのホームページを制作する品質管理を意識した企業があれば、制作者のスキルによって短時間で質の良いホームページが作れるという企業もあります。

 つまり、契約したホームページ制作会社または社内の誰に作ってもらうかも価格要素である場合が考えられるのです。※単にスケジュールの空きや業種の向き不向きで制作者の決める場合もありますので、お打ち合わせの際にお聞きする事をお勧めします。

・スマートフォンのサイトは必要ないです。

 ある相談の際に、ホームページの営業を受けた時に「まだ、スマートフォンのサイトは必要ないですよ。」と言われたのだけれどホントにそうだろうか、と尋ねられました。これからの時代は、スマートフォンの需要が多くなるので、今から備えていた方が良いのではないかと悩まれている様子です。

 当然、予算が十分にあるのであれば、スマートフォンサイトも制作しておいた方が良いでしょう。しかし、費用の中でどこまでやるか判断をするのであれば、一般常識に流されず”case by case“で考えるよう心がけています。

 弊社のホームページ制作は、全てオーダーメイドです。

 利益の追求を考えれば、テンプレートデザインでサービスを提供した方が、時間も費用もスキルも安定させてホームページを提供できます。

 しかし、弊社はそうしません。

 画像や色合い、テキストを変更するだけのテンプレートデザインやテンプレートコンテンツ5ページ(トップ、商品紹介、アクセス、会社概要、お問い合わせ)制作は良しとしません。

 企業様それぞれの商品・サービスやターゲットが違うように、目的に応じてホームページの仕様や構成を考えるべきなのです。

 例え話をします。あるセミナーで講師をした時、一人暮らしの10代~20代の男女20名のうち、スマートフォンを持っている人数が14人に対して、パソコンを持っている人はわずかに3名でした。

 別のセミナーでは、60代以上のスマートフォン利用者は15名中で”0人”だった事があります。※全員がパソコンは所有されていました。

 予算が限られているのであれば、スマートフォンサイト制作の是非についての答えは、前者が”yes”で後者が”no”です。  他にも、弊社のように紹介のみでお仕事を請ける企業もあれば、次のような営業を行う企業もあります。

 どちらにしても何を選択するかは、クライアント様なのです。

SEOはいかがですか?

今のホームページはリニューアルしないといけませんね。

今のWEBの会社に不満はありませんか?

クーポンサービス、リンクサービスは必要ないですか

 まぁ、「不満がありませんか」って営業はずるいと思いますが、最近は多いようです(笑)。

 業者選びのポイントは抽象的ではない具体的な提案を出せるかどうかです。数値だけに流されずに、しっかりとお考えの上、ホームページ制作会社とご契約下さい。

 もうすでに満足いくホームページを制作するための“業者選びの目安”をご理解頂いたのではないかと思いますので・・・。

 ホームページの運営が企業の売上を伸ばす手段のひとつである以上、目的とターゲットそして費用対効果(予算)によって必要かどうかを判断するように心がけて下さい。

 もう企業名を変えただけの提案書で、ホームページの制作・リニューアルを営業する時代は終わっているのですから。 さて、次のオプションは必要ですか?

  • 携帯サイト制作
  • スマートフォンサイト制作
  • 内部ブログの設置
  • Facebook、Twitterの連動
  • 新着情報自動更新プログラム
  • 買い物カゴの設置
  • 商品管理、顧客管理システム 

 このホームページの内容には、出来る限り専門的な用語を利用しない様しておりますので、専門家が見た場合は若干ニュアンスが異なる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

夢の中で夢だというコトを自覚する


WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」5TH

 どうなんでしょうか。子どもの頃から当たり前のように「夢の中」かどうかを意識できています。

 まぁ、どちらかと言えば、何かの拍子に「あぁ、これは夢なんだなぁ・・・。」って程度で、大それた力(笑)ではないんですけどね。

 そうそう、聞くところによると“夢”にはカラー派と白黒派があるみたいなんですが、僕の夢はカラーの場合がほとんどですね・・・といっても適正な色がついていないコトも多いんですが。

 当然、専門的に実験したというコトではないですし、意識した夢の場合ってコトで、ひとつ。そもそも「僕ならこうするね・・・」カテゴリの時の内容は息抜きの回というコトでご理解いただけると助かります。  

それからちょっと聞かれましたが、過去のものも含めて4コマ漫画は全て「実話」です・・・エッセイですから。んで、ちょっとは状況を変更したり、多少の脚色はしています・・・エッセイですので(笑)。

 今回、ブログの更新が負担にならないよう、ストックが出来ないものかとあらためて過去の4コマ(エッセイ物)だけを読み返したのですが、400話を超える量があるにもかかわらず、読み返すたびに「これはやっぱり使えないな。」と思えるものばかり。

 特に自由に描いていた“2nd”の方が早く出せなくなりそうな雰囲気です。過去の4コマ紹介ではやくも「247話」ってくらいですから(笑)。

 まぁ、少し手直しを入れるか、過去の紹介をやめるかなんでしょうが・・・あくまでも仕事関連ばかりで続かなくならないよう息抜きする間のカテゴリですし、あんまり無理しないよう続けるコトにします。

 ちなみに、明日はブログ更新をお休みして、仕様書や指示書の資料をつくる日曜です。でもブログ自体は、次の日分を書いてから公開するようにしているんですけどね。

 そういう訳で、次は前回の補足なんですが書いていて難しいです。先に謝っておきます、すいません。

 いやはや。。

 

■2ndリターンズ(1999年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」2nd

 

■4thクラシック(2004年~)

WEB4コマ漫画「僕ならこうするね・・・」4th

 季節はずれの食事ネタですね(笑)。

ホームページ制作における適正価格(その1)


ホームページに適正価格はあるのか?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 

自社で新しくホームページを制作する、またはリニューアルをしたいといったご相談をお受けする際に、次のようなご意見をお聞きすることがあります。

 だいたい幾らくらい費用がかかりますか?  イメージできないので、試しに作ってみて欲しい。

これが実に難しい。制作サイドの業者にとっては、どこも悩んでいるクライアント様のご要望ではないでしょうか?

 むしろ、「他社の見積もりより安く出来ますか?」と聞かれた方が楽だと思われる制作会社も少なくない事でしょう。では、クライアント側と制作側の両面から、この問題について考えていく事にします。

 ホームページに適正価格はあるのか?

 どんな商品を購入、サービスを受けるにしてもその価格は気になるものです。それはホームページの制作についても同様だと思います。

 しかしながら、一部では安価と思えて長期のローン契約を行うホームページ制作会社がニュースになる事もあり、おおよその目安でも良いから費用が知りたいという要望に対して、制作側は応えていく義務があると考えます。

 何か制作している間に、どんど制作費用が上乗せされていく。

 こういった問題は、クライアント企業様と制作側とが最初からボタンのかけ違いをしている事が原因で起こる問題です。

 実は、制作側の企業からすれば、「ホームページを作る」と一言でいってもその仕様や構成はいろいろあり、その作りによって人件費を初めとする制作費が異なるのです。

 こういった問題を回避するために、完全に資料と要望を出してもらえるまで、「見積もりは出せない。」、「分からない。」と頑なに費用を提示しない企業もあります。

 これはこれで、気持ちが分からなくはないのですが、弊社ではこの様な事をせず、お見積書はしっかりと出させて頂きます。

 やはりサービス業である以上、お客様のご要望にはお応えしなければならないのです。では、次の図を(拡大して)見て下さい。  

ホームページの仕様を考えて見ましょう。Web-STYLE(ウェブスタイル)

(Click!)

 この他にも「スマートフォンサイト」を制作するとか「コミュニティーSNS」を設置するとか、買い物カゴをオリジナルプログラムで制作する 等などその構成を明確にする事より、ホームページ制作費用の目安をよりはっきりとさせる事が可能になります。

 以下、簡単な説明です。※詳細については、別の機会に述べさせて頂きます。

・オリジナルプログラムによるホームページ制作

 phpなどのプログラム言語を使ったホームページの作り。CMS(自動生成プログラム)の導入の際に用いられることが多い。制作費は高額で、メンテナンス費用もかかる。

・BLOGプログラム等やオープンソースによるホームページ制作

 MT(ムーバブルタイプ)、WP(ワードプレス)等のプログラムを利用したホームページの作り。ブログそのままのデザインから一見して普通のホームページと見分けがつかない上位制作のものがある。

 制作費は一般的なHTMLとオリジナルプログラムの間、メンテナンス費用は目的により異なる。SEOに強い一面がある。

・HTMLによる制作

 一般的なホームページの作り。HTMLのみの素人作りのものから、”jQuery、JavaScript、スタイルシート”を利用して複雑な動作をするものまで幅広い制作が可能。

 クライアント様が質問されている制作費の金額はこのHTMLによる制作費である事が多い。メンテナンスの保守費用は他の制作のものに比べて低額。

 試しに作って欲しいというご要望

 ホームページを制作する企業側の営業さんと話をしていると「こんな無茶は言わないで欲しい。」という意見を聞きます。まぁ、この点も分からなくはないですが、イメージが思い浮かばないというクライアント企業様のご要望も分かるのです。

 確かに、試しだろうと本番だろうとホームページの制作を始めれば、そこに“人件費”が発生します。だからこその「無茶」を言わないで・・・なのでしょうが、これはちょっと間違っていると思うのです。

 WEB業界という世界は、比較的新規の業種ということもあり、平均年齢が若い会社も多いため、効率や利益のみを追求しがちです。

 ここで、誤解の無いように言えば、利益を追求し、社会貢献する事は正しいと思っています。僕が言う「間違い」とは、どんな仕事であっても商品やサービスを知ってもらう企業努力はしており、IT企業もそれを怠ってはいけないという事なのです。

 ラーメン屋さんでの半額サービス、健康食品などでのサンプル及びスターターセット等がそうです。

 しかし、それだけではありません、車の試乗サービス、モデル住宅の見学会。安価なもの高価なものにかかわらず、商品やサービスを知っていただく企業努力はどこもしています。

 だからといってご契約前にできる制作には営業単価の面から考えても限界があるので、レイアウトデザインや参考サイトなどによりイメージをして頂く努力をする事も良い方法かもしれません。

 運営サポートの中での作業もイメージしてもらう必要があるという例があります。

 現行のホームページの中のページを追加制作するという作業なのですが、このページを失くすから追加費用無しでお願いという依頼です。お客様のイメージでは、全体のページ数が変わらないので、テキストの修正や画像の変更などのサポートのように予算の中でできるだろうという事なのです。

 企業は、その商品やサービスの内容を伝えていく責任があると思います。

 お客様にとって、全体のページ数がかわらないから作業してもらえるんじゃないか・・・というお考えは、あって然りです。

 やはり、説明責任はホームページのサポート側にあります。ここでは、雑誌のように差し替えるページを制作して追加するという作業とページを削除してメニューの変更を行う作業は、別でそれぞれ行うというご説明をさせて頂きます。

 このようにクライアント様のご要望にお応えしながら、IT企業であっても地域に根ざし、ずっと続いていく職業へと成長していかなければならないのです。

 ご興味がある方、お見積もりが適正であるかお知りになりたい方、また、会社にはどんなホームページがあうか仕様や構成の提案が欲しいという方、一度お問い合わせくださる事をお勧めいたします。

ブラウザのバージョンを考えるコトも有効活用になるのです。後編



 ホームページの見え方が違う原因は、OSとブラウザ?Web-STYLE(ウェブスタイル)

 さてさて、お話は前回の続きになります。

 ホームページ及びプログラム制作に携わるに全ての会社において、最も困るであろうお客様のご要望はこれではないでしょうか。

 「IE6」で動くようにして欲しい。

 一見するとたいした問題のように思えないかもしれませんが、これが実に日本企業のネット社会に深く影響をあたえています。

 その重要さについては、おいおいご説明していくコトにしますが、この要望がでてくるというコトは、未だにその企業様において社内のシステムの都合上「IE6」ブラウザを利用されているというコトでしょう。

 ちなみに、現在のインターネットエクスプローラーのバージョンは「9」ですね。(以下、“IE9”)※2012年6月現在  ※「IE6問題」については、YAHOO!やGoogleで検索するといろいろ出てきますので、そちらもご覧下さい。

 Microsoftでもこの「IE6問題」には頭を悩ませており、IE6を無くしていくコトを推奨・実践しています。半ば強制になりますが、WindowsUpdateをする際に、古いバージョンのIEならIE9に自動バージョンアップをしてしまうようなサービスを世界に向け、随時進めていくようです。

 では、具体的な問題についてです。
 
 実は、IE6のブラウザだとホームページに使われている最新のプログラムに対応できず、デザインが崩れてしまい見にくい状態になるコトがあります。
 
 これとは反対に、企業様ではご使用のプログラム(商品管理システムなど)の中に、OSやブラウザのバージョンを上げてしまうと正常に動かなくなってしまうプログラムがあるのです。現在利用している古いブラウザ(IE6)、古いOS(Windows95、98、2000等)のままであれば、問題なく動作しているのにです。
 
 ここに企業としてのジレンマがあります。
 
 このシステムを最新のIEで動作するようにカスタマイズするには、数百万~数千万円規模の費用が発生するコトもあり、システムそのものに問題が無いのであれば、改善だけにその費用をかけるかどうか、企業様にとっては大問題です。確かに、これでは簡単にOSやブラウザのバージョンアップをする訳にはいきません。
 
 まぁ、解決策のひとつとしては、社内システム用のパソコンはオフラインで利用するコトにして、インターネットする社外用のパソコンとを分けるコトが一番だと思いますが、それもまた社内データの共有という面から考えれば“解決した”と言い切れる方法ではありません。
 
 マイクロソフトが、2011年11月に調べたところ、日本でもまだ“6.5% ”の方がIE6を使用しているコトが分かりました。ただし、このデータは個人、企業のどちらとまでは公表されてはいません。
 
 原因として考えられる点ですが、個人の場合、パソコンを買ったままの設定でずっと使用している。企業の場合は、上記で述べた通り、制作した社内のシステムプログラムを使い続けるため、おいそれとパソコンを変えられないというところでしょう。
 
 しかしながら、IE6のブラウザ仕様の割合は間違いなく“企業様”の方が多いはずです。
 
 
  IE6の何が問題なんだろう?
 
 簡単に言えば、どうしてもIE6で動作するホームページやプログラムの制作をするのであれば、動きを良くするためにプログラムをすっきりさせるよりも互換性を優先して考えなければならず、その結果、生産性が悪くなり時間と費用がかかるというコトです。※わざわざダウングレードして制作するというコトになりますし、さらに言えばそれでも完全互換は不可能と思って下さい。
 
 また、ブラウザやOSのサポートは随時終了していくものですから、古いOSやブラウザをそのまま使っているとウイルス感染についてのリスクもかなり高くなってきます。将来的に、市販されているパソコンが64bitばかりになれば、ウイルスソフトをはじめ、ビジネスに必須になっているとも言える「Excel」や「Word」等、対応したソフトも無くなっていき、どうしようもなくなって多額の費用をかけてシステムの入れ替えをするコトになってしまい、最悪の場合、仕事がストップするでしょう。
 
 今でもホームページを正しく表示できないコトがある「IE6」ですが、将来的にはもっと問題は大きくなっていきます。“HTML5”によりホームページ制作をした場合、ウェブ標準規格をIE9以降で推奨採用というコトになっており、どんどん正しく表示されないホームページは増えていきます。
 
 弊社でもWindowsは動作確認のため、パソコンのOSも「xp」、「Vista」、「7」とありますが、2012年の4月にサポートを終えた「Vista」でさえ、プログラム(jQuery)によっては、ホームページを正しく表示できていません。
 
 これは・・・
 
 ホームページが壊れているのではなく、お使いのパソコンが表示できていない
 
 という状況で、前回も述べましたがホームページは全て同じように見られている訳ではないのです。
 
 
 ちなみに念のためですが、WindowsUpdateにより「IE」のバージョンアップを“6”から“9”に変更しても次の設定内容は、引き継がれるそうです。ただ単に、ブラウザの設定が買ったままだったという方は、早急のアップデートをお勧めします。
 
 ・ホームページ設定
 
 ・検索プロバイダの設定
 
 ・デフォルトのウェブブラウザ設定
 
 さて、そろそろ今日の結論です。
 
 結局のところ企業において経営判断をされるのは社長様です。システムの導入についてもその費用対効果という面からも時期を考えられるのは大変良いコトだと思います。ここでの結論というのは、前回述べたとおり、ホームページの有効活用という点から考えた結論です。
 
 では、最後に次のデータをご覧下さい。
 
 昨日のデータの参考にしたホームページのアクセスデータの中から、IE利用者だけを取り出してバージョン情報の分布を調べたデータです。※ちなみに、基にするデータにより多少の誤差はあると思いますので、ご了承下さい。
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 ・IE8 37~40%
 ・IE9 37~40%
 ・IE7 15~18%
 ・IE6 4~7%
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 ※今回調べたデータでは、わずかに「IE8」の利用者の方が多かったですね。(1%未満の差でしたが。)
 
 この数値を見てどう思われましたか?
 
 わずか5%前後のIE6ブラウザにおけるホームページの表示にこだわり、残り95%の方に不具合を与えたりユーザビリティを抑えたりしなければならないという判断をすべきかどうかお考え下さい。
 
 おそらく企業において、ホームページはエンドユーザーに向けての企業アピールや繋がりを持つ場です。ビジネスには“BtoB”、“BtoC”・・・と、「企業に向けた発信」、「個人に向けた発信」があります。
 
 せめて企業ホームページのターゲットが個人様であるのならば、社内でどう見えるかで頑なになるよりも一般の方が見ているブラウザの分布データに基づいてIE9を優先したホームページ制作を行った方が良いというコトをご提案します。
 
 このIE6問題については、他にもいろいろと述べられておりますが、それはまた別の機会にでもというコトで、ひとつ。まぁ、今回はこんな感じでどうでしょう?
 
 いやはや。。